第9話への応援コメント
第9話、とても心に残る回でした。
前話から続いていたすれ違いが、今回は「相手をどう見るか」という部分で大きく動いたように感じました。
特に印象的だったのは、百合花さんが自分自身を否定してしまう場面です。
「茉美さんみたいにお淑やかじゃない」
「美人じゃない」
「性格がキツい」
と、自分の特徴を全部マイナスとして捉えてしまっているところが切なかったです。
でも、主人公の返した言葉が本当に良かったです。
「それが百合花の魅力じゃないか」
という部分は、単なる慰めではなく、今まで主人公が見てきた彼女の姿を肯定しているから説得力がありました。
恋愛作品では「相手を変える」展開もありますが、この作品では「その人がその人であることを認める」という形になっているのが素敵だと思いました。
また、主人公自身の変化も大きいですね。
今まで付き合ってきた相手は「可愛らしい」「自分より小さい」という、自分の中にある理想像に近い人たちだった。
でも百合花さんと向き合うことで、
「好きになった子がタイプの子」
という感覚に気付く。
ここは恋愛経験を重ねた大人の気付きではなく、主人公自身が初めて本当の意味で誰かを好きになった瞬間のように感じました。
個人的には、百合花さんの「先輩は優しすぎるんです」という言葉が、この二人の関係を象徴している気がします。
主人公は優しいから放っておけないと思っていたけれど、実はその優しさの中にもう「好き」という気持ちが含まれていたんですよね。
そして最後の展開……。
シリアスで感情が高まったところから、最後にまさかの場所へ着地する流れには思わず笑ってしまいました(笑)。
ここまで二人の気持ちを丁寧に積み重ねてきたからこそ、最後の場面のインパクトが強烈でした。
甘いだけではなく、照れや戸惑い、少しのコミカルさが混ざっているところが、この作品らしい魅力だと思います。
百合花さんがずっと抱えていた「私は先輩の対象になれない」という不安が、これからどう変わっていくのか。そして二人の関係がどう進んでいくのか、続きを楽しみにしています。
キャラクターの会話と心の距離の変化を楽しめる恋愛作品が好きな読者には、とても刺さる作品だと思いました。応援しています!
作者からの返信
この展開、ラブコメ♡と捉えて、
ニヤニヤ♡ムフフと笑っていただいたら本望です。
でも、2人にとっては、大真面目な決断で、
どうせいつかは初めての日が訪れるのなら、
相手はこの人しかいない、と決心がついたのではなかろうか。
綺麗事だけではなく、性に対する好奇心や欲望もあるのでしょう。
大人ぶっていますが、2人とも初体験になるのですから。
第8話への応援コメント
第8話、読んでいて胸が締め付けられるような回でした。
前話の告白シーンから、今回は「好き」という気持ちだけでは簡単に進まない恋愛の難しさが描かれていて、とても印象に残りました。
特に百合花さんが泣いてしまった理由が、「振られたから」ではなく、「茉美先輩に申し訳ないから」というところが彼女らしいなと思いました。
自分の気持ちだけを優先するのではなく、相手の立場や周囲の人の気持ちまで考えてしまう。その優しさがあるからこそ、余計に切なく感じます。
そして主人公が、
「茉美とは別れたよ」
と淡々と話す場面も良かったです。
恋愛作品だと過去の恋人との別れを大きなドラマとして描くことも多いですが、この作品では「自然消滅」という現実にありそうな形で描かれていて、逆に主人公の過去の恋愛観が伝わってきました。
「恋人ごっこだったのかもしれない」と気付き始めた前話から、今回の出来事につながっているのも上手いですね。
ただ、読者としては主人公に「そこ!! もっと早く説明して!!」と言いたくなりました(笑)。
百合花さんが一生懸命悩んで、佐藤くんにも相談して、ようやく決断したところで、主人公側の情報不足によって全部タイミングがずれてしまう。
恋愛って本当に少しのすれ違いで結果が変わってしまうんだな、と感じる展開でした。
そして最後の、
「先輩、私を東京に連れてってください。」
には完全に驚きました。
ここまで「相手に迷惑をかけたくない」「言わないで終わらせよう」と我慢していた百合花さんだからこそ、この一言に込められた覚悟や感情の大きさが伝わってきます。
ただの勢いではなく、今まで積み重ねてきた気持ちが限界まで溢れた瞬間に見えました。
主人公はここでどう答えるのか。そして百合花さんの本当の想いをどう受け止めるのか、とても気になります。
日常会話の中に恋愛のすれ違いや人間らしい感情を丁寧に入れている作品で、キャラクター同士の距離感を楽しみたい読者には特に刺さると思います。続きを楽しみにしています!
