一夜限りのウィークエンド・シトロンへの応援コメント
今回のお話は、ここまで積み重ねてきた「嘘」というテーマが一気に感情として噴き出した回で、読み終えたあともしばらく余韻が残りました。
宝玉さんの「嘘をつかなくていいんだよ」という言葉は、律にとって間違いなく救いだったはずなのに、その優しさだけでは救われないという展開がとても印象的でした。誠実だからこそ「嘘はよくない」と断言してしまう宝玉さんと、嘘に救われながら生きてきた律。この二人はどちらも間違っていないからこそ、価値観がすれ違う場面に胸が締めつけられました。
雨の中を飛び出してしまう流れも自然で、読んでいて「そうするしかなかったんだろうな」と納得できます。感情だけで走ってしまう姿に、律が限界まで自分を押し殺してきたことがよく伝わってきました。
そして柳正さんの登場が本当に絶妙でした。雨の中で傘を差し出すだけでも十分優しいのに、事情を深く問い詰めず、まず受け止めようとする姿勢が彼らしいです。派手な言葉ではなく、行動で安心感を与える人物として描かれていて、とても好感が持てました。
部屋でのやり取りも終始穏やかで、ウィークエンド・シトロンを一緒に食べる時間が、恋愛というより「心を休ませる時間」として描かれているのが素敵でした。甘さと酸味を持つケーキが、律の複雑な心情そのものを象徴しているようにも感じます。
一番心に残ったのは、「嘘をつくことって――いけないことなのでしょうか?」という問いへの柳正さんの答えです。「嘘は嫌いだけどさ、いけないことじゃないと思う」という一言には、誰かを裁くのではなく、その人ごと受け止めようとする温かさがありました。宝玉さんの誠実さとはまた違う、人の弱さを知っているからこその優しさが感じられて、とても好きな場面です。
終盤の「今夜だけは、佐藤に全部騙されてやる!」という台詞も、この作品らしい名場面でした。普通なら告白の言葉が一番印象に残るところですが、その前にこの一言があるからこそ、律はようやく本音を口にできたのだと思います。「騙される」と言いながら、実際には律の本当の気持ちを受け止めようとしている。その矛盾が、この作品のテーマである「嘘と本音」を綺麗に表現していて、とても見事でした。
恋愛の進展だけではなく、「嘘とは何か」「優しさとは何か」というテーマが最後まで一本筋として通っていて、読み応えのあるエピソードでした。甘いスイーツを味わった後のような幸福感と、少しだけ切ない余韻が心に残る、とても印象深い回でした。
作者からの返信
嘘じゃないと言えないという重みが、きっと彼女の本質なんだろうなと、納得しています。
誠実無比なガトー・フロマージュへの応援コメント
読ませていただきました。
今回の話は、律さんが抱えてきた「嘘」というものの根本に触れる、とても重要な回だったと感じました。
冒頭の過去の描写が特に胸に残りました。
これまで律さんがなぜそこまで嘘を恐れ、そして嘘をつくことに苦しんでいるのか。その理由が、単なる性格や考え方ではなく、幼い頃に受けた言葉によって深く刻まれていることが伝わってきました。
「正直であることは美しい」という価値観が、現実の中で壊れてしまう瞬間。その衝撃が丁寧に描かれていて、律さんにとって嘘が単なる行動ではなく、自分自身の存在に関わるものになってしまったことが理解できます。
そして、ライアとの契約の場面も印象的でした。
普通なら悪魔との契約は破滅への入り口として描かれることが多いですが、この作品では「生きたい」という願いから始まっているところが面白いです。
律さんは嘘を望んだわけではない。ただ、生きるために必要だった。
その複雑な矛盾が、ライアという存在によって形になっているように感じました。
また、現在のオネットでの描写も、過去との対比がとても良かったです。
以前はただ耐えるだけだった職場で、少しずつ周囲との関係が変わっている。屋島さんとの距離感も、柳正さんとの関係も、完全に解決したわけではないけれど、確実に何かが動いているのが伝わりました。
特に柳正さんとの場面が印象的でした。
「いつも一人でがんばってるよな」
この言葉は、律さんが一番欲しかった言葉なのかもしれません。
律さんは誰かに助けてほしいと思いながらも、助けを求めることを「弱さ」だと思ってしまう。でも柳正さんは、彼女が隠している部分を無理に暴こうとせず、ただ見守るように寄り添っている。
その距離感がとても優しく感じられました。
そして最後の宝玉さんとの場面。
