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  • エピローグ 観測者の都市への応援コメント

    完結おめでとうございます。
    都会の下で、自分たちの意志が誘導されているかもしれないと思い、最後まで緊張しました。
    みんな自分のことは自分で決めていると思い込んでいます。
    しかし、全体に流されていないだろうか。判断を大きなものに委ねていないか。
    考えさせられました。

    作者からの返信

    須見 航さま

    このたびは、最後まで丁寧にお読みいただき、そして深く心に残るご感想を本当にありがとうございます。

    都会の下で、意志が静かに誘導されているかもしれない――その見えない圧力や緊張を感じ取っていただけたこと、作者としてとても嬉しく思います。

    私たちは日々、自分で選び、自分で決めていると信じて生きています。
    けれど、その選択のいくつかは、知らないうちに『大きな流れ』に委ねてしまっているのかもしれません。

    須見さまの言葉にあったように、本当に自分の意志なのか、それともそう思わされているだけなのか。
    その境界は、とても曖昧で、だからこそ静かに不安を残します。

    この物語が、その『わずかな揺らぎ』に触れるきっかけになっていたのなら、これ以上の喜びはありません。

    あらためて、最後まで見届けてくださり、心より感謝申し上げます。

  • 第39話 内部者への応援コメント

    都市が攻めてきて緊張から危険に変わりましたね。

    作者からの返信

    須見さま
    コメントありがとうございます。

    はい、ここで空気が『不穏』から『危険』へと変わりました。それまで静かに広がっていた違和感が、ついに現実の脅威として姿を見せ始めた場面でもあります。

    都市そのものが意志を持ったように迫ってくる感覚を感じ取っていただけたなら、とても嬉しいです。

    この先はさらに、都市の異変だけでなく、人の側の選択も緊張を深めていきますので、引き続き見守っていただけたら嬉しいです。

  • 第11話 影の中の覚悟への応援コメント

    家族を人質に取られたりしないのかな……。
    みんな独り者なのか。
    技術屋だけでなく、
    昔の町工場の職人みたいな頑固さや誇りも感じます。

    作者からの返信

    須見さん、コメントありがとうございます。

    ここに出てくる老人たちは、ある意味「失うものが少ない者」か、「もう失ってしまった者」、あるいはそれでも技術を手放さなかった頑固者たちです。

    昔の職人のように、うまく生きることよりも、納得して生きることを選んでしまった人たち。
    だからこそ、あの地下の世界は、少し時代から取り残されたような、不器用な人間たちの集まりという設定にしています。

    うまく言えませんが、強い人たちの話ではなく、
    「それでもやめなかった人たち」の話を書いています。

  • 第5話 地下の囁きへの応援コメント

    カクヨムらしからぬ骨太な冒頭ですね。
    主人公は時代に取り残された技術屋で、魔法もダンジョンもない。
    おじいちゃんで、体力にハンデがあるのもポイントです。
    葛西、秋葉原、1983年。本当に地下ネットワークがあるのではないかと思ってしまいます。東京ディズニーランドの開園が1983年だから、あの地下に巨大なコンピューター群があるのかもしれないと思いながら読みました。

    作者からの返信

    須見さま

    コメントありがとうございます。
    とても丁寧に読んでいただけて、本当に嬉しいです。

    おっしゃる通り、この物語には魔法もダンジョンも出てきません。
    あるのは、少し古い時代の技術と、時代に置いていかれた人間の意地のようなものだけです。
    若い主人公ではなく、体力も衰えた「おじいちゃん」を主人公にしたのは、派手な強さではなく、積み重ねてきた時間や記憶、そして技術者としての執念を書きたかったからです。

    葛西、秋葉原、そして1983年という時代を選んだのも、理由があります。
    日本が一番「未来」を信じていた時代。
    コンピューターがまだ巨大で、でも確かに未来を動かし始めていた時代です。
    もしかしたら本当に、誰も知らない地下で、何かが動き続けていたんじゃないか——
    そんなふうに思ってもらえたなら、作者としてこれ以上嬉しいことはありません。

    これから物語は、少しずつ地下へ、そして過去へ潜っていきます。
    よろしければ、最後まで付き合っていただけたら嬉しいです。

    本当にありがとうございました。