【二十三話 アクマの森の仔〜黄昏〜⑩】
マーリンが本来の子供に戻って大泣きしてから数刻には、もう声は止んでいたが暫くはウーサーの胸に縋り付いたままだった。
そして、夜も半ば月も大分傾いた頃に漸くマーリンはオズオズと恥ずかしながらも名残惜しそうにウーサーから離れた。
ウーサーは特に何も言わずゆっくりと身体を起こし、近くで大人しく体育座りをしているマーリンに向き合うように座り直した。
人前で大泣きしてしまったのが余程恥ずかしかったのか、マーリンは赤くなった顔を膝に埋めて隠してしまっているが、真っ赤な耳までは隠せていない。
そんなマーリンの姿をニコニコ笑顔で温かく見守るウーサー。
二人共に何も喋らず、ただ沈黙と時間が流れるだけ.....。しかし、その沈黙に耐えられなかったのはマーリンの方で、先に口を開いた。
「おい」
「はい!何ですか?質問ですか?私が答えられるものでしたら何でも聞いてください!」
声をかけてくれた嬉しさと、待ってましたと言わんばかりにウーサーは目をキラキラ輝かせてマーリンに次の言葉を促す。
その時マーリンから見たウーサーは、耳をパタパタ尻尾をブンブン嬉しく振るっている犬に見えたと後に語ったとか.....。
一瞬変な幻覚を見てしまったマーリンは、それを見なかったことにするかのように頭を軽く振り、気を取り直して話した。
「その、さっきからお前が言っている“マーリン”ってのは、オレの事か?」
本当はもっと別のことを聞きたかったのだが、聞きたいことがまとまらなかったのと、多分ウーサーは答えないかはぐらかすかもしれなかったので、ウーサーに関してではない事を聞いたマーリンだった。
「はい。“マーリン”は貴方の名前です。名付けたのはエムリスさんという方です。ほら、ここへ運ばれる前にいたあの白い部屋に私と一緒に入って来た小柄のおじいさんですよ」
「小柄の...ああ、あの白髭のジジイか...」
マーリンはあの時のウーサーと同じ変な格好をした、白髭の老人を思い出した。
「エムリスさんはマーリン君を『アクマの森』で拾い、この国まで連れてこられた方でもあります。実は名前もその場でパッと浮かびそのままつけたそうですよ」
「.....『アクマの森』」
此処に連れてこられる前に暮らしていた優しい森。あの場にはマーリン達───否、正確にはマーリンの体を乗っ取っていた【ペット】が殺めてしまった醜くも優しかった【アクマ】達の死体が今も野ざらしにされている。
その事を思い出し、サッと顔を青くなるマーリンを見て察したのか、ウーサーは彼を落ち着かせるように言った。
「これは『森』の中を見たエムリスさんが言っていたのですが、『森』にはマーリン君以外誰もいなかったそうですよ」
「.....は?誰も?■■は無かったのか?」
「ええ。ただ、マーリン君の周りには何かが燃やされた跡はあったようなのですが、骨はおろか灰も残っていなかったようです」
「そう...か.....」
ウーサーの言葉を聞いてマーリンは安堵した。
「(多分、あの【蒼い炎】があの人達の死体を灰すらも残さないくらい燃やしてくれたんだろうな。良かった...あのまま放置されてたら、あのクズ共が碌でもない事に使われてた。本当に、良かった.....!)はぁ...」
「大丈夫ですか?マーリン君」
安心しきってついため息が出てしまったのを見られ、ウーサーに心配そうに声をかけられたマーリンは早口で、
「何でもない。それで?オレ達を此処まで連れてきたあの変な格好の不審者ジジイは結局何者なんだよ?」
無理やり話題をエムリスの方に戻したが、実は少しだけ彼が気になっていたのもあり聞いたのだった。.....がエムリスの事を聞いて少し後悔する事になるのをマーリンはまだ知らない。