作者からの返信
ハイ、ここからこの物語は佳境に向けて大きく動きます。
ちょっと前例がない、素敵なお話と自負しています。
お楽しみください♡
第7話への応援コメント
第7話、読んでいて感情が大きく揺さぶられる回でした。
前半の車内での会話から、少しずつ「これは告白の流れなのでは?」という空気が高まっていく演出がとても上手かったです。
特に百合花さんの、
「好きな人ができたから、反論はしません」
という一言が印象に残りました。
最初は「出会い目的のバイト」という考え方に否定的だった彼女が、実際に誰かを好きになったことで価値観が変化しているところが、恋愛感情の自然な描写になっていると思いました。
また、「出逢いに順序がある」というテーマも良いですね。
恋愛ではタイミングや環境の違いで、好きになった相手との距離が変わってしまうことがありますが、その切なさを百合花さんの言葉で表現しているのが心に残りました。
そして、主人公が完全に「自分への告白だ」と思い込んでいるところが最高でした(笑)。
読者側も「これは来るぞ」と思いながら読み進めているのに、主人公の期待と百合花さんの本当の気持ちのズレが少しずつ見えてきて、ドキドキと笑いが同時にありました。
個人的に好きだったのは、主人公が過去の恋愛を振り返る場面です。
これまでの付き合いを「恋人ごっこだったのかもしれない」と気付くところは、単なる告白イベントではなく、主人公自身の成長回になっていると感じました。
今まで何となく付き合っていた自分と、目の前で真剣な気持ちを伝えてくれる百合花さん。その対比によって、主人公が初めて「誰かを大切にする恋愛」を考え始めたのが伝わりました。
……からの最後の展開には笑いました(笑)。
「とりあえず、チューしておこう」
で完全に主人公の思考が暴走して、直後の
「やめてください!!!」
からのグーパンチ。
ここまで積み上げた甘い雰囲気を一瞬で崩すテンポが絶妙でした。
ただのギャグオチではなく、百合花さんが本当に大切にしていた気持ちと、主人公の先走った解釈のズレが原因なのが面白いです。
告白回なのに、二人の関係がここからさらに深まる予感を残して終わる構成がとても良かったです。
百合花さんが本当に伝えたかったこと、そして主人公がどう向き合うのか、続きが気になります。
会話中心でキャラクターの心情を丁寧に描く恋愛作品が好きな方には、かなり刺さる作品だと思いました。続きを楽しみにしています!
作者からの返信
この作品の狙いとして、「ラブコメ要素のある純愛物語」なところがあります。
よく「ラブコメ」は男性向け、男性が喜ぶ展開、男性目線の話と言われます。
また「恋愛モノ」は女性向け、女性にウケる、女性目線の話と言われます。
その区分け、以前から納得していませんでした。
男だって純愛に涙したい。
女だって恋愛を笑って茶化したい。
以前の自主企画で『ラブロマコ』を提案しました。
https://kakuyomu.jp/users/moogot/news/2912051602531185963
そこを追求したいのです。
第6話への応援コメント
今回のお話、とても好きでした。
前話までのドライブ中の甘酸っぱい空気感から一転して、今回は「出会い」というテーマが前面に出ていて、主人公の人柄がさらに深く見えた回だと感じました。
特に印象的だったのは、「いい出会いって、大切なんだなぁって思いました」という百合花さんの言葉です。
普通なら恋愛作品では二人の関係だけに焦点が当たりがちですが、この作品はバイト先の仲間や店長、先輩たちとの繋がりまで含めて主人公の人生を描いているところが魅力ですね。
「この後の僕の人生に大きく影響してくると思う」という言葉も、ただの思い出話ではなく、今まで出会ってきた人たちへの感謝が伝わってきました。
そして、そこから自然に「彼女が欲しかったんだろうな」という高校一年生らしい本音につながる流れが面白かったです(笑)。
普段は真面目で落ち着いている先輩が、実はそんな理由でバイトを始めたというギャップが良いですね。完璧な人物ではなく、昔は普通の高校生だったという部分があるからこそ、今の優しさにも説得力が出ている気がします。
しかし「彼女たちにも感謝だな」という一言からの「4人目の彼女」という展開は、百合花さんと同じタイミングで驚きました(笑)。
ただ、この場面も単なるモテ話ではなく、「人との出会いが多い場所だった」というバイト先の魅力につながっているのが面白いです。
最後の赤信号で目が合う場面からの、
「、、、百合花もそうなんでしょ?」
という問いかけは、ここまで積み重ねてきた二人の距離感があるからこそドキッとしました。
百合花さんはこの言葉をどう受け取るのか。そして主人公にとって彼女は今までの「出会い」の一つなのか、それとも特別な存在になっていくのか……続きを楽しみにしています。
日常の会話の中で少しずつ恋愛感情が動いていく作品が好きな方には、とても刺さる作品だと思いました。応援しています!