ガトー・フロマージュという温かく優しいスイーツの描写から、一転して律さんの心に踏み込む展開が印象的でした。
「ここでは嘘をつかなくていいんだよ」
この言葉は、律さんにとって救いであると同時に、とても怖い言葉でもあるように感じます。
嘘で自分を守ってきた人にとって、本当の気持ちを見せることは、安心だけではなく恐怖も伴うものだからです。
最後に雨音だけが響く場面も、律さんが長い間閉じ込めてきた感情が、ようやく溢れ出す瞬間のようで、とても印象的でした。
美しいお菓子の世界を舞台にしながら、人が誰かに認めてもらうこと、自分を許すことの難しさを丁寧に描いているところが魅力的な回でした。
作者からの返信
嘘を付かなくていいことが、本当に良い事なのか。考えさせられることだと思います。
嘘に溶けゆくメルヴェイユへの応援コメント
読ませていただきました。
今回の話は、タイトルにもある「嘘」というテーマが、これまで以上に深く主人公の心に迫ってくる回だったと感じました。
冒頭の幼少期の回想が、とても強く印象に残りました。
「嘘をついてはいけない」という子供の頃に信じていた純粋な価値観が、大人の複雑な事情によって崩れていく。その瞬間が、律さんにとって単なる悲しい出来事ではなく、「自分の生き方そのものを変えてしまった出来事」になっていることが伝わってきました。
特に、お母さんの言葉が律さんの心に残した影響が大きいですね。
何が真実なのか分からない。それでも、その言葉だけは消えずに残ってしまう。そこから「悪魔」と出会ったという流れが、ライアの存在に説得力を持たせていると思いました。
また、今回の新作発表会の場面も非常に面白かったです。
華やかなスイーツが並ぶ、美しくて幸せな空間のはずなのに、その裏側では人間同士の感情や駆け引きが渦巻いている。その対比が、この作品らしい魅力だと感じました。
スイーツの美しさと、人間の心の複雑さが同時に描かれているところが印象的です。
そして、宝玉さんの「悪魔は嘘をつかない」という言葉には、思わず考えさせられました。
普通なら悪魔は嘘や誘惑の象徴として描かれることが多いのに、この作品では「契約」という観点から別の見方を提示している。その言葉が律さんとライアの関係にどう繋がっていくのか、とても気になる展開でした。
特に最後のメルヴェイユの描写が素晴らしかったです。
泡のように溶けていく甘さと、律さんが抱えている感情が重なっていて、ただのスイーツ描写ではなく、彼女自身の心情表現になっていました。
本当は言いたくなかった嘘。
誰かを遠ざけるためについた嘘。
でも、その嘘によって一番傷ついているのは自分自身なのかもしれない。
最後のライアの「嘘が下手」という言葉が、責めているようでいて、どこか律さんの本心を見抜いているように感じられました。
律さんがこれまで嘘で守ってきたものと、これから本当に守りたいものがどう変化していくのか。柳正さんや周囲の人々との関係が、この先どのように動いていくのか、とても興味深い回でした。
美しいスイーツの世界を舞台に、人の心の弱さや優しさを丁寧に描いているところが魅力的な作品だと思います。
作者からの返信
悪魔は嘘つかない。
そうらしいんですよ。
ほろ酔い仕掛けのフォンダンショコラへの応援コメント
読ませていただきました。
今回の話は、律さんと柳正さんの距離が少しずつ変化していく過程が、とても丁寧に描かれていて印象的でした。
これまでの律さんは、常に周囲の空気を読み、自分を抑えながら生きてきた人物でしたが、今回の話では少しずつ「誰かに頼る」ということを覚えていくように感じました。
特に印象に残ったのは、柳正さんからのお願いを受ける場面です。
律さんにとっては、ただ試食を手伝うだけの出来事ではなく、「誰かの味方をすることによって、自分が孤立するかもしれない」という恐怖との戦いなんですよね。
屋島さんとの関係や、職場での立ち位置を考えれば、断るという選択肢も決して間違いではない。でも、それでも柳正さんの真剣な表情を見て「はい。大丈夫です」と言えたところに、律さん自身の変化を感じました。
そして今回の柳正さんの新しい一面が、とても魅力的でした。
普段は厳しく、職人として妥協を許さない姿を見せているのに、実はウィスキーボンボンで倒れてしまうほどお酒に弱いというギャップ。思わず笑ってしまう場面ですが、単なるギャグではなく、律さんが初めて柳正さんを「怖い職人」ではなく「一人の人間」として見るきっかけになっているのが良かったです。
特に、律さんが自然に笑ってしまう場面が好きでした。
今までの律さんは、周囲に合わせるための笑顔や、傷つかないための表情ばかりだったように感じます。でも柳正さんの前では、本人も気づかないうちに本当の笑顔が出ている。
その瞬間を柳正さんが「初めて見た」と言うことで、彼が律さんの変化をちゃんと見ていたことも伝わってきました。
また、ライアの存在も今回さらに面白く感じました。
律さんを惑わせる存在でありながら、時には律さん自身が気づいていない感情を浮かび上がらせる役割になっているように思います。
「頼りたい」「甘えてみたい」という気持ちは、律さんにとっては嘘や弱さと結びついてしまう。でも本当は、人との距離を縮めるために必要な感情なのかもしれない。その葛藤が自然に描かれていました。
最後の柳正さんの笑顔は、これまで積み重ねてきた二人の関係性が少し報われたような温かさがありました。
職人の世界という厳しい環境の中で、スイーツの甘さだけではなく、人と人との繋がりの温度まで描かれているところが魅力的な回でした。
作者からの返信
ウィスキーボンボンで倒れるというギャップこそ、柳正さんの魅力だと感じます。可愛い。
宝石のようなタルト・オ・フリュイへの応援コメント
読ませていただきました。
今回の話は、律さんの「外側の姿」と「内側で抱えている本音」の差が、より鮮明に描かれていて、とても心に残りました。
冒頭のフルーツタルトの描写が特に印象的でした。宝石のように輝くフルーツ、均一に整えられたキウイ、ナパージュの光沢。その美しさを眺める律さんの姿から、単なる「甘いものへの憧れ」だけではなく、職人の技術に触れた喜びや、自分もそこに近づきたいという気持ちが伝わってきました。
一方で、家に帰った後の描写との対比がとても上手いと感じました。
華やかなケーキとは対照的な簡素な部屋。その中に置かれた母親から贈られたドレッサー。そして、嫌っているはずの母親譲りの容姿を、無意識に大切に手入れしている律さん。
「嫌いなのに、守ろうとしてしまう」
その矛盾が、律さんという人物をすごく人間らしく見せていると思いました。
特に「私……がんばってるよね」という場面は胸に残りました。
ライアの「世界一がんばってる」という言葉は一見優しいようでいて、律さん自身がそれを信じられないところに、彼女が抱えてきたものの重さを感じました。自分を励ます声と、自分を責める声が同時に存在しているようで、ライアの存在が単なる幻ではなく、律さんの心そのものの一部に見えます。
そして花織さんとのカフェの場面が、とても良い緩急になっていました。
シリアスな内面描写が続く中で、花織さんの明るさや自由な恋愛観が入ることで、作品全体の空気が柔らかくなりました。三ヶ月で二人という話には思わず笑ってしまいましたが(笑)、その軽快なやり取りの中で、律さんが少しだけ素直になれる相手なのだと感じました。
「嘘を言う必要がないから、ライアが出てこない」
この部分が特に好きです。
律さんにとって花織さんとの関係は、頑張って演じなくてもいい場所なのだと思いました。だからこそ、最後の「うそつき♪」というライアの言葉が、恋心を隠そうとする律さんの変化を優しく突いているようで、とても印象的でした。
宝玉さんや柳正さんとの関係とはまた違い、花織さんは律さんが自分自身を取り戻せる存在なのかもしれません。
甘く美しいスイーツの世界の中で、主人公の心の傷や、人を信じることへの葛藤が丁寧に描かれているところが魅力的な回でした。
作者からの返信
めちゃくちゃ律さんがんばってるなーと思います。
偽りのナパージュ②への応援コメント
読ませていただきました。
前回から続いている「嘘」と「本当」のテーマが、今回さらに深く掘り下げられていて、とても印象に残る回でした。
冒頭の柳正さんの「嘘が嫌い」という言葉が、律さんにとって単なる注意や価値観の違いではなく、自分自身を否定されたように感じてしまうところが切実でした。律さんは嘘をつきたいわけではなく、傷つかないため、周囲との関係を壊さないために身につけてしまった防衛手段なのだと感じます。その弱さと、それでも前を向こうとする姿が丁寧に描かれていました。
特に柳正さんのキャラクターが魅力的でした。
最初は「嘘が嫌い」という言葉だけを見ると、厳しくて不器用な職人気質の人物なのかと思いましたが、実際には律さんを責めたいわけではなく、むしろ彼女の置かれている状況を見抜いて助けようとしていた。その不器用な優しさが、とても自然に伝わってきました。