「エムリスさんはこの国で一番最古参の宮廷魔術師筆頭兼王の相談役なんですよ。ちょっとお茶目で悪戯好き、よくお仕事を部下の方やお弟子さん達に押し付けては逃亡し、隠れ家で好物の甘いお菓子を食べてサボってます。あと、妖精さん達と結託して兄さんとお城で働いている方々にとんでもない悪戯を仕掛けかりとで、はた迷惑なことをしてしまうのが玉に瑕ですが、唯それだけで不審者ではありませんよ」
「そんな怠惰で危険なジジイに重要な地位に就けちゃ駄目だろ」
真顔でマーリンはツッコミを入れた。
「う、でもエムリスさんはチャランボランですけど、一応有能なんですよ。サボり魔でトラブルメーカーですけど、
チャランポランを二回も言ってしまってる、教え子のウーサー。
と言うか、エムリスの事を紹介したウーサーも彼をフォローしているようでしていない。それどころかディスってるような気がする。
「マジかよ.....」
エムリスとは話すどころか関わった記憶すら無い(発狂してた頃はノーカン)が、あんなヤバい服着てた人物の一人がまさかの宮廷魔術師筆頭で、しかも一国の王達の相談役だったとは全く想像できない.....。
ただ、マーリンはこれだけは本気で思ったことを口にする。
「...この国、大丈夫なのか?」
この国の民ではないマーリンが言うのもなんだが、此処の行く末が不安になりついポツリと呟いてしまった。
そんなマーリンに対しウーサーは苦笑しながら、
「マーリン君がこの国の未来に不安を持ってしまうのは仕方がないのですか、驚くことに此処の情勢は殆ど悪い方には傾かなかったそうですよ。
傾いたことがあるのは、三百年前位にあったその時の王と一緒に盛大な悪戯を仕掛け、その時の爆発騒ぎを起こし、城にある二番目に高い塔を地面ギリギリまで傾かせてしまったことですかね。あ、一番大きな塔はマーリン君達がいた白い塔ですよ!」
「傾かせたのは塔の方だっのか.....」
因みにではあるけど、この大事件は伝説になり、どこの吟遊詩人が作ったのか、おもしろ可笑しい童謡になって語り継がれていったのさ。しかもその歌はメロディーと詩がかなり評判が良かったらしく、かなり大ヒットした。ウーサーもたまに(夜の
「今もその塔はそのままで、エムリスさんの工房として使われてますよ。あとこの国の名物で一月に数回一般公開しています。今度見に行ってみますか?」
「.....(観光名所になってやがる)興味ねぇからいい。あとこれも聞きたかったんだけど、もしかしてあのジジイ“混血種”か?」
白い塔での突入事件の時ではしっかりとエムリスを見たわけではないが、(ウーサーは除外)四人の人間の中でエムリスだけ少し人間とは異なる気配がした。
しかもそれはマーリン達と同じ混ざり物のようなものだったので、マーリンはエムリスの事を話題にしたのだった。
「よく分かりましたね。そうです、エムリスさんは人間と妖精の間に生まれた“混血種”ですよ。なので私達より寿命が長く、歴代の王様に仕える事が出来ているのです。ただ、年齢は分からないんですよね。聞いてもはぐらかされてしまうので」
「年齢はどうでもいい。オレが聞きたいのは、何で現世に“混血種”が普通に、しかも一国の宮廷魔術師なんてのになって生活してるかってことだ。.....オレたち以外の“混血種”の全てははもう現世と異界───と言うか『星』から離脱した筈.....」
◆◇◆ ◇◆◇ ◆◇◆ ◇◆◇
ここで物語を止めて、マーリンとウーサーが話していた“混血種”についてちょっと話そうか。
簡単に言うと“混血種”とは種が違う者同士の間に生まれた子達の事を言う。
例えば彼らの話題になっている妖精と人間の間に生まれたエムリス、話題を振ったマーリン達は【アクマ】と人間の間に生まれているから彼等も“混血種”だね。
その他にも幻獣と妖精、悪魔と精霊なんかもいるね。
“混血種”は遥か昔、まだ【アヴァロン】と『ブリテン』が平和で幻想の住人も普通に現世に多くいた頃、彼等も同じくらい多く暮らしていたんだよ。
でも【アヴァロン】が【■■■■■■】を受け入れてしまった辺りから、『ブリテン』に満ちていた神秘と幻想の力が徐々に穢れ衰え始めた。
