大正時代からの電話への応援コメント
早坂知桜さんのレビューから来ました。
綾乃の丁寧な言葉と、凪の少しラフな話し方がだんだん馴染んでいく感じがとても好きでした。
「やばいですね。いい意味で」のやり取りが特に印象に残っています。
「どうせ会えないですから」で、奇跡は起きないのか〜って悲しくなりました。
最後に「同じ海を見ている」というところから、凪が実際に神社へ行く流れが綺麗で感動しました。
読み終わってもしばらく余韻が残っていて、コメントを残したくなりました。
作者からの返信
電柱になりたいさま
温かいコメントをありがとうございます!
早坂知桜さまのレビューからお越しいただけたとのこと、素敵なご縁に感謝いたします。
綾乃と凪、対照的な二人の距離感が少しずつ縮まっていく様子を見守っていただけて、本当に嬉しいです。「やばいですね」のやり取りは、私も書いていて二人の心の温度が重なった気がしたシーンなので、印象に残ったと言っていただけて感無量です。
「どうせ会えない」という切なさの先にあるラストまで余韻を共有してくださり、作者としてこれ以上の幸せはありません。
温かいお言葉を励みに、これからも心に残る物語を紡いでいきたいと思います。
大正時代からの電話への応援コメント
辻感想で参りました、失礼致します。
同じものを触る。同じものを見る。同じ場所に立つ。そこに意味が生まれるのは、その人が意味を知ったからなのですよね。凪も、綾乃も、確かに同じものを触り、同じものを見て、同じ場所に立ちました。それだけで伝わるのです。その伝わり方が素敵でした。
史跡を巡って過去の人物に思いを馳せる——旅行先の醍醐味だったりしますが、こうして実際に話した人間がそこにいた意味とはまた違います。それは例えばお墓参りもそうだと思うのです。その人との記憶が自分の中にあるから、そこに行く意味があるのです。
一週間という期間で二人の距離が縮まっていく過程が、グラスに水で満たされていくように、透明で波立ったものが当たり前に平らになっていく様が良かったです。充電三十パーセント。一度に数分で一週間くらいでしょうか。それだけで満たされる透明さが「やばい」のです。凪と綾乃のそれぞれが抱えていた隙間に満たされたそれが、何とも美しいのです。
素敵なお話をありがとうございました。
作者からの返信
たねありけ様
あたたかい感想をありがとうございます。
とても丁寧に読んでいただけたことが伝わってきて、胸がいっぱいになりました。
「同じものを触る。同じものを見る。同じ場所に立つ」という部分から、記憶や存在の意味まで汲み取っていただけて、本当に嬉しいです。
お墓参りの例えも、すとんと胸に落ちました。
一週間で少しずつ距離が縮まっていく過程を、「グラスに水が満たされていくよう」と表現していただけたのも印象的でした。
充電三十パーセントのくだりも、そのように受け取っていただけるとは思っていなかったので、嬉しくなりました。
あの静かに満たされていく感覚を書いてよかったと、改めて感じています。
こちらこそ、お読みいただきありがとうございました。