「急ぎの用件だけど、ゆっくりでいい」という場面は、柳正さんの人柄がよく表れていると思います。仕事への厳しさと、人への気遣いを両立しているところが、ただの優しい男性キャラクターではなく、職人としての芯を持った人物に感じられました。
そして、キウイのカッティングを済ませていた場面も良かったです。
律さんから見ると「助けてもらった」という出来事なのに、柳正さん本人は「気に食わなかったからやっただけ」と素直に認めない。この言葉の裏側にある感情が伝わるからこそ、二人の距離が少しずつ変化しているように感じました。
また、ライアの存在も面白いですね。
単なる心の声ではなく、律さん自身が抱えてしまった考え方や、自分を守るために作り上げた部分が人格化されているように見えました。柳正さんのような「嘘を嫌う人」と、嘘によって生き延びてきた律さん、そしてその間にいるライア。この三者の関係性が今後どう動いていくのか、とても気になります。
最後の「柳正さんって、嘘を言わないんだ。いえ、言えないのかしらね」というライアの言葉も、単なる皮肉ではなく、物語の核心に触れているような不穏さがありました。
パティスリーという美しく繊細な世界の中で、人の心の傷や偽りを描いているところが、この作品ならではの魅力だと思います。
作者からの返信
柳正さんはほんと、不器用だと思うんですが、その不器用さがなんだか愛しいと思ってしまいます。
偽りのナパージュ①への応援コメント
読ませていただきました。
冒頭の「私は心に悪魔を飼っている」という一文から、主人公・律さんが抱えている葛藤や、生き方の癖のようなものが強く伝わってきました。単純な職場の人間関係の話ではなく、「波風を立てないために自分を押し殺す」という彼女自身の内側にある問題が丁寧に描かれていて、とても引き込まれました。
特に印象に残ったのは、苺のカッティングという一見華やかな作業の裏側に、律さんの緊張や過去の痛みが重ねられているところです。美しいスイーツを作る世界なのに、その工房内では人間同士の感情や立場の駆け引きが存在している。その対比が物語に独特の空気を作っていると感じました。
宝玉さんの登場シーンも魅力的でした。職人としての誠実さや温かさが伝わる一方で、律さんが周囲の視線を気にしてしまう場面によって、単なる「優しい人との出会い」では終わらず、彼女が置かれている環境の息苦しさも浮かび上がっていました。
そして最後の柳正さんの「俺さ――嘘が嫌いなんだよね」という言葉が、とても強い引きになっていますね。
律さんは周囲を傷つけないため、自分を守るために嘘を選んでいる。でも柳正さんは、その表面的な言葉ではなく、その奥にあるものを見抜こうとしているように感じました。
「本当は助けてほしいのに、大丈夫と言ってしまう」
「苦しいのに、平気なふりをしてしまう」
そういう主人公の弱さが、嫌な部分としてではなく、人間らしい部分として描かれているのが印象的でした。
パティスリーという美しい舞台の中で、職人としての成長だけではなく、人との関わり方や自分自身との向き合い方が描かれていきそうで、続きが気になる作品だと思いました。
作者からの返信
とても丁寧な感想をいただきありがとうございます。
嘘というテーマの中に生き辛さだったり、現実に起きている圧力のようなものを表現したかったのです。
編集済
甘くて苦いショコラノワールへの応援コメント
遅ればせながら、楽しく拝読させていただきました。
タイトルからおしゃれで美味しそうで、それが丁寧にお話に絡み合うのがすごく素敵でした。
内容自体は重たい場面もありましたが、登場するスイーツの効果なのか、終始 空気が綺麗で色鮮やかな感じがしました。(語彙力……。)
柳正さん、とっても魅力的な方ですね。
食べる時の表現から、律さんは実はケーキを大口で食べたい派の人なのかなぁ、と思っていたので、それもいつか柳正さんの前で出せる日が来ると良いな、なんて勝手に思いました。
むしろ、それは偽って隠しておくのが律さんにとっての正解なのかな🤔
恋愛を織り交ぜた重厚な心理ドラマという感じで、とっても面白かったです!
伽夜(かや)
作者からの返信
けっこう心理的には重めな話しなのですが、スイーツこうかでいい感じに緩和できたのなら良かったです。
そうなんですよ。彼女も本当は、豪快にガブっといきたいのかもしれません。その姿を見せられるようになると、更に彼女の生き方は楽になるのかもしれません。
最後までお読みいただき、面白いと言っていただけたことは嬉しいです。
ありがとうございました!
