第11話 影の中の覚悟への応援コメント
家族を人質に取られたりしないのかな……。
みんな独り者なのか。
技術屋だけでなく、
昔の町工場の職人みたいな頑固さや誇りも感じます。
作者からの返信
須見さん、コメントありがとうございます。
ここに出てくる老人たちは、ある意味「失うものが少ない者」か、「もう失ってしまった者」、あるいはそれでも技術を手放さなかった頑固者たちです。
昔の職人のように、うまく生きることよりも、納得して生きることを選んでしまった人たち。
だからこそ、あの地下の世界は、少し時代から取り残されたような、不器用な人間たちの集まりという設定にしています。
うまく言えませんが、強い人たちの話ではなく、
「それでもやめなかった人たち」の話を書いています。
第5話 地下の囁きへの応援コメント
カクヨムらしからぬ骨太な冒頭ですね。
主人公は時代に取り残された技術屋で、魔法もダンジョンもない。
おじいちゃんで、体力にハンデがあるのもポイントです。
葛西、秋葉原、1983年。本当に地下ネットワークがあるのではないかと思ってしまいます。東京ディズニーランドの開園が1983年だから、あの地下に巨大なコンピューター群があるのかもしれないと思いながら読みました。
作者からの返信
須見さま
コメントありがとうございます。
とても丁寧に読んでいただけて、本当に嬉しいです。
おっしゃる通り、この物語には魔法もダンジョンも出てきません。
あるのは、少し古い時代の技術と、時代に置いていかれた人間の意地のようなものだけです。
若い主人公ではなく、体力も衰えた「おじいちゃん」を主人公にしたのは、派手な強さではなく、積み重ねてきた時間や記憶、そして技術者としての執念を書きたかったからです。
葛西、秋葉原、そして1983年という時代を選んだのも、理由があります。
日本が一番「未来」を信じていた時代。
コンピューターがまだ巨大で、でも確かに未来を動かし始めていた時代です。
もしかしたら本当に、誰も知らない地下で、何かが動き続けていたんじゃないか——
そんなふうに思ってもらえたなら、作者としてこれ以上嬉しいことはありません。
これから物語は、少しずつ地下へ、そして過去へ潜っていきます。
よろしければ、最後まで付き合っていただけたら嬉しいです。
本当にありがとうございました。
エピローグ 観測者の都市への応援コメント
完結おめでとうございます。
都会の下で、自分たちの意志が誘導されているかもしれないと思い、最後まで緊張しました。
みんな自分のことは自分で決めていると思い込んでいます。
しかし、全体に流されていないだろうか。判断を大きなものに委ねていないか。
考えさせられました。
作者からの返信
須見 航さま
このたびは、最後まで丁寧にお読みいただき、そして深く心に残るご感想を本当にありがとうございます。
都会の下で、意志が静かに誘導されているかもしれない――その見えない圧力や緊張を感じ取っていただけたこと、作者としてとても嬉しく思います。
私たちは日々、自分で選び、自分で決めていると信じて生きています。
けれど、その選択のいくつかは、知らないうちに『大きな流れ』に委ねてしまっているのかもしれません。
須見さまの言葉にあったように、本当に自分の意志なのか、それともそう思わされているだけなのか。
その境界は、とても曖昧で、だからこそ静かに不安を残します。
この物語が、その『わずかな揺らぎ』に触れるきっかけになっていたのなら、これ以上の喜びはありません。
あらためて、最後まで見届けてくださり、心より感謝申し上げます。