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  • さよならアクアリウムへの応援コメント

    「最後のデートに水族館を選んだ二人の、静かな失恋のお話」だと思って読んでたけどこれまた!
    猫ちゃんと同じく!!また読み返してしまった。
    コメント書くのに一旦1日置いてしまった、、←

    一貫して水族館という舞台が、二人の関係そのものみたいで素敵でした。

    特に「宝石みたいにキラキラ輝く彼女を水槽の中に閉じ込めたみたいに」という表現が、うーーん。これは綺麗な愛なのか、歪んだ愛なのか!おもしろい。

    自由で奔放な彼女の輝きに惹かれたはずなのに、その輝きを自分だけのものにしたくて閉じ込めてしまう。くうっっっ!!いいっ!

    しかも主人公はずっと「自分が悪かった」と反省しとるから、私はてっきり最後には彼女の「友達になろう」を受け入れて、綺麗に手を離すのだと思っていました。

    だから「何言ってるの?そんな関係、私が望んでるとでも思ってるわけ?」で、ものすごく心を掴まれましたね!!!!
    なんてこった!!

    ああ、この子は反省したからといって、別人になったわけじゃないんだ、と思いました。笑

    束縛したことは間違っていた。
    彼女から自由を奪ったことも分かっている。
    だからもう閉じ込めない。

    でも、「恋人じゃなくなっても友達としてそばにいてくれればいい」なんて綺麗な気持ちにはなれない。

    この矛盾がまじて人間らしくて、いや、人間臭くて私は大好きですねー!

    「一生忘れられなければいいし、忘れるならさっさと忘れて欲しい」という一文も刺さりました!

    好きだった人の幸せを願って綺麗に身を引く、だけでは終われない感情があまりにもリアルやわ。

    最後に年間パスポートを海へ投げる場面あるじゃないですか!?

    年間パスポートって「これからも何度もここへ来る」という未来の約束みたいなものだったと思うんですけど、それを捨てることで、二人で何度も訪れた場所も、彼女とのこれからも、全部自分の手で終わらせたような、そんな感じの解釈をしましたが!!あってるかな!?
    わからんけど震えたわ。


    ほんで何より好きなのが、最後に主人公が「駅とは逆方向」へ歩いていくとこ

    それまで彼女の後ろついて歩いていた主人公が、最後だけは自分で行く方向を決める。

    彼女を自由にしただけじゃなく、主人公自身も水槽から出たんやなーー。

    綺麗な失恋ではないし、主人公も最後まで面倒くさくて、重くて、不器用です。が!!!

    すごーーーい!!!

    水族館、イルカ、海、年間パスポートというモチーフが全部二人の恋に繋がっていて、読み終わったあとに最初とは違う景色に見える、とても素敵なお話だ。

    こういう「読み終わってから、あの描写ってそういう意味だったのか」と気づける作品、本当にすきです!!!!!!

    作者からの返信

    細かく読んでくださり、ありがとうございます!
    きっとすごく時間を掛けて読み込んでくださったのだな、と思い胸が熱くなってます。

    さらっと一度読んでも楽しめて、細部を見ていくとまた違った作品に見える、そういったお話が好きなので拾えて頂いて嬉しいです。
    きっとこの子は自分たちの関係を、水族館みたいにふとした時に訪れて綺麗だったね、って眺めて楽しむような思い出にされるのも嫌なんだろうな〜と思いながら書きました。

    読んだ方の数だけ解釈があって、それを聞くのが大好きで特にこう読んでほしい!というのは無いのですが、年間パスポートを投げ捨てたのは仰って頂いたような気持ちからだと思います。
    全部ここでおしまい、という。
    あとはこの子きっと、イルカのショーが変わったのも受け入れられないんだろうな、と思います。変わらない展示、変わらないショー、ずっと変わらない私たちにこだわってたのかなと思いながら書きました。
    そんな恋も海に捨てて閉じ込めて、どこにいくのかな。

    モチーフ拾って頂いて、嬉しいです!
    テーマやモチーフを散りばめて回収するお話をよく書くので、気に入っていただけてホッとしております。

    全部嬉しいコメントばかりで狂喜乱舞しております。
    本当にありがとうございました!

  • さよならアクアリウムへの応援コメント

    よすぎるお話でした……小さなことから本当に丁寧にこだわっているのが読んでいて伝わってきました……。丁寧に作られた作品ってやっぱり読んでて面白いんだなぁって思いました……。
    キャラクターが人間らしく動いていて、関係性もとてもリアルでマジで好きです……
    長く付き合っているから相手のことをわかっているけれど、今何を考えているとかみたいなことを完全に理解しているわけではない。その二人の関係性がとてもエモかったです。
    最後の手をつなぐシーンが本当に大好きです。普通だったら甘いシーンになりそうなのに、あ、そうか解散したいんだ。別れるための餞別になんだって主人公が気づく。すっごくリアリティがあってよかったです……

    作者からの返信

    丁寧なコメントありがとうございます!
    自分の名刺になるような短編をテーマにして書いたので、気に入っていただけて本当に嬉しいです。
    一人称視点で話を書くとその人物の視点でしか世界を把握できなくて、でもその歪んだレンズが好きでいつも書いています。
    リアリティがあると言っていただいて、一人の歪んだレンズを書き切れたのかなと、ホッとしています。
    こんなに読み込んで頂いてめちゃ作者冥利に尽きます。本当にありがとうございました!

  • さよならアクアリウムへの応援コメント

    終始漂う倦怠感と気持ちのすれ違いに、別れの空気感をひしひしと感じて心が削られました……心情描写が鋭くてとても好きです。素敵な読書体験をありがとうございました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    心情描写は自分なりに丁寧に書いた部分なので、そう感じていただいて報われました。
    こちらこそ、読んでいただきありがとうございました!

  • さよならアクアリウムへの応援コメント

    最後の最後で(いい意味で)裏切られました。綺麗事で終わらせない主人公のスタンスがとても格好良かったです。水族館という一つの舞台に関連付けて彼女との関係性の変化を細かく描いてるところが、話の切なさを引き立てていて素敵でした。これからも執筆頑張ってください!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    ひとつのことに細かく描写を重ねていくのが好きなので、そう言っていただけて嬉しいです。
    読んでいただき、ありがとうございます。
    これからも頑張ります!