娘はソフト麺を食べたガール
夜、風呂上がりの娘の髪をドライヤーで乾かしていたときのこと。
突然、娘が言った。
「明日はソフト麺だよ。」
唐突な宣言に思わず笑ってしまった。
すると妻が、「お兄ちゃんも同じこと言ってたよ」と笑いながら言う。
娘は続けて、「給食がソフト麺の日は絶対休まない。熱があっても行く!」と力強く言い切った。
そこまで魅力的なのか…と驚きながらも、なんだか懐かしい気持ちになる。
そういえば、僕の時代にもソフト麺はあった。
麺にかけるタレやつゆが変わることで、カレーうどんになったり、ケチャップソースでナポリタンになったり。
あれは確かに、給食の中でもちょっとした楽しみだった。
「それは楽しみだよね。うらやましいな」と言うと、
娘は「いいでしょー」と得意げに笑った。
その笑顔を見て、僕は思った。
僕にとってソフト麺が懐かしいように、娘もいつかこの日のことが、ふとした瞬間に思い出されるような、そんな良い記憶になってくれたらいいなと。
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