第2話「隣人のナイト」

そこへ、隣に住む同級生・池スカナイがノコノコやってくる。


いつもチャラい雰囲気のスカナイだが、今日は妙にキリッとした表情だ。さらに好かないぜ!


「よぉ、マジデ。てめぇのとこにも来たんだな、ソレ」


スカナイの隣には、イナンナそっくりの金星人少女・アリンナが立っている。


「知ってるか? 彼女たちは地球を植民地化しようとしてるんだ。俺たちはその計画を守るナイトってわけ!」


「は? 植民地? ナイト? 何のアニメだよ、それ!」スカナイによると、金星人たちは地球を新たな植民地にする計画を進めている。


イナンナとアリンナはその「花嫁」として送り込まれたスパイで、婿候補を装いつつ地球の情報を集めているらしい。


「せ、政略結婚みたいなことなのか…」


マジデはつぶやく。


「いや、ちがうな!政略結婚みたいなものだ…」


俺はなにを今、訂正されたんだ…



「マジデ、てめぇはそいつに騙されてるぜ。俺とアリンナで、地球を守るために戦う!」


「守るって…お前、完全に洗脳されてね?」


「うるさぁああああああい!!!」


激昂するスカナイ、おっかない。


「落ち着けって!スカナイ!金星人がこの星を侵略するのが目的なんだとしたら、俺とおまえは味方じゃね?一緒に、地球を侵略しようって流れだろコレ?」


説得を試みる。


「どうしてそうなる!?この星は俺とアリンナが治めるんだ、別の金星人はいらないだろ、ナンバー1になるんだ。それ以外はごみくずだ!!!」


「ダメだ、こいつは…脳みそがチギれてもうてる」






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