更に追い打ちをかけたのが、『ブリテン』内での領地を巡る戦争が始まり、森は戦火に呑まれ、大地は血と怨嗟で汚染されてしまい、益々神秘と幻想の力がよわくなり、それを糧に存在している幻想の住人達は住む場所を追われてしまい、勿論その中には“混血種”達もいた。
先に動いたのは幻想の住人達だった。彼等は力が失われ汚されていく現世で存在し続けるのは極めて困難だと悟り、現世に愛着があった一部のモノ以外は現世を後にし故郷の【アヴァロン】へと還って行った─────自分達が産んだ
置いて行かれてしまった“混血種”達は彼等の後を追ったんだけど、【アヴァロン】は混血である彼等を拒み【門】を閉ざしてしまった。
【アヴァロン】に、親兄弟達に拒絶されてしまった彼等は絶望した。そして、決意した。
この『世界』、『星』から出て自分達だけの安住の地を探そうと.....。だから、彼等は特殊な魔術を使いこの『星』から外へと出て旅立ったのだったんだ。
ただ、現世に残った幻想の住人同様、エムリスの様にほんの僅かな“混血種”もこの『星』に留まった者もいる。その数は幻想の住人よりとても少ないけどね。
そして旅立った“混血種”の後に生まれた“混血種”はと言うと、ある程度成長すると先代達だけ知る“軌跡”を見つけ、それを辿り【アヴァロン】に妨害されることなく『星』へ離脱していった。
マーリンが自分たち以外の全ての“混血種”が旅立ったと言っていたけど、それはあの娘達が嘘の情報を植え付けていたから彼等はそう言ったんだ。
多分だけど、娘達はマーリン達に先代達の“軌跡”を掴ませ逃げられない様についた嘘なんだろうね。
◆◇◆ ◇◆◇ ◆◇◆ ◇◆◇
「確かに“混血種”の方々の多くはこの『星』から旅立ちましたが、全てではないですよ。その例がエムリスさんですし、実はこの国にも幻想の住人さんよりは少ないですが、“混血種”の方はいますよ」
「......」
「まぁ、そうですね。“混血種”の方々がこの地へ───この『星』から旅立ったのはある意味正解だと思いますよ。もう既に【アヴァロン】と『ブリテン』は■■■■■■■しまっていますからね」
「え?(今、何て言った?)」
話の途中にウーサーの口から発された言葉ではない、音に近いモノに何処か言いようのない不吉なものを感じ取ったマーリンは少し戸惑ったが、
「ふわあぁ〜...」
気の抜けたウーサーの欠伸で、マーリンは我に返る。
欠伸をしたウーサーの方は軽く伸びをすると、スッと立ち上がり、
「夜もだいぶ更けてきました。今日のおしゃべりはここまでにして、もう寝ちゃいましょうか」
「あ.....」
そう言えば、小さな窓から見えた、空で輝く大きな満月は大分高い位置にあった。それを見てマーリンは、もうそんなに時間が経ったのかとぼんやりと思った。
ウーサーはぼうっと窓の外を見るマーリンの手を取りゆっくりと立たせると、そのままベッドの方へと連れて行く。
マーリンを横にし毛布を掛け、
「夜も大分更けてきましたからね。そろそろ眠らないと皆さんに心配されてしまいます。
おしゃべりは明日もできますし、マーリン君もまだ疲れが完全に取れてないのですから、身体をゆっくり休めないといけませんよ」
「別にオレは.....」
「疲れてない」と言いかけたが、毛布に包まれ数分とたたない内に身体が緩やかに重くなっていくのを感じた。
マーリンは無自覚だったがウーサーの言う通り、まだ体の疲労は完全に回復していない。
その証拠にマーリンの意思を無視して身体が早く休めと言うように、どんどん重たくなりふかふかの清潔なベッドに身を委ねさせようとしてきた。
「..........」
「ほら、マーリン君のお身体も早く寝たいと言っていますからそのまま眠って良いですよ。それにここのベッドはふかふかして暖かいですから、ぐっすり朝まで安心して眠れますよ」
既に目蓋が半分降りているマーリンを見たウーサーは、床の掃除を再開した。
