第三話 火、出づるへの応援コメント
おはようございます〜🌞
素朴な疑問にございます。
火切弓の蔓は何処かで調達されたと思いますが、誰がどこでどのようにして見つけたのでしょうか?
また、弓に出来るほどにしなる木はどのようにして見つけたのでしょうか?
それから、はずみ車付の火切弓もあったそうですが、今回の弓には付いていなかった様に思いました。その辺りも、お手すきの時にご教示頂ければ幸いです。
作者からの返信
立松希惟様、とても素晴らしいご質問、ありがとうございます。
・弓の素材は、第二話で筒を作る際に小屋のまわりから調達した「竹」を想定しております。竹は節で切れば筒になり、縦に割れば丈夫な材となり、火で軽くあぶればしなりも出せる、かなり便利な素材なんですよね。
主人公の最大の幸運は「竹のあるところに生まれた」ことかもしれません。(笑)
そして、本作で使った火起こしは「弓ぎり式」で「はずみ車」は付いていない想定です。弓状の材と、火きり棒、火きり板で構成される、比較的シンプルな形になります。
ただ、考証的には、弓の部分は竹でもよいと思うのですが、実際に摩擦で火種を作る「火きり棒」や「火きり板」のほうは、乾いた木材を使う想定のほうが自然かなと考えております。摩擦式発火では、棒と板の木材の組み合わせが要になるためです。
また、蔓も、竹で作った弓自体も、素材として最適とは言い切れず、おそらく何度かの使用で壊れてしまう「間に合わせ」の道具になります。やはり、きちんとした道具を用意するには、素材集めから作成まで、それなりの時間が必要になりますよね。
古代の火起こしとして、こうした摩擦式の方法自体は十分ありえたと思っております。ただ、良い道具は貴重品だったはずですので、「家や、共同体単位の管理で所有していたのではないのかな」という感覚で書いております。
なので、主人公たちの家にも、もともとはそうした生活道具があったはずなのですが、母親が家を出る際に、貴重な生活道具類は一通り持っていってしまった、という想定にしております。母親も生きるために出て行ったわけですから。
・そして、本編に描写がなく、疑問に思われた点も、とてもよくわかります。
実はこのあたり、初稿では少し書いていたのですが、火起こし素材の中でも弓の作成描写だけがかなり長くなってしまい、最後まで悩んだ末、序盤の読みやすさと勢いを優先して削った部分でもありました。
ですので、こうして疑問点として挙げて頂けたことは、読者様視点で引っかかるポイントの確認にもなり、とてもありがたく思っております。
どれだけの量を、どこまでの情報を、どれだけの長さで入れるかは慎重に考えたいので、すぐにとはいかないかもしれませんが、機会を見て、弓の制作過程は加筆修正するかもしれません。
長文となり申し訳ありません。
貴重な感想、本当にありがとうございます。
第五話 灰かぶり草の御馳走への応援コメント
和風のお話が好きです。続きを楽しみにしております。
作者からの返信
ありがとうございます。
ゆっくり、じっくり、
丁寧に物語を描いていこうと思います。
イミナと、イミコ……二人の兄妹の行く末を、ぜひ、見守ってあげてください。
引き続き、よろしくお願いいたします。