6-4




嵐のように去って行かれた先輩たち





豪雨のような質問攻めに遭って少し疲れ、去っていく後ろ姿に安心を覚えた





もうすぐお開きの流れのため先程の先輩たちが締めている





外に出ると一気に暗くなっていた。暑いとまで感じた先程の宴会部屋とは違い、少し肌寒い





「咲ちゃん!二次会どうしようか?カラオケだって〜!」





隣を見ると小春ちゃんが腕が少し冷たくなったのか腕を擦りながら下から私の顔を覗いていた。





「あっちのカラオケ安いからー!」





先程の先輩たちが楽しそうに私たちに聞こえるようになのか楽しいだけなのか声を荒らげて言っている。








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