作者からの返信
板野かも様からいただいたコメントもそうですが、
こんなにも素敵に作品解説をいただいたりすると、
あれ、俺っていい作品書いたんだなぁ、て浮かれてしまいます。
本当にありがとうございます。
今後のモチベーションアップに大きく影響します。
この作品の根本には、青春群像劇にもなり得る、私の実体験があります。
ただ、構成力が未熟なため、範囲を限定してストーリーを進めていますが、多少滲み出てしまう部分もありますか。
いつかは、フルキャストでこの物語を仕上げたいですね。
第5話への応援コメント
この回は「運転」がそのまま人柄の描写になっていて、とても印象的でした。
トラックへ道を譲る場面は、単なる運転テクニックではなく、「相手を急がせない」「状況を落ち着かせる」という賀間先輩の性格そのものが表れていましたね。だから百合花さんが「優しい人が運転上手なんですね」と感じたことに、とても納得しました。
特に好きだったのは、彼女が驚いた瞬間にすぐ「大丈夫?」と気遣い、その後にハザードの意味まで丁寧に説明する流れです。知識をひけらかすのではなく、不安を取り除くために教えてあげるところが本当に優しい。こういう何気ないやり取りの積み重ねが恋愛小説では一番心に残ります。
また、「今日、先輩とご一緒できてよかったです」という台詞も素敵でした。大きな告白ではないのに、短い一言の中へ安心感や尊敬、嬉しさが全部詰まっていて、二人の距離が少し縮まったことが自然に伝わってきます。
運転シーンは文章だけだと単調になりがちですが、この作品は会話を中心に進むので映像が浮かびやすく、読んでいてまるで助手席に座っているような感覚になりました。こういう日常の出来事を通して恋愛を深めていく展開は、とても好みです。
最後の「先輩って、優しすぎるんです。」は、褒め言葉でありながら今後の関係を大きく動かす伏線にも感じました。この"優しさ"が二人にどんな未来を運んでくるのか、続きを楽しみにしています。応援しています!
作者からの返信
大型トラック乗りの方達の間には、その界隈でのルールやマナーがあるようで。
若かりし頃、免許取り立て、普通免許しか持っていないのに、そんなディープな世界に憧れて、先輩方から教えられると嬉しかった。
「ご一緒できてよかったです」は、私の好きな映画のセリフ。最後の最後でのこのセリフは泣けました。
https://kakuyomu.jp/works/16818792437006441335
勢いで、思いつきで書き進めることが多いので、
巧みな伏線を貼るのが苦手ですが。
さてさて。
第4話への応援コメント
深夜のドライブというシチュエーションだけで特別感があるのに、「敬語をやめよう」というやり取りから始まるぎこちなさが本当に良かったです。
百合花さんが「そうする!」と言った直後にやっぱり敬語へ戻ってしまう場面は、真面目な性格が一瞬で伝わってきて思わず笑ってしまいました(笑)。こういう小さな会話だけでキャラクターが立つ作品は読んでいて気持ちがいいですね。
また、道案内のシーンも好きでした。ただ移動するだけではなく、「土地勘がない」「実家は中山市」「桜祭り」「味噌田楽」と自然に会話へ織り込まれていて、二人の距離が少しずつ縮まっていく様子がとても丁寧でした。
特に「大好きです!」の一言は、本人は田楽の話をしているつもりなのに、読者には別の意味にも聞こえてしまう絶妙な破壊力がありますね。この勘違いしそうになる甘酸っぱさが青春恋愛らしくてニヤニヤしました。
「カーナビもグーグルマップも無い時代」という一文も時代背景をさらっと伝えていて印象的でした。当時ならではの空気感が、二人きりのドライブをより特別なものに感じさせてくれます。
続きでは、この「大好き」が本人の意図を超えて二人の関係にどんな影響を与えるのか楽しみにしています。会話劇がとても読みやすく、恋愛の距離感を丁寧に描く作品が好きな人には刺さる作品だと思いました。応援しています!
