かすかなそれはへの応援コメント
冒頭がすごく具体的でハッキリしている、そして過敏なのに、次第に思考や感覚が希薄化していく様が語彙や文体で表現されていて唸りました!!
何もかもが嫌になった日。
目の前の現実が遠ざかっていくようなリアリティがじわじわと……。
そんな乖離や自己喪失に身を委ねる体験ができて、しばしのトリップを楽しむことができました。
本当にお見事です。
作者からの返信
鵠 理世さん
コメントいただきありがとうございます!
少しずつ自我の境界線が滲んでいく感触が伝わればと思案していたので、まさにそのようなお褒めのお言葉いただきましてとても嬉しいです!
周囲の指先ひとつの動きすら気になるほどに過敏になると、その先、防衛本能なのか感覚が体から切り離されるような感じになったり……きっとありますよね。
あまり何度も味わいたくないシチュエーションとは思いますが、追体験をお楽しみいただけて良かったです……!
お読みいただきありがとうございました!
かすかなそれはへの応援コメント
面白かったです!
自分が崩れてしまうことも、電車が目的地につかないことも、代わりに砂浜に着くことも、追い詰められた人に許された救いのように思えました。逃避先があるのは素晴らしいです。
社畜飼育マニュアルには書いていない、社畜の心の内側が見られてよかったです。社畜はとっても都合がよいので、道具としての効率のよい使い道や、如何に虐げるのがよいかについて議論しがちです。でも、社畜という擦り切れて自己を失った生き物、人に似て非なるモノにも、極限の中に不穏な安らぎが訪れることがあるのですね。
人はもっと社畜の生態に興味を持つべきだと思いました。
作者からの返信
安曇みなみさん
コメントいただきありがとうございます!
さすがの視点でございます。
疲弊した日々のなかで突如訪れた異常はある意味でかすかな救いなのかもしれません。耳に馴染む潮騒だけが響く刺さるような刺激の存在しない世界は居心地が良かっただろうなとも。
実際に作者が泣きながらこれを書いたのか、というのはさておきまして……。
擦りきれた人の表層的な情報はニュースやなんかで見聞きするだろうものの、そうなった人の現実的な内情については意外と知られていない、というか、無視されがちかと思うので、興味の目を向けていただく機会が増えると良いですね。
お読みいただきありがとうございました!
かすかなそれはへの応援コメント
コメント失礼します。
一度読んでから、これは何度か読みたいと思い三周程しました。
正直に申しますと、的外れなコメントを恐れて、感想が上手くまとめられなかったのをここに白状いたします。
と言いますのも。
この作品の持つ、ゆるゆると深みにはまるような、潜在意識の曖昧化と言いますか、喪失的な揺蕩い情緒が、とても他人事とは思えず。
どこか創作の域を超えたリアリティの軸が存在して見えたからです。
平たく“精神的な病み”というのは、個人的にあまり好きな表現ではないのですが、世間の想像するそういったものの解像度として非常に目を張る強度があると思います。
的外れなコメントでしたらすみません💦
感想長くなってしまいそうなので割愛させて頂きますが、こういう人の内面に触れる作品こそ、しっかりと評価されて欲しいと私は常に思っております。
作者からの返信
五月雨ジョニーさん
コメントいただきありがとうございます!
三周も読んでいただけるとは……ジョニーさんに足を向けて寝られません。私のなかに深く刺さった嬉しさを噛み締めております。
書いたままを読んでいただくのであればアーバンホラー的なエピソードなので便宜上はホラー扱い、フィクションの位置付けなのですが。
それ以外に、アイデンティティを担保しているアウトラインは意外にかすかな線でしかない、という点をお見せできればという想いがあったので、そこに対するリアリティの軸や解像度に言及していただき震えております。
的外れだなんてことは全くなく、その観点で汲み取っていただけて何よりです!
評価されて欲しいとのお言葉でどんなに救われる思いか。今後もこういった心情の機微を丁寧にすくい取って書いていければと存じます!
お読みいただきありがとうございました!