甘くて苦いショコラノワールへの応援コメント
完結おめでとうございます!
お洒落で甘くて、恋愛のときめきもありながら、読み終えると一番心に残ったのは、律さんが自分自身の弱さや本音と向き合っていく姿でした。
いやもう……素晴らしかったです!!
「嘘をつくことって、いけないことなのでしょうか?」という問いに対して、柳正さんが出した答え。
「今夜だけは、佐藤に全部騙されてやる!」には、完全にやられました。
このシーン好きすぎて何度もおかわりしてますw
嘘を否定するのではなく、生きるための選択肢としてそっと肯定してくれる。
ライアが悪魔なのか何なのか、その正体よりも、律さんにとって必要な存在だったことが大切なのですね。
偽りのナパージュから、最後のショコラノワールの甘くて苦い余韻まで、タイトルとお菓子が律さんの心に寄り添っていて本当に素敵でした。
素晴らしい物語をありがとうございました!
作者からの返信
最後までお読みいただけえとても嬉しいです。
恋愛だけでなく、彼女の生き方についても、物語の主題として考えていたので、きちんと伝わっていると思えてほっとしました。
いやもう、柳正さんはすげえと思います。僕も欲しいですこんな方。
好きと言ってもらえて良かったです!
やはり律にとって、生きるためには必要だったんです。正直に生きたいも、嘘をつくことも、両方本当のことだったんだと感じます。
お菓子のちょっとした仕掛けについても、言及頂けて良かったです。
コメントを頂くたび、物語を好きになってくれていることがわかり、こちらとしても本当に嬉しい限りです。
改めて、最後までお付き合いいただきありがとうございました!
一夜限りのウィークエンド・シトロンへの応援コメント
わ~~!!
宝玉さんの「嘘をつかなくていい」という言葉に、律さんと一緒に救われたような気持ちになっていたのですが……そこから嘘そのものへの問いにたどり着く流れが、とても刺さりました。
正直でいることも、嘘をつくことで自分を守ってきたことも、どちらも律さんにとって大切なものだったのですね……。
そして雨の中で柳正さんが見つけてくれて、最後の「うちに来い」で昇天しました。
もうドキドキが止まりません!!
作者からの返信
嘘ってきっと、つきたくてつくわけじゃないんですけど、必要な時だってあるように思えるんですよね。
どちらも、きっと本音なんだと思います。
そして、やる時にはやる男です彼は。
ドキドキしてもらえたなら、何よりも嬉しいです。
コメントをありがとうございます!
誠実無比なガトー・フロマージュへの応援コメント
ライア登場の流れが苦くて、律さんがそこまで追い詰められていたのかと胸にきました。
そのうえ柳正さんにどきどきしていたら、最後は「えっ、宝玉さん!?」となってしまって。
「ここでは嘘をつかなくていいんだよ」が強すぎます……。
しばらく余韻に浸っております~!
作者からの返信
けっこう彼女も重いものを抱えている感じなんですよ……
ここはほんと、驚かれるのも無理はないと思います。
余韻に浸っていただけていることは、嬉しく感じます!
嘘に溶けゆくメルヴェイユへの応援コメント
律さんが元々は正直な性分だったことに驚きましたし、ライアと出会うことになった流れが苦くて、胸にきました……。
そして新作発表会の華やかさの裏にある、女子同士の牽制みたいな空気がすごく生々しいですね。 いやあ~、ほんと描写が巧みすぎるからこそ、その場の圧や息苦しさがものすごく伝わってくるんですよねえ。 最後のメルヴェイユの締めまで、うっとりしました✨
作者からの返信
元々はすごく正直な子だったんですよ……。
この空気感を描くか悩んだところではあるんですけど、物語のテーマ的には必要だと感じました。
いやもう、正直書いていて苦しい部分ではありましたが、そう言っていただけると彼女も浮かばれるかもしれないです。
甘くて苦いショコラノワールへの応援コメント
面白かったです!
スイーツに例えて心情を表すのが素敵で、大人の女性主人公らしい雰囲気が楽しめました。内容もお局様にイジメられつつイケメン2人に迫られる恋愛ストーリーではありますが、芯にあるのは自分の心(ライア)と向き合う人間ドラマで、まさに甘くて苦いショコラノワールがメインで、シトロン(クエン)が添えられた、見事なタイトル回収でした! 完結お疲れ様でした(*´▽`)
作者からの返信
コメントもお星さまもありがとうございます!
