【第三幕:遺品の夜明け】への応援コメント
幼い頃に真帆さんが描いた絵を、ずっと持っていたのですね。
そして、真帆さんのために、財産を遺していて。
極悪人⋯⋯でも、最後に少し見方が変わりました。
でも、悲しい人だったんだな、という思いは変わりませんでした。
真帆さんも、すぐには気持ちの整理は出来ないかもしれませんが、家族を想っていた気持ちだけは受け取ってくれるといいな、とは思いました。
作者からの返信
絵のことに触れていただけて嬉しいです。何度も折り畳まれた跡だけが、彼が何を持ち歩いていたかを語る形にしました。
見方が少し変わっても「悲しい人」は変わらない、というのがこの話の着地点といえます。美化も断罪もせず、ただ事実として置く。ハヤテが「極悪人でございました」を三度繰り返したのも、そのためでした。
【第二幕後半:託されたもの】への応援コメント
あわわ、失礼しました、剛三氏、前エピソードではまだ亡くなられていなかったのですね。
最期に家族のことを思い出して、一人の少女を救って。
でも、全て遅いのですよね。
多くの人を踏み台にして生きてきて、幸せに背を向けて。
悲しい人だな、と思いました。
と言いつつ、最期に家族を思い出して逝く資格ないだろうとも思えて、かなり複雑な心持ちになりました。
真帆さん、父親の最期を聞いて、その心中に去来するものはなんでしょうか。
作者からの返信
応援コメントありがとうございます。
「悲しい人だ」と「最期に思い出す資格はないだろう」が同時に立つ。その複雑さをそのまま抱えていただけたのが、この話では一番嬉しい読まれ方でした。剛三自身も同じことを考えていて、だから「一回だけかよ」と天井に言うしかなかった男です。
真帆さんの心中については、第三幕で彼女の指先が答えます。
【第二幕前半:運命の日】への応援コメント
剛三氏、真帆さんが幼い頃は、まだきちんとしていたのですね。
どうして今のようになってしまったのでしょう。
探索で仲間を裏切って、落とし穴に落ちて命を落として。
その最後に去来するのが、幸せだった頃の記憶で。
最後の最後に、妻と娘への謝罪。
⋯⋯でも、それは遅すぎる謝罪ですよね。
もっと前に。
裏切る前に気が付いて欲しかったです。
落とし穴に落ちた時の描写が無茶苦茶リアルでこちらまで痛くなってきました笑
作者からの返信
応援コメントありがとうございます。
幼い頃はきちんとしていた──そこを拾っていただけて嬉しいです。なぜそうなったのかは、あえて書いていません。金の問題、家の中でだけ起きていた知らないこと、仕事の付き合い、裏の道への誘い。もしくはどれか一つではなく、少しずつ積み重なったのかもしれません。
「遅すぎる謝罪」というお言葉、その通りです。剛三自身もそれを分かっていて、だから謝罪というより確認のような言い方になっています。裏切る前に気づいてほしかった、というのは、彼を見送った人間も同じ気持ちだったはずです。
彼が落ちたのは仲間に囮にされて逃げた先で、まだ息はあります。命の行方はもう少し先です。
落下の描写で痛くなってくださったのなら本望です。あそこは音より先に「折れた」と分かる感覚を優先しました。
【第一幕後半:極悪人の半生】への応援コメント
うわぁ……藤崎剛三氏、本当にダメ人間ですね……。
真帆さんも、今まで、散々苦しめられてきて……でも、父親への情がまだ残っている?ようにも思えました。
複雑な心境が、仕種の1つ1つに現れているようでした。
ハヤテがこれだけ詳しいのは、きっと調べたからですよね。
どうしてハヤテがこれだけ調べて、真帆さんに遺品を届けに来たのか、とても気になりました。
作者からの返信
「ダメ人間」、まさにその通りの男です。真帆さんに情が残っているかどうかは、彼女自身が一番認めたくない部分で、指先や足の動きにだけ出るように書いた場所でした。そこを拾っていただけて嬉しいです。
はい、ハヤテは調べたので詳しかったのです。ではなぜ調べ、なぜ届けに来たのか。そこは第二幕で、彼が今朝見てきたものと一緒に明らかになります。
【第一幕前半:土間での対話】への応援コメント
ハヤテへの対応の仕方に、真帆さんが父親に抱く複雑な心境が垣間見えるようでした。
ハヤテに『極悪人』と称される藤崎剛三氏。
どのような人物かはこれから語られるのかと思いますが、ハヤテがどうして、どのように関わりを持った人物なのかも、とても気になりました。
こうして、娘さんに遺品を、とても大切な物のように届けに来ていますし。
この、どこか物寂しい雰囲気の中、ハヤテの口から語られる話を、しっかりと聞いてみたいと思います。
作者からの返信
応援コメントありがとうございます。
真帆さんの態度に複雑さを見つけていただけたのが嬉しいです。彼女は扉を開けた理由を「好奇心だ」と自分に言い聞かせているのですが、本当にそれだけなのかは、本人にもまだ整理できていません。
剛三がどんな人物で、ハヤテがどう関わったのか。その二つは、これから土間で語られていきます。雨の音と一緒に聞いていただけたら嬉しいです。
【導入部:雨の夜の訪問者】への応援コメント
寂れた、でも生活感の漂う情景に、どこか物悲しさを感じました。
ハヤテが関わった誰かのお話なのですね。
きっと、ただ明るい、楽しいというお話ではないのだろうな、と予感しています。
でも、ハヤテだからこそ、受け止めることの出来るお話なのだろうな、とも想像しています。
これから、じっくり拝読させていただきます。
作者からの返信
応援コメントありがとうございます。
錆びた鉄階段と、空気の抜けた自転車に結ばれた赤いリボン。寂れた感じと、それでも誰かが今日も暮らしている感じ。その両方を受け取っていただけて、とても嬉しいです。
あの建物は「今、人が生きていて生活している場所」として書きたかった場所でした。
ハヤテが関わった誰かの話――はい、明るく楽しい話にはなりません。ただ、ハヤテだからこそ、と思っていただけたことが何より嬉しかったです。この夜の彼は、否定も美化もせず、ただそこに立っている男として書いています。
雨の中を歩いてきたのに、合羽の内側のものだけが濡れていない理由も、読み進めるうちに見えてくると思います。
じっくりお付き合いいただけたら幸いです。
【第一幕前半:土間での対話】への応援コメント
極悪人の剛三、複雑な心境の娘。雨の中、ドア越しの会話が切ない。そして濡れてないカバン。剛三さん、どこで出てきたどんな人でしたっけ?名前に覚えがあるような気が。でもあまりに白蓮や鷹村の存在感が強すぎて上書きされたかも(汗)
作者からの返信
濡れてないカバン、引っかかってくださって嬉しいです。あそこに目を留めていただけると書いた甲斐があります🤗
剛三は外伝2で初登場の人物で、本編には出ていないんです。鷹村剛と名前が近いので、記憶が引っ張られたのかもしれませんね😅 あの二人の存在感に上書きされた、というのは作者としてはむしろ嬉しいと思ってます。
ドア越しの空気、拾ってくださってありがとうございます。
【第一幕前半:土間での対話】への応援コメント
ハヤテさんが出て来るって聞いてたからいつ出て来るのかなぁと楽しみにしていたら最初から出て来た~~~~~~!!!✨✨って浮かれかけたのですが、話の雰囲気は浮かれるような内容じゃないので、ここから気を引き締めて読みたいと思います!
