殺人蝶

青夏 水蓮

第1話予言

深い夜の闇に、1つの黒い花が揺れていた。

そこに紺色の蝶がひらひらと飛んできた。

僕は、窓から見ていてまるで僕の心を映してるようだった。その蝶は、一瞬にしてどこか遠くへ飛んで行った。僕は、蝶に見とれてうっかり勉強をするのを忘れていた。すると、さっきの蝶が戻ってきたじゃないか。その蝶は、僕の心に問いかける。

「君は、いつか死ぬね」僕は、驚いた。いつか死ぬってなんで分かるんだろう?僕は疑問に思った。蝶はさらに囁いた。「夕、君は交通事故で死ぬよ」僕の未来を予言していた。僕は驚きながらも、窓を開ける。蝶は、窓の方へと飛んでくる。窓に着くと、さらに囁いた。「もしくは、殺人犯に殺される」

僕は驚いた。どうしてそんな事言ってしまうの。

蝶は、一瞬にしてどこか遠くへ飛んで行った。

一体何があるのかまだ僕は知らなかった。

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