物語の仕掛けにも気づいて頂いたみたいで、感無量です。モチーフ探しの方が時間かかったかもしれないです。
恋愛のカテゴリですけど、本質は彼女の生き方に向き合っていくこと。まさにそうなんですよね。
ほろ苦くても、人生には必要。甘酸っぱさもあってもいいのかもしれません。
改めて、最後までお付き合いいただきありがとうございました!
ほろ酔い仕掛けのフォンダンショコラへの応援コメント
フォンダンショコラの誘惑にやられましたが、それ以上に柳正さんの、お酒よわよわが可愛すぎて、にやにやしました……。
ウィスキーボンボンで倒れるは反則ですし、律さんの自然な笑顔に気づくところもすごく好きです✨
作者からの返信
柳正さん、こんな感じなのに実はお酒に対してはよわよわなんですよ。ちょっと可愛い。
いやもうほんと、彼の自然体なところが素晴らしいと思います。
好きって言ってもらえてとても嬉しいです!
甘くて苦いショコラノワールへの応援コメント
遠藤さま
コメントを失礼します。
嘘と本音をここまで優しく書けるの、本当にすごいです。
とても、面白かったです。
作者からの返信
コメントをいただきありがとうございます!
嘘を介さないと本音を言えない。そんなどこか切実な生き辛さを、描いてみたかったので、その言葉に胸が温かくなりました。
面白いと言っていただき、さらにコメントレビューまでありがとうございます!
やっぱり嬉しかったです。
偽りのナパージュ②への応援コメント
「嘘が嫌いなんだよね」と言い放ったあとで、不器用すぎるフォローに入る柳正さん……可愛いと思ってしまいました。
急いでゆっくり、のあたりでもうだいぶ好きですし、キウイを先に切っておいてくれていたところで完全にやられました。
ぶっきらぼうを装っているのに優しさが隠しきれていないのがたまりません……!
律さんのしんどさがじわじわ伝わってくる中で、柳正さんの存在がどう効いてくるのか、続きがますます気になります✨
作者からの返信
……不器用な男なのです。
いやほんと、僕だってこんな男に優しくされたい。手伝ってもらいたい。抱きしめてもらいたい←乙女か。
この不器用でぶっきらぼうな職人が、どんな甘さで溶かしてくれるの。
お楽しみいただけると、誠に幸いです。
偽りのナパージュ①への応援コメント
くう~~、今回も冒頭の一行目から掴まれました。
やっぱり遠藤さまの作品は語り口がとても魅力的で、ぐいぐい惹きこまれます!
工房の空気や人間関係のひりつきもすごく伝わってきて、律さんの息苦しさに胸がぎゅっとなりました。
そして最後の「俺さ――嘘が嫌いなんだよね」が刺さって、続きが気になって仕方ありません。
これから楽しみに拝読させていただきますね!
作者からの返信
1行目! 大事! という思いで描いたので、とてもホッとしました。
リアルの世界でも、どこかである現実めいた息苦しさみたいなのを、表現したかったんです。
そして柳正さんの一刺し。彼は果たして、どうするのか。
最後までお楽しみいただけると、とても嬉しく思います!
甘くて苦いショコラノワールへの応援コメント
色々、私の好きな要素がたくさん含まれた作品でした!
最後は、ライアという残香。
とても、楽しめました!
ご馳走様です✨
作者からの返信
スイーツとイケメンと嘘と。なかなか混ぜるのは大変でしたけど、好きと言ってもらえることが一番栄養になります。
みんなにも、きっとライアはいるのかもしれないです。
コメントレビューもいただき、感無量です。
こちらこそ最後までお付き合いいただきありがとうございました!
一夜限りのウィークエンド・シトロンへの応援コメント
甘酸っぱいくてほろ苦い。
まさに、大人の恋ってかんじですね。
子どもに「何で嘘つくの?」とか
「嘘ついてダメ」と躾けている傍らで、自分はどうなのさ?と思うときがあります。
誰しも、嘘なんて知らない純粋な頃があったのにいつの間にか嘘を覚えている。
知らず知らずのうちに、みんな秘密を隠す為にライアと契約してたのかも。
大切なことを守るための嘘と悪用するための嘘。
思春期の子どもたち、そろそろ嘘の種類を教える必要があるかな〜。
作者からの返信
真っすぐにはいかない、大人の恋を描きたかったので、そう言ってもらえてとても嬉しいです!