真帆さんの経緯などはあまりまだ分かりませんが「美談でも聞かせるつもりですか?」という言葉に込められた怒りはなんか個人的にとてもよく分かります。
創作だと結構「最後の善行」みたいに、悪いことした人が最後の最後にいいことして、帳消しだみたいにすることあるんですが、確かに「人間最後の善行」と言われるとなんかジーンと来てしまいそうな気がしてしまいますが、個人的には私はそういう最後に帳尻合わせのように善行して、悪い奴が満足して死ぬとか、そんなに納得できない面があります。
最後の最後にそんなことできるなら、もっと前からやっとけよとも思うし(もちろん最後だと思うから出来たんだ、という理論も分かります)、迷惑かけたり傷つけた人がいる場合(この話だと真帆さんのようなひと)、許すとか許さないとかはその人次第だし、許すにしても、傷つけられた人の方は別に何も得しないんですよね。傷つけられた時の痛みとかはもう永遠に取り戻せない。
私なんかだと、自分をすごく傷つけた人間が最後に自分の塩梅で善行をして、救われたような気持ちに勝手になって死んで行くとか、結構許せません。
そういうのがあるので真帆さんの怒りの気持ちとか、すごく分かってしまいました。
ただ、こちらの話はその辺りのことで物語の展開や、理由があると思うので、私もすごく興味のあるテーマ【最後の行い】の部分。どんな物語なのか楽しみに読ませていただきたいです✨
作者からの返信
応援コメントありがとうございます。
ハヤテ、最初から出てきてビックリしましたかw外伝なのに主役みたいな立ち位置になってますが……この話はそういう話なのでw
七海様がおっしゃっていた「最後の帳尻合わせ善行」の話。
私も好きじゃない、というか納得いかないですね。悪いことした側が美しく死んで、こちら側は「ああ、いい話だった」ってなる構造。傷つけられた側が何も得しないまま、加害者だけが清算された気持ちになって退場していく、あの感じ。
だからこそ——ちゃんと、真帆はそう思ってます。
彼女は別に、許す準備なんてしていないし、しなくていいと思ってる。父親が何かをしたかどうかも、まだわからない段階で、この話は動いています。
ただひとつだけ言えるとしたら——
この物語で描きたかったのは「善行によって悪が帳消しになる話」じゃないんです。
帳消しにならないから、何の意味もないのか。
帳消しにならないまま、それでも何かが残るとしたら——それは何なのか。
真帆さんみたいな人にとって、それが「得」になるかどうかも含めて、ぜひ続きを読んでいただけたら嬉しいです。
……たぶん、スッキリはしないと思います。でも、ずっと残る話にはなっていると、そう思います💐
【導入部:雨の夜の訪問者】への応援コメント
雨の匂い、錆びた階段の軋み、点滅する蛍光灯、そして揚げ物の匂い……。五感を刺激する描写が積み重なることで、その場の湿っぽさや「生活の疲れ」が肌に伝わってくるようです。特に、廊下に置かれた「錆びた子供用自転車」の描写が、藤崎という男が捨て去った過去や、真帆が過ごしてきた時間の残酷さを無言で語っていて、胸に刺さりました。
作者からの返信
応援コメントありがとうございます。
五感の描写、ちゃんと届いていたんだ……って、正直ホッとしました。雨の匂いとか揚げ物の残り香って、「生活してる場所」の匂いじゃないですか。ダンジョンとか非日常の話なのに、その入口はちゃんと日常の中に置きたかったので。
「胸に刺さった」と言っていただけたのは、あの自転車が「説明しない」から刺さるんだと思っています。錆びたフレームと、色だけ残っているリボン。それが真帆の時間の話だと、言葉にしなくても伝わっていたなら、書いてよかったです。
引き続き、よろしくお願いします!💐
【導入部:雨の夜の訪問者】への応援コメント
流れでタップしたら違うお話でした。でも三度笠?ん?と、せっかくタップしたので今日はこちらを。
どの時系列かな?一本の物語?パラレルワールド?まったく別?
そして驚きの真帆、一体!?
作者からの返信
応援コメントありがとうございます。
流れでタップしてくださったのに読んでもらえて、嬉しいです。
これ、本編第一部第二章——巾着田ダンジョンの、前日の話なんです。「あの時のハヤテはなぜあそこにいたのか」という部分を外伝として書きました。
真帆については続きで!w
【第一幕後半:極悪人の半生】への応援コメント
雨音のなかの語り、しんみりしますね。でも内容はなかなかのゲス… 悪党… いや、クズやん。それでも妻の入院費のために、とか思ってたら、それで馬券(汗)そしてそのせいで命を縮めた妻…
それ、わざわざ来て言う必要あるのか!?三度笠!むむむ、意図はきっとこの次に…
作者からの返信
応援コメントありがとうございます。
「クズやん」――本当にその通りでございます😓 否定のしようがないので、そのまま受け取ります。
馬券のくだりは、腹を立てていただいて大丈夫な場所です。三度笠へのツッコミもごもっともで…。
続く第二幕では、ハヤテが今朝見てきたことが語られます。