転生したら世界そのものだったのでとりあえず理想の世界創ろうと思います

チョコしぐれ

暇!とにかく暇!

前世は割と有名な会社で働いていて、それなりに上手くやれていた。


なのにあんな事に巻き込まれ.........


...


...


「てか、まずここどこ?」


ここどこ?が俺が思った一番最初の感想。


ちなみに次に「ワァー キレイダナー(脳死)」が来た。


なぜそんなクソみたいな感想が出てきたのか。理由はただ一つ


目の前にこの世のものとは思えないほどの絶景が広がっていたからだ。


それはもう、宇宙だと思えば宇宙に見えて海だと思えば海に見える。そんな場所だった。


とはいえ、そんなことを思ったのもつか


今は何故か何もできず動けず...暇すぎた。


「暇ああああああああああああああああああああ」


かれこれ数十時間はこのままな気がする。


暇すぎてこんな事をしようとした ↓


息を止めて死のうと思った。→「なんかすでに呼吸してなかった」


頭を殴って殴って殴りまくって死のうと思った。→「なんか腕すり抜けた」


いっそこのまま餓死しようか...。→「腹減らねぇ」


じゃあもう脱水で死のうか...→「喉乾かねぇぇ!」



あーーーーーーもう暇ぁぁぁ! ←今ココ


(なぁんか目の前に惑星できたりしないのかなぁ)


意味のわからんことを思ったその時、目の前に失明するんじゃないかってくらい眩しい光が現れた。


...と思ったらすぐに消えた。


その代わりになんかでっけぇ球体が目の前にあった。


「お?お?もしかして思ったことが実現するやつ??」


暇すぎたせいか、アクシデントに対し異常なほどに飲み込みが早かった


そこから俺はその星?に対して(自然豊かになれぇ!)とか(水生まれろぉ!)とか色々願いを込めた。


すると瞬く間に地球のようにきれいな惑星が生まれた。


自分の想像創造力に驚きつつ、試しに(なんか生き物生まれろぉ!)と願ってみた。


すると自分の作り上げた惑星に何かが歩いているのが見えた。


「今気づいたけど、目良すぎない?」


近づいてみようと(惑星に近づけぇ!)と願ってみた。が、


全く動く気配なし。


「あ、歩けないんだ(泣)」


ノリで動けるか試したが無理だったことに落胆しつつ、俺はまず惑星の生態系を整えることに集中した。


どうやったら動けるようになるか。はその後にしよう。

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