素晴らしきミステリー系
青ちゅ〜≒ラリックマ
アメコミ「バットマン ロングハロウィン」
おじたち大好きクリストファー・ノーラン版バッドマン二作目のダークナイト
ダークナイトには当然コミック版のバットマンから拝借したネタが結構ある。リスペクトってやつだ。
その中の一つにロングハロウィンという作品がある。
邦訳済みなのでぜひ読んで欲しい。が、お高いので今日はロングハロウィンの感想などを。
以下ネタバレ
ロングハロウィンの大筋はバットマンになって2年目くらいのブルース・ウェイン(バットマン)とハービー・デント(後のトゥーフェイス)の話だ。
冒頭「僕はゴッサムを信じている」と若きウェインは言う。そして彼は新進気鋭の検察官ハービー・デントに出会う。
この世の地獄ゴッサム・シティの腐敗に立ち向かおうとするハービー・デントに自らがバットマンであると告白するかウェインが悩む中、連続殺人が起こるというのが大筋である。
バットマンは迷う。正義漢ハービーこそが悪人を殺しているのではないかと……そしてラスト、ハービーの妻は言う「ハービーあなたを信じてる」と。
そうこの作品のテーマは「信頼」である。
そしてそれを逆手に取ったアンチミステリー的構造を持つ。
端的に言えば、バットマン(読者)がハービーを信じるなら彼は犯人ではなく、
信じないのならば犯人である、というのがこの作品の大まかな構造であり、それは読者に指を突きつけるようなアンチミステリーだ。
読者のあなたはハービーを信じれただろうか?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます