ドラマじゃない
@yamamotoyanenkedo
第1話 マッチングアプリ
話し始めた頃のことはよく覚えていない。
でもあの時から波長があってすごく彼に好感を覚えていた。
私はよくいる田舎の女子大学生りん。
20代入り立てのころだろうか、マッチングアプリを始めて、いつの日かマッチングアプリの人と体を交わすそんな日々に明け暮れていた。
そんなある日、私はいつものようにマッチングアプリの人にチャットを返していた。
すると、突然電話をしようと誘ってきた人がいたので電話をすることにした。
電話をして仲良くなって会おうと約束をこぎつけるのはよくあるパターンだ。
私「もしもし」
彼「もしもーし!!!
いまなにしよるとーー!」
彼はとても元気のいい声ででもどこか落ち着く優しい声だった。話し方もすごくいい。
私「YouTubeみてた」
彼「え誰の??」
私「ラランドって人の!」
彼「え、俺ラランドの単独ライブ応募したよ」
私「え!あるの??わたしも応募したい」
彼「多分まだ間に合うと思う!
どっちか当たったら一緒に行こうよ」
私「うん!いこ!」
この後もお笑いの話やバイトの店長の話、
初めて話してるとは思えないほど盛り上がった。
でもこんな展開よくある話で私は彼と何かあるなど何も期待していなかった。
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