ふと忘れちゃうんですよね。素直で正直に生きて来た子供時代を。
でもどこかで気づくんですよね。生き辛さに。
みんなの中に、きっとライアはいるのかもしれないです。
嘘にもいいものがあるというより、どんな言葉なら相手に伝わって、お互いにいい気分でいられるのかっという観点も、いいかもしれないですね。
甘くて苦いショコラノワールへの応援コメント
前半から男性のどちらかと恋愛に発展するのではと思いましたが、それよりも彼女の生き方に重点が置かれたお話でしたね。
おしゃれな雰囲気がありつつ、芯のある物語でもあって、楽しませていただきました。ありがとうございました。
作者からの返信
そうなんです。恋愛をメインで進めてはいるんですけど、彼女が抱えていたものが大きすぎて、重点がそちらに行きました。
でも、こうあるべき物語だったんだなと、終えてみて思います。
彼女の人生が、これからも嘘で彩られて、笑っていられればいいなと願っています。
こちらこそ、最後までお付き合いいただきありがとうございました!
嘘に溶けゆくメルヴェイユへの応援コメント
彼氏がいる……という言葉への肯定と嘘。
職場の人間関係と柳正さんとの天秤だけど、果たして職場の人間関係を取ったと言う事か、柳正さんに本音を知られたくない恋心なのか……。
なかなか、深いですね。
作者からの返信
これはなかなかにきつい場面でした。
彼女という人間の切実さが、この選択に表れていればいいなと思います。
その複雑さが少しでも伝わっていれば、とても幸いに感じます。
甘くて苦いショコラノワールへの応援コメント
ライアが悪魔であっても他の何かであっても、律さんには必要な存在でしたね。
嘘をつくことも、大事な選択。これからも、時に嘘と共に、そしてライアと共に、生きていってください。
完結おめでとうございます(*´▽`*)
作者からの返信
ライアが何かというより、律の人生にとって、彼女がいることが大切なことだったんだと思います。
嘘をダメというわけでなく、選択の一つとして認められる。そんな二人が描けて良かったです。
こちらこそ、最後までお付き合いいただきありがとうございました!
甘くて苦いショコラノワールへの応援コメント
ライアは律さんが嘘をつけるために、存在していたのですね。
嘘はよくないことですけど、時には使った方が良いこともある。
自分とも他人とも嘘とも、上手く付き合っていけますように。
完結おめでとうございます(*´▽`)
作者からの返信
ライアのおかげで、律はちょっぴり生き辛い世界でも、なんとかやってこられたんですね。
嘘というとやっぱり良くない響きですけれど、誰かと関係を結ぶために、必要なこともあるのかもしれないですね。
こちらこそ、最後までお付き合いいただきありがとうございました!
ほろ酔い仕掛けのフォンダンショコラへの応援コメント
柳正さん、お酒が弱いのは意外な設定でした!
でも、それがまた良いですね〜。
ダイエット中に読むのキツイ〜(笑)
作者からの返信
滅茶苦茶飲みそうな感じですもんね。そこがギャップかもです。
ダイエット中に……申し訳ございません←お前もダイエット中だろ。
一夜限りのウィークエンド・シトロンへの応援コメント
嘘は嫌い。けど生きていくためにつかなきゃいけない嘘って、ありますよね。
波風立てず、身を守るためには必要だった。柳正さんもそれはちゃんと分かっていますし、それを含めて受け入れようとしているのですよね。
ハッキリ口にした、偽りの無い気持ち。
ちゃんと柳正さんに、届きますように。
作者からの返信
嘘をついてはいけないと言われて育ったはずなのに、現実ってそうではないですよね。彼女にとって必要な物。
柳正はそこのところを受け入れている所が、とても嬉しく思います。
嘘と言っておきながら、偽りのない気持ち。この逆説に、気が付いて頂けて嬉しいです。
あと少し、お付き合い頂けると嬉しいです。
一夜限りのウィークエンド・シトロンへの応援コメント
嘘をつくのはよくないこと。一般的な常識ではそうなりますし、間違ってはいませんが、それが全てにおいて必ずしも正解とは限らないのですよね。
柳正さんにぶつけた気持ち。
どこまで届いたかはわかりませんが、言葉にしたことで、律さんの思いが少しは変わっていくでしょうか。
作者からの返信
学校では、嘘はよくないと習った気がします。でも、現実では些細な嘘が溢れている。人と人との関係を結ぶために、必要なこともあるんだと感じています。
あの律がついに言えたことが、とても感慨深いです。
あと少しではありますが、律がこの物語で得たものに付きあって頂けると嬉しく思います。
嘘に溶けゆくメルヴェイユへの応援コメント
悪魔は嘘をつかないけど、嘘を司る悪魔はいる。
ライアにとって、嘘はどういうものなのでしょうね?
