第21話 意外と几帳面なの?
今朝――何やらルイの行動がいつもと違っていた。
最近、ルイは私が買った1万2000円の2人用ソファーを拠点にしている。
本来は私がリビングの横の部屋で小説の執筆やプログラミングをする時に使う為に買ったソファー……。
ソファーにしては堅めで立ったり座ったりがとても楽なのと、
腰に負担が来ないのでお気に入りなのだが、あまり使わせて貰えない――
そう、我が家にある「早い者勝ちの椅子取りゲーム」という"鉄のおきて"のせいだ。
たとえ自分の椅子だろうと、一度トイレで立った隙にその椅子を取られたら、
その席は今座っているモノの席となる。
そのせいでほぼ私のソファーはルイのソファーとなっていた。
(猫の椅子に1万2000円なんて出さないからな!!)
今朝も私は朝の小説活動を行おうとその席に向かった。
いつもながらソファーを陣取っているのだが何やら落ち着かない様子――
ソファーに乗って、寝転がったと思ったら立ち上がり、
ゴシゴシゴシ……
(猫がトイレの後に砂をかける仕草)
ソファーから降りてまたゴシゴシゴシ……
「ルイ君どうしたの?」
聞く私の顔を見て「ぐるにゃ~ん」と変顔で返事をし、
今度はソファーの真下に引いてある絨毯をゴシゴシゴシ……
(なんだろう?)
絨毯をよく見ると――
う〇このかけらが落ちていた!!
ああ……
フレーメン反応だ……
猫は実はけっこう神経質な動物である。
綺麗好きで――特に匂いにうるさい。
ノンちゃんなんてう〇ちするたびに自分のを嗅いで、
わざわざフレーメン反応と言う変顔を一回してから埋めている。
(ノンちゃんはきっとM系女子なのだろう。 うん!)
拾ってあげても――
その後の匂いを嗅いでゴシゴシゴシ……
(こいつ…… ノンちゃんと同じで自分のやつでも嫌系か!!)
と思いながら、水で拭いて、最後に無臭の臭い消しを掛けた。
これで安心!!
「さぁ、ルイ君、どうぞ!」
(小説チェックをする事を忘れている私)
しかし、ルイ君はフレーメン反応は止めたのだが――
ゴシゴシゴシ……
(こいつ…… もしかして楽しんでるのか!?)
「仕事(?)の邪魔すんなーーー!!」
私はルイ君を捕まえて強制モフモフの刑に処す――
ルイ君は私の頭をパシパシ!!って猫パンチをして逃げて行った。
長毛種にあるあるだけど、
時々う〇ちが毛についてそれがポトって落ちる事がある。
これは「そそう」では無いけど、警戒は必要だねw
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます