5.5話 ………エロゲの裏では……???side
はぁ〜あ
失敗ですね。
河野隆太郎は邪魔なので排除したかったのですが。
この世界に男はいらない。
私が望むのはそれだけ。
男と付き合ってる女は必要ない。
どうやら有栖ちゃんは無能な用だ。
せっかく私が間違った情報を教えたのに
無駄になった。
河野隆太郎の周りには、女の子がよく集まる。
…………チッ…それが気に食わないですね。
有栖ちゃんが河野隆太郎を学校から
追い出してくれればそれで終わったのになー。
「ふふっ、ねえ〜ひ……ま……わ……り……
ちゃん?体調はどうですか?あんまり良くなさそうですね?」
「そんなに睨まないでよ?
貴方が悪いんですよ?私の事を信じて
幼馴染を遠ざけたんだもん。」
「ガチャン………貴方…いい加減にしなさいよ!」
「暴れないでよ〜。鉄製何だから切れる訳ないで
しょ?でもその態度は気に食わないかな?
今も河野君の事好きなんだよね?
薬が足りないかな?ん〜ちょっと嫌だけど………
先に壊そうかな。」
「あ……貴方!何をするつもり」
「あははっ!
気になる?いいよ!特別に教えてあげちゃいます!
取り敢えず向日葵ちゃんには悪いけど処女を捨ててもらいまーす!
つ…ま…り!男の人を呼びまーす!
誰がいいかな?あはっ。」
「ふざけないでよ!いい加減これ外しなさいよ!」
「だってぇ
向日葵ちゃんさぁ!まだ男を好きなんでしょ?
なら要らないもん。けど見た目はいいからさ。
誰の相手をしてもらおうかなぁ?
おじさん?同級生?教師?それとも全員?」
「本当に止めて!嫌だ!
初めては隆太郎がいい!だからもうやめてよ!」
「…………はぁ……けってぃ!
同級生の10人位に来てもらう事にしました!
向日葵ちゃんスタイルいいから。
男達は大喜びだろうね?
媚薬も向日葵ちゃんには効かないみたいだしさ。
強情だよねぇ。すぐに私を好きになってたら
こんな事にはならなかったのにね?」
橘向日葵side
私は最初は信じてなかった。
けれど写真を見せられては何も言えない。
けど信じたくなくて彼と距離を取ってしまった。
けどそれは間違いだった。
私は隆太郎君から離れるべきじゃなかった。
嫌、あいつに近づいたのが間違いだった。
あいつは私にこう言った。
家の中に隆太郎君の無実を晴らす証拠がある。
だから私は家に入った。
なのに…………私は監禁された。
鎖で手足を拘束され媚薬を毎日飲まされた。
けど私は耐えた!媚薬に何か負けない!
なのに……私はもうすぐ処女じゃなくなる?
きっと私は処女を失えばその先は…………
???side
次は誰を差し向けるか。
困りましたね。
河野隆太郎をどうやれば退学に追い込めるのか。
次は無能じゃなければ良いですがね。
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