作者からの返信
この後もたくさんのコメントをいただいているようで、
通知がピィポォン!っていうたびに、ニヤニヤが止まりません。
ありがとうございます。
深夜のドライブデート。
しかも運転は年下の女の子の方がする。
男の子はナビゲーターとして頼り甲斐のあるところを見せる。
実は意外と運転に不安がない女の子。
安心して会話を楽しむ男の子。
エモいシチュエーションと思いませんか。
そして「大好きです」は、本人も田楽の話と思わせつつ、
兎にも角にも賀間先輩の前で言いたかっただけ! の気がします。
話の流れで、言える状況となり、何度も重ねて言い直して、
あわよくばこの思いを気付いて欲しい! そんな気持ちがこもっていたのではなかろうか。
第3話への応援コメント
第3話、読ませていただきました。
今回のお話で特に印象に残ったのは、百合花さんの「良かれと思ってした行動」が、単純に正解・不正解では語れないところでした。
お客様への対応も、仕事として見れば効率や状況判断が必要。でも、その奥には「困っている人を放っておけない」という優しさがある。
その優しさゆえに悩んでいた彼女に対して、賀間先輩がただ注意するだけではなく、最後には彼女自身の良さを伝える場面がとても温かかったです。
人の短所に見える部分が、見方を変えるとその人だけの魅力になる。
二人の関係が少しずつ変化していく理由が、派手な出来事ではなく、こういう何気ない日常の積み重ねで描かれているところが素敵だと思いました。
そして最後の「送らせてください」という一言……。
別れの寂しさと、ここから何かが始まる予感が同時に感じられて、続きが気になります。
これからの二人の関係を楽しみにしています。
作者からの返信
二人の関係性を描いた前置きが終わり、
いよいよ2人の話が進んでいきます。
第2話への応援コメント
第2話、読ませていただきました。
賀間先輩と百合花さんの距離感が少しずつ変化していく描写が、とても印象に残りました。
特に「彼女は人前を憚らず泣いた」という一文から、その出来事が二人にとってどれほど大きな意味を持ったのかが伝わってきて、ただの恋愛感情だけではなく、人と人が信頼を築いていく過程を読んでいるようでした。
また、バイト先の描写も素敵でした。
昔ながらの接客現場や、仲間同士で支え合いながら店を回していた空気感が丁寧に描かれていて、「その場所で過ごした時間そのものが青春だったんだな」と感じました。
素敵な続きを楽しみにしています。
作者からの返信
恋愛に繋がっていく思いに、
信頼や尊敬があると思います。
ただ、そこをクリアしなくとも、
本能で惹かれ合う恋とか、
共感や同情、母性から生じる恋とか。
お互いを高め合う恋もあれば、一緒に落ちて行く恋も。
様々な恋愛模様を描いていきたいですね。
この作品では、どーなることやら。
そしてバイト仲間と過ごした時間。
青春の一コマが伝わったなら、何よりです。
第5話への応援コメント
繁盛しているカフェでの忙しなくも充実した情景と、当時の空気感が目に浮かぶような丁寧な描写に惹き込まれました。手打ちのレジや現金の計算など、昭和ならではの描写も味わい深くて素敵です。
また、不器用ながらも素直で可愛い百合花ちゃんと、面倒見が良く「優しすぎる」主人公の距離感がとても心地よいですね。深夜のドライブでの、ジャズバラードが流れる車内の静かなドキドキ感が伝わってきて、甘酸っぱい気持ちになりました。
二人の関係がどうなっていくのか、続きを楽しみに拝読させていただきます(*´˘`*)
作者からの返信
実は、アルバイトでの業務の描写は、ほぼほぼ実体験。
学生の頃の、この経験を書き記したい思いが、本作を手掛けた理由の一つです。
様々な面で勉強になったし、仲間と共に楽しい時間を過ごし、これぞ青春って感じでした。
さて、二人の関係は、どーなるでしょう。
私は明るい未来が想像できるお話が好きです。
直球のハッピーエンドを期待している方も多いと思いますが、はてさて。
コメントありがとうございました。
編集済
第33話への応援コメント
23話と同じ文章だ、と気づきました。
あの23話は令和編の導入でしたので場面転換をされたのですが、次の24話でもまた場面が変わり、おや、と思いながら読み進めていました。
