1-1 赤羽への応援コメント
この度は子供も楽しめる!正統派ファンタジー!の企画にご参加いただき、ありがとうございました。
良き出会いがありましたでしょうか。
多くの方にご参加いただいたため、共通のメッセージにて失礼いたします。
作品、大切に拝見させていただきました。
今後のご活躍を、心から応援しております。
また機会がございましたら自主企画のご参加、邑沢の小説にも遊びに来ていただけましたら幸いです。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
作者からの返信
素晴らしい自主企画ありがとうございました。いろんな作品があるんだなぁと驚きながら作品みさせてもらっています。また、企画でお会いできるのを楽しみにしております。
3-3 晴海への応援コメント
文芸部へのご参加、ありがとうございます。
「メグ」という自分の名前さえ確信を持てないほど孤独な場所から、見知らぬ誰か「アッシュ」が待つかもしれない海へと旅立つ物語。その道程の一つ一つの描写が、まるで現像液の中から浮かび上がる写真のように美しく、切実な響きを持っていて、ここからどうなるのか、ワクワクするような、ソワソワするような感覚で、自然に物語に引き込まれて、気が付けば最後まで読んでいました。
■ 全体を読んでの感想
「換喩」「提喩」「共感覚的表現」「オノマトペ」「リフレイン」「アポストロフィ」「コントラスト」など、
読みやすい文章なのに、「擬人法」だけでなくあちらこちらに繊細な技法が散りばめられていて、まるで次々に通り過ぎていく綺麗な景色を電車の窓から風を感じながら眺めているような、そんな感覚で読み進めることが出来ました。
内容に関しては、文明が停止した街を「罠で溢れている」と捉える一方で、レトルトカレーを「裏切らない」と信頼し、自分の身体の匂いに絶望して「生きるために」お風呂に入る……。そうした少女の極めて個人的で切実なディテールが、世界の終わりという壮大な背景にリアリティを与えているように感じました。
完結済とのことですが、彼女のその後が分かる話がもし読めるのであれば、ぜひ読ませていただきたいです。
■ お題「擬人法」の活用と技法について
本作では、お題である擬人法が「孤独を癒やすための対話」として、また「世界の様相を捉え直すためのレンズ」として、驚くほど多層的に、かつ自然に活用されています。
・「ロプロス」「ロデム」という名付け【役割の擬人化】
鳥や自転車に名前を与え、彼らと「キャラが違う」「だらしないな」と対話する。これは単なる比喩を超えて、孤独な世界に自分以外の「意志」を作り出そうとする、主人公の切実な生存戦略(擬人法)として機能しています。
・モノたちへの「お別れ」の言葉【敬意としての擬人化】
本作で最も心に響いたのは、主人公が場所やモノを去る際、必ずと言っていいほど「ありがとう」「サンキュー」「ダンケシェーン」と、感謝の言葉を伝える姿です。
バリケードを代表にして教室に礼を言ったり、壊れたピアノに「壊れたままでいてくれてありがとう」と語りかけたり。それは単なる独り言ではなく、自分を守り、寄り添ってくれた全ての存在に「意志」を認め、対等な友として接する究極の擬人法だと感じました。彼女の「お別れ」の儀式があるからこそ、読者は孤独なはずの物語の中に、温かな交流の足跡を見出すことができるのだと思います。
・「身体への呼びかけ」【自己の擬人化】
怪我をした足に対して「どう、行けそう?」と問いかけ、靴下を替える約束をする。自分自身の身体を「もう一人の相棒」のように扱う擬人化の使い方は、極限状態にある人間の心理描写として非常に秀逸でした。
■ 最後に
技法としての擬人法を、孤独を埋めるための「優しさ」へと昇華させた素晴らしい作品をありがとうございました。もし物語の先が読める機会が訪れるようなことがあれば、この白い埃の先に彼女たちが辿り着く場所を、また部室で見守らせていただければ幸いです。
作者からの返信
擬人法のお題をみたとき「これは参加せねば」と前のめりでエントリーさせていただきました。文芸部らしい面白い企画、楽しみです。修辞法で攻めてますね!
長文にもかかわらず、丁寧に読んでいただき、本当にありがたい限りです。続編を書くことがあったら(きっと書くと思いますが)、また文芸部へおじゃまさせていただきます