米問題!!〜夏休み編〜

白樺(しら)

プロローグ

「どうして,こんなに"米"のことが気になるのか…」


小さい頃から,家では毎朝ご飯を炊いていた。

母のつくる味噌汁の香りと,ほかほかの白いご飯。

食卓に並ぶ湯気の向こうで,家族が笑っていた。

それが当たり前だと思っていた。


けれど,ニュースは違うことを言っていた。

ーー米の価格が上がり,農家が大変な事に。

ーー政府が備蓄米配布&備蓄米の問題。

ーーこれからの米問題について,と。


「あの当たり前は,永遠じゃないかもしれない」


最初はただの好奇心だった。

けれど調べれば調べるほど,無視できない現実が,

そこにあった。


食べること。生きること。

それは,遠くの誰かではなく,

「私たち自身」に関わる話だった。


だから私はこの夏,ひとつの決意をした。

「見過ごさない。考える。行動する」

周囲に笑われても,呆れられてもいい。

"当たり前"を守るために,自分にできることをやろう


これはーー

ただの女子高生が,

ひとつの社会問題と向き合った夏の記録。

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