そこでこの33話に戻ってくる、という仕掛けなのですね。
テンポよく書かれていて、自然に指が次の話を開いていきます。
昭和編、平成編、令和編。それぞれが彼の人生と恋愛を追うものですが、それぞれが独立した話ではないと思っています。今後、過去の話が関連してくるような気がしてなりません。
不器用な男性がまじめであるのに、それが不思議と雰囲気を重くさせてなくて、逆にその不器用さがコミカルにも見えてしまいます。
豊な表現とは、こういうことを指すのでしょうか。
……しかし、彼の半生を追う壮大なスケールの物語ですね。
作者からの返信
そのうち、ワンパターンとか言われそうですが、
最近意識している物語の見せ方です。
冒頭で、大ピンチや大事件をまず示します。
それは、WEB小説ならではの、
掴みが肝心! 早期離脱の回避! を狙ってのことです。
その後から、ピンチや事件に至るお話を、過去に遡って描いていく。
こんなことがあったから、こうなってしまったんだよ、と。
この仕掛け、うまくいっていますでしょうか。
昭和編では、童貞喪失への期待感、
彼女を泣かせてしまったのはなぜなのか、
そんな今思えばちょっと男性向けの掴みでしたでしょうか。
平成編では、あの賀間さんが帰ってきた!
そして大切な青春の1ページである店の喪失。
女性の視点で語らせて、女性読者を意識しました。
令和編では、いきなり失恋のシーンから。
しかも強い失望感が伴う失恋。
年齢的にも、ラストチャンスかもしれない状況。
『テンポよく』書かれていると思われたなら、大成功です。
そもそも私は読書が苦手。
自分が読んで、離脱したいと思わずに済む文章を目指しています。
もしかすると、読書好き、文学を愛しているような方からすると、
邪道で、様式美が感じられず、ルールを無視した、
眉を顰めるような文章かもしれません。
カクヨムで発表していますが、
世間一般、エンタメ全般からしたら、狭い世界な気がします。
普段、読書をしないような人にも届けたい。
自分は、その代表格、そこを狙って描いています。
その意味で、つみきさんの作品もいいと思います。
大好きです。
さて、彼の半生、どこまで描くか、今思案中です。
どこで決着をつけるか。
パンデミック編が始まります。
第32話への応援コメント
せっかく未来へ進み始めたように見えたのに、夕子さんの中にはまだ簡単には整理できない感情が残っているのですね。
賀間さんが「今日は特別の日にしても良いのだろうか」と静かに期待している分、最後の「今日はもう帰ります。」がとても切なく響きました。
それでも、彼女が「ご一緒できて本当に嬉しかったです」ときちんと言葉にしているのが印象的です。二人の関係は壊れているのではなく、まだ揺れている最中なのだな、と感じました。
作者からの返信
今日こそ気持ちを伝えたかった賀間さん。
対して女性は、いっときの感情で動くのではなく、
冷静に各条件を見極めているのかもしれません。
会う回数を重ねながら、迷っているのかもしれません。
ドラマの流れを感じていただいて、書き手冥利に尽きます。
第31話への応援コメント
ゾムさんとのやり取り、テンポが軽快でとても楽しいですね。
賀間さんにとっては「運命」に感じられた出来事を、ゾムさんがあっさり「ただの偶然!」と切り返すのが絶妙で、長年の距離感が伝わってきます。
そして、ここで夕子さんが過去のカフェの“実在の一人”として繋がるのが面白いですね。これまで積み重ねてきた人間関係の輪が、令和になってまだ広がっていく感じが、とても心地よいです。
作者からの返信
賀間さんの心の中におけるゾムさんの存在。
お気付きでしょうか。
そして、ただの偶然を言い切ったゾムさんの心情。
そのふたりの長年の距離感が想像いただけたようで、
狙い通りと書き手はほくそ笑んでします。
そして、その距離感には変化球が与えられるのです。
第30話への応援コメント
ここへ来て、「運命」という言葉がとても自然に響く回でした。
夕子さんとの距離が一気に縮まりそうな空気なのに、結局ふたりは昔話と笑い声で夜を過ごしてしまう――その感じがすごく好きです。賀間さんらしいし、夕子さんとの相性の良さも伝わってきます。