彼氏がいるという嘘を、つかされちゃいましたね。
見えない圧で嘘を強要されるなんて、辛いですね(>_<)
作者からの返信
悪魔は嘘をつかないのに、ライアは嘘をつく。はて?
ライアとは何者なのかも、物語のテーマの一つなので、触れて頂けると嬉しいです。
同調圧力、超怖いです……。
書いておいてなんですが、もうほんと辛くて辛くて……←お前はがんばれよ。
嘘に溶けゆくメルヴェイユへの応援コメント
お母さんからの言葉、呪いのように深く突き刺さっていますね。
それがきっかけで出会ったライラは、律さんにとってどんな存在と言えるのでしょうか。
咄嗟についた、彼氏がいるという嘘。これから、波紋を呼ばなければいいのですけど。
作者からの返信
地味に親子関係を揺るがす重大な一言でした。
律にとってのライア。それは物語の重要なテーマの一つですね。言及して頂けて嬉しいです。
この嘘、正直僕が見てて辛くて辛くて……←作者ならもうちょっと客観視しような。
嘘に溶けゆくメルヴェイユへの応援コメント
波風を立てないためには必要なことだとわかりますが……苦しいです。
次回も、楽しみにしています。
作者からの返信
彼女の生き方で処世術。そうはわかっていても、想いが報われない苦しさ、感じて頂けて嬉しいです。
ありがとうございます。なんとか完結まで書き終えられました。
ほろ酔い仕掛けのフォンダンショコラへの応援コメント
柳正さん、意外な弱点があったのですね。
思わず笑ってしまいましたが、柳正さんも気を悪くはしなかった様子。
屋島さんに、柳正さん。どちらにしても、人間関係に波風は立てたくありませんね。
作者からの返信
意外すぎる弱点に、彼女もつい笑ってしまいましたね。
人間関係は穏やかにいきたい。そんな彼女の願いはありますが、それでも我慢できないこともあったのかもしれないですね。
ほろ酔い仕掛けのフォンダンショコラへの応援コメント
柳正さんのお願いを聞くと、睨まれる。
理不尽ですけど、それを理解した上で立ち回るしかないのですよね。
ライアの言うことを聞いて、か弱い演出。
ちゃんとアピールできたでしょうか?
作者からの返信
理不尽な嘘嫌いな男ですね。
でも、少しだけ彼女は踏み出したようです。
か弱いアピールをしてしまうところも、彼女の揺れる想いの一環かもしれないですね。
宝石のようなタルト・オ・フリュイへの応援コメント
お母さんとの間に、確執がありそうですね。
お母さん譲りの容姿を嫌っているのに、崩れないようにしてる。
体に悪いと言われてるものを食べる。
可愛いと言われるのは、嫌いじゃないけど好きじゃない。
相反する気持ちが、混在していますね。
作者からの返信
コメントをいただきありがとうございます!
この複雑そうな心境を、察していただけて嬉しく思います。
非常にわちゃわちゃしているこの感じが、律さんの個性だと思います。でもなんだか、もう少し楽しく生きて欲しいなとも思います。
宝石のようなタルト・オ・フリュイへの応援コメント
可愛いというのは褒め言葉ですが、そう言われるのは好きじゃない。褒め言葉だって、どう受け止めるかは人それぞれですね。
そんな風に思うようになった理由、何かあるのでしょうか?
作者からの返信
コメントをいただきありがとうございます!
可愛いと言われても、なんだかあまり嬉しくなさそう。やっぱり、人によって言葉に対するイメージや理解は違いますもんね。
何かありそうな感じですね。そこのところが、きちんと描けるといいなと思っています。
甘くて苦いショコラノワールへの応援コメント
この物語、めちゃくちゃ構成が練られててすごいです...
一つも無駄なことが書かれてなくて、内容としてもとても濃かったです。
そして、途中から哲学っぽくなってる感じ。これは作者の中でもう一つの答えが出ているのかな、と思いました。
何を伝えたいのか、そのメッセージ性も強く感じられました。
素敵な作品をありがとうございました。
作者からの返信
SKCの審査お疲れさまでした!
律の人生を思って、詰め込み過ぎてしまったことは、密度を増して良かったんですけど、余白やもっと交流を生みたかったという反省もあります。
でも、この物語自体の感覚を受け取っていただけて、嬉しかったです。
こちらこそ、最後までお付き合いいただきありがとうございました!