【 foresta fantasma】~sampling.OBM~
ぴよ
第1話《海月と妖精》
あの青い月の奇跡から遥かに遠く
桜の舞う湖に映る双子の月よりもずっと遠く
魔法少女たちが異世界を渡るよりも未来
世界はわりと平和だった
バーチャルな世界の中
ひとりの妖精がおりました
目覚めたばかりの妖精はいつもと変わらない
幻の森だと思っておりました
しかし…
いつもと違う身なりな事に気づくのです。
桜も湖も月も幻の森のソレなのに
なんだかいつもと違う不思議な感覚。
一本桜の湖へ他の妖精を探しにいくも誰1人として出会えないのです。
心細くなった妖精に湖の中から声がします。
海月:こんにちわ。妖精さん。
妖精:?!?
海月:迷い込んでしまったの?
妖精:わからないの。あなたはだあれ?
海月:わたしはふわり。
妖精:ふわり?
ふわり:そう!海月への転生を夢見るふわり!!あなたは??
妖精:わたしはりとす。幻の森を統べるもの…
ふわり:りとす…そう。あなたがりとすなのね?幻の森の長。1番力のある妖精さん。
すると海月の姿をしていたふわりは体を翻すとたちまち瞳も髪も水色のかわいい女の子へ姿を変えたのでした。
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