そして、まさか同じカフェの出身だったとは……! 昭和から平成へ続いてきた人の縁が、令和でこう繋がるの、本当に美しいですね。アップルパイの味まで含めて、過去の時間が優しく蘇るようでした。
作者からの返信
アップルパイの味で、思い出が蘇る。
人の繋がりが判明する。
自画自賛する尊いエピソードです。
そして、人は些細なところで運命を感じたりします。
時には神の存在まで。
それは、とても危うい事実だとしても。
【何だか次回予告みたいになってきました、この応援コメントに対する返し。】
第29話への応援コメント
賀間さんと夕子さん、ようやく「誰かと生きたい」という願いを、同じ温度で語り合えるところまで来たのだな、と感じました。
夕子さんの過去――亡くした娘の話はとても切なく、それを聞いて涙を流してしまう賀間さんの反応が、この人の優しさそのものですね。
そして最後の場面。背中越しのぬくもりと、未来を含んだような囁きが、とても静かで、それでいて強い親密さを感じさせました。賀間さんの「ゴムは要らないってこと!?」という内心も、この人らしくて少し可笑しいです(笑)。
作者からの返信
ようやく動き始めました。
やはりお互い傷つきたくないし、
相手に不用意な心配はさせたくないし、
手探りでここまで進んできました。
ところが、ネ。
第28話への応援コメント
一緒にものを作る時間を通して、二人の距離が自然に縮まっていく感じがとても心地よかったです。
特に、会話がなくても黙々と作業できる関係性が素敵ですね。言葉以上に通じ合う感覚が伝わってきます。
そして最後、夕子さんが「もう、いいんです」と微笑む場面が印象的でした。未練や苦しさよりも、“自分の手で何かを生み出している今”に救われている感じがあって、とても美しい余韻があります。
作者からの返信
その通りですね。
モノを作り出す行為、
小説を描く行為も含まれるかもしれませんが、
心のケアに大きな効果があると思っています。
私がこの作品を描かずにいられないのも、
そういったことがあるからなのですかね。
美しい余韻を感じていただけて光栄です。
第27話への応援コメント
SNSのやり取りだけで、こんなにも人間関係の温度が伝わってくるのが面白いですね。
特にゾムさんとの会話、軽口ばかりなのに、賀間さんの弱さや不安をちゃんと受け止めている感じがあって、とても心地よいです。
「ありがとう。元気出た。」の一言が静かに沁みました。毎晩続く何気ないやり取りが、賀間さんの孤独を少しずつ支えていたのだろうな、と感じます。
作者からの返信
カクヨムの機能上やむを得ないのですが、
スタンプに相当するイラストや、挿絵もですが、
本文中に挿入したくてもできないんですよね。
元々、多くのSNSでは、本文中に画像が挿入できるわけで、
WEB小説サイトとしては、そろそろ採用してもいい頃合いでは無いでしょうか。
可能になれば、もっと多彩な表現ができるのに。
文頭は一文字下げるとか、「」内の文末には句読点をつけないとか、正統派の方からは怒られそうですが。
第26話への応援コメント
夕子さんの「もう待てない。でも、別れたくない。」という言葉が、とても生々しくて胸に刺さりました。
理屈では割り切れない感情を抱えたまま涙を流す彼女と、何とか力になりたいのに踏み込めない賀間さん。その距離感がとても切ないですね。
最後の「僕が彼女を受け入れて、彼女が僕を受け入れることでもなければ。」という独白も印象的でした。賀間さんが、ただの聞き役ではいられなくなっているのが伝わってきます。
作者からの返信
賀間さんの悪い癖でもあり良いところでもある、そんな思いが顔を見せます。
相手の気持ちを最大限優先させる。
自分の思いを抑えて。
そのいずれもが同時に良い方向に進める方法が見つかれば良いのですが。
無理だよ、って少し自信を失いかけています。
第25話への応援コメント
美術館デートの空気感、とても良いですね。大人同士なのにどこか初々しくて、賀間さんの「ピクピク」発言からの慌てぶりには思わず笑ってしまいました。
夕子さんも、その失言を茶化しながら優しく受け止めていて、二人の距離が自然に近づいているのが伝わってきます。
だからこそ、最後の「パトロン」という言葉が妙に重く響くんですよね。せっかく柔らかく流れていた空気に、現実の影が差し込む感じが印象的でした。
作者からの返信
この画家さん、ジョージア・オキーフは実在の人物で、ここで取り上げた通りの、美しい花を描く、私が好きなアーティストです。
ちょっとググって見ておくんなまし。
ここでのパトロンは、作家を応援するパトロンでもあり、お小遣いをくれるセフレの意味もあります。
さてさて。
第12話への応援コメント
野郎には残念な展開だなぁ。と思った私は脳内に野郎が住んでいると言われた女。
ま、何でもうまく行くわけはないもので。残念ですねぇ。
でも、ホテルまで誘う彼女はそれだけ勇気は出したんだよね。多分、後輩君は彼女を試したんだね。ちょっとずるいな。
ご訪問ありがとうございました。続きもまた読みに伺います。
作者からの返信
こんなお話を描いて喜んでいる私は、脳内に乙女が住んでいるかもしれない?男。
後輩君もこれで敗北が確定するかもしれない覚悟があったはずで、辛かったと思いますよ。
この時の百合花の心情を第16話で吐露させました。
とてもお気に入りのシーンなので、そちらの感想も聞かせていただけると嬉しいです。
コメントありがとうございました。
第21話への応援コメント
ここへ来て、賀間がまさんの「誠実さ」の輪郭がはっきり見えた気がします。
望の衝動を受け止めながらも、「半生を想像した」と口にする場面には、軽い恋愛では終わらせない覚悟が感じられて、とても印象的でした。
そして満開の枝垂桜の下で交わされる未来の約束が、どこか不器用で可笑しく、それでいて切なくて……。最後の「何年も会うことは無かった」が静かな余韻として効いていますね。
作者からの返信
現実問題として、知り合いの娘、
しかも親友と言い換えてもいいような人の娘ですから、
軽い気持ちで手を出せるはずがありません。
本能ではすでに惚れてしまっているかもしれません。
でも、理性が働いて、進めるなら責任を持って、
進めるにしても、望(佐藤の娘)に再考の時間を与える。
いっときの衝動で判断して欲しくない、
相手の幸せを最大限優先させた、賀間の優しさなんですね。
そして、その場を収める?ための軽い口約束は、
忘れ去られて月日は経過していく!?
さてさて。
第19話への応援コメント
望の刺々しい感情と、それを受け止める賀間の大人らしい距離感がとても印象的でした。
無理に言葉で慰めるのではなく、「ドライブに連れ出す」という行動で寄り添うところに、この人らしい優しさがありますね。
そしてカセットテープの場面が本当に素敵です。百合花へ渡った音楽が、今度は娘の望へ繋がっていく――時間を越えて感情が受け継がれていく感じに、じんわり胸が温かくなりました。
作者からの返信
閉した心には、どんなに言葉を重ねても届かないこともある。
でも、ひとつの行為が固く閉した扉を開けることもある。
自分で描いていて気付いていない心情の機微を、
いただいたコメントから知ることになりました。
有難いです。
第17話への応援コメント
望の危うさと、それを真正面から受け止める賀間の姿勢がとても印象的でした。
頭ごなしに否定せず、でも「悲しいな」とだけ漏らすところに、この人の優しさと人生経験の重みが滲んでいますね。
そして最後、泣き出した望の背中にそっと腕を添える場面がとても良かったです。百合花に向けていた優しさが、時を越えて次の世代にも向けられているようで、静かに胸を打たれました。
作者からの返信
肯定的な感想をありがたく頂戴いたします。
ただ、私はこの第17話の展開は、ちょっと突拍子がなく無理があるのかなと思っていたりします。
娘の望の生き様を示したかったのですが、
もう少しスマートな、無難なエピソードが見つかれば、
とも思っています。
改訂の可能性有りです。
第11話への応援コメント
そうか、そうなるのか。佐藤君、漢ですね。そして主人公も漢ですね。
作者からの返信
みんな皆んな、いい人ばかり。
ホッコリする幸せな物語が描きたい。
でも、だからこそ、お話が盛り上がらないのかなぁ。
悪党を出さないといけませんね。