第4話 ごく当たり前の大切な友達?

 しーちゃんの家に泊まり、朝に起きて、飲み物を買った後、それを置いて、自分の家に帰って来た。

 そして、猫が玄関まで迎えに来て、

 「あー、疲れた。自分の部屋で寝よー。」

 俺は寝た。


 よく寝て、夕方に起きた。そしたら、知らない電話番号から電話がかかって来てたので、折り返したら、

 「大楓君?神崎だけど、、、先輩に大楓君の番組教えてもらった。昨日、私変な事言った?」

 「いや、酔っ払ってたから、俺が送っただけだよ!」

 「飲み物が置いてあるから、大楓君、部屋に上がった?」

 「ハハハ、実はね。しーちゃんベッドに寝たから、飲み物置いて帰ったよ。」

 「えーっ!?上がったの?すみません!お恥ずかしい!!」

 「そんな事ないよ。」


 と、とりあえず、しーちゃんは記憶がないらしい。そのまま寝たのは事実だ。何もしてない。ただのバイト仲間だ。


 そして、同じシフトの日にしーちゃんは、恥ずかしそうに、お返しのジュースをくれた。

 しーちゃんも変わってる。綺麗な部屋なのに、だいぶ、プライベートは秘密だったらしい。

 


 


 一方、栞目線では、


 「そっか、大楓君、私を送ってくれたんだ。」

 何か嬉しかった。友達でも恋人でもない感情になった。まるで、いつも一緒にいるような感じになる人。馬鹿で不思議な人。

 学校の友達にも言いたくない。何か大切にしてくれる人だし、大切にしたい人。

 同じシフトの日にジュース返したけど、照れちゃった。

 好きになったと言うより、自然と側にいる人って感じた。そのまま日々が過ぎて行く。




 大楓 真 目線に戻って、、、


 しーちゃんって何か、今までの女の子とは違う事に気づいた。上手く表現できないけど、俺が大学の二人の友人に近い、ごく当たり前の存在。

 大切にしたい人。ただ、それだけ、、、

 まだ、会って、付き合いは短いけど、一緒にいて安心する女の子、、、

 女友達って、こういう事を言うのかな?

 そして、日々が過ぎて行った。


 そして、しーちゃんはもうバイト先では、立派な店員さんだ。隣の店の花屋さんの店長とも仲が良い。だんだん、俺のジョークも分かって来た。特別可愛いとか綺麗とかじゃあないけど、何か惹かれる人。大切な人だなぁ!


 そう思って、夏が過ぎて行った。


 

 そして、残暑が残る、ある日、店で事件が起きた!俺としーちゃんはシフトに入ってはいないが、店の高級時計が盗まれたのだ。

 犯人探しが始まって、みんなバラバラになって行く。警察に委ねたけど、犯人は分からずじまい。

 でも、お店の業績はすぐに下がり、、、秋には閉店を決めたのだった。


 俺としーちゃんは近くの喫茶店で、

 「お店が閉まったら、どうする?」

 「新しいバイト先かーっ!どうしようかな?」

 「私も困るーっ!近かったのにー!!」


 と言う話になり、俺は近くの衣料品のお店を受ける事にした。しーちゃんが、、、

 「真君と離れたくない。せっかく大切な友達ができたのに、、、」

 

 俺もドキッとした。俺は離れる想像をしていなかった。普通にやっとこういう話ができる女の子がいなくなるのが、寂しく感じた。

 二人の友人も離れる時はこういう感情になるのたまろうか?とても、しーちゃんと離れるの事を考えると寂しく感じた。

 

 しーちゃんを家まで送って、ベッドで猫と一緒に横になる。大切なお友達か、、、

 俺も同感だ。何気ない日常が崩れるのが怖い。猫にそう言って、猫は側に居てくれる。


 今、しーちゃんにとって、俺はどういう存在なのだろうか?大切な友達として、気になる。

 そうして、日々が過ぎて行った。



 

 

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