「っ!」
食べ物や割れた皿の破片が散らばった床を掃除するウーサーを見てまどろみの淵に立っていたマーリンは、数分前に彼を殺そうとした事を思い出し、覚醒したが、覚醒したのは意識だけで身体の方は疲労で重くて動けない。
そのマーリンに殺されかけた張本人は呑気に鼻歌を歌いながら、せっせっと手慣れた様子で掃除をしている。
ゴミを袋に入れた後、最後に倒れた椅子と机を元の位置に戻し、掃除道具をしまって掃除は終わった。
ウーサーは汚れた手をいつの間にか机に置かれていた桶の中にある綺麗な水で洗い流し、白い布で拭くとマーリンが横になっているベッドの方に向き直った。
「はい、終わりました!ってまだ起きていたのですかマーリン君」
「.....」
まだ起きていたのかと言われ、気不味そうに目を逸らすマーリンに、ウーサーはプンと少しだけお説教するように、
「もぅ!明日は色々やらなくてはいけないことが山程あるのですから、早く寝ませんと朝起きれませんよ」
「待て。オレに何をさせる気だ?」
「ふふー♪それは明日になってからの秘密です!」
「はぁ!?」
フフンと笑いながら何故かモゾモゾとマーリンのいるベッドに入ってくるウーサーにマーリンはギョッとしてつい、
「っおい!」
「んん~?何ですか?」
「何でテメェが此処に入って来るんだよ!?」
もう眠る体勢に入っているウーサーに目眩を覚えるマーリンだったが、聞かずにはいられない。
そして、問いただされたウーサーの回答はというと、
「其処にベッドがあるからですが?」
なんとも間の抜けた回答だった。
「「あるからですが?」じゃねぇだろ!普通自分を殺しかけた奴がいるベッドに入って平気で眠れる筈ねぇだろうが!」
「私は普通に眠れますよ」
「眠れるのかよっ!?」
ウーサーのボケた発言の連発で、マーリンも何度かツッコミを入れる内、最後には身体が重くなっていたことも忘れ、突っ込んだ勢いで遂にガバっと毛布を跳ね除け身体を起こしてしまう。
その反動で跳ね除けてしまった毛布が床にバサリと落ちてしまった。
元凶のウーサーは「お行儀が悪いですよマーリン君」と言いながら、床に落ちてしまった毛布を拾いに行く。
「まぁまぁ、落ち着きましょう。貴方が私の命を奪おうとしたことに関しては、全く気にしてませんよ。寧ろ貴方の今までの
「っ!?」
ウーサーに頭を下げられたマーリンは絶句し、ますます混乱してしまう。そんなマーリンを余所にスッと下げていた頭を上げたウーサーは、またとんでもないことを言ってきた。
「それに貴方が私を【敵】と認識して襲いかかったのは当たり前の行動です。当然それを受けた私は自業自得なんですよ」
「じ、自業自得って.....!」
「?事実を言ったまでですよ」
「.....」
本気で言っているウーサーにもう何も言えなくなったマーリン。
こうもはっきりとウーサーが余計なことしたから自業自得で殺されそうになったんだ、と謝罪とマーリンの行動を肯定するのとセットで言ってくるのだ。
加害者である筈のマーリンが何も言えなくなってしまうのも無理はない。
それでもマーリンは何か言おうとするか言葉が出てこず、口をパクパク動かすことしかできない。そんな彼を見たウーサーは突然、
「とーーーう!です!」
「へ?」
拾った毛布をバッと広げそのままウーサーがマーリンのいるベッドにダイブした。
「おぶっ!?」
完全に油断していたマーリンはウーサーと共に頭からベッドへ沈んだ。
「ッテメ!何しやが───」
いきなりの強襲にマーリンは文句を言おうと頭を起こそうとしたが、出来なかった。
原因はウーサーがマーリンの頭を片手で優しく自分の胸に持っていき、もう片方の手で体を引き寄せてギュッと抱きしめたからだった。
「よしよし、落ち着きましょうね。ふふふ、マーリン君気にし過ぎですよ。だからこれで、お相子にしましょう」
「!」
抱きしめられたマーリンは突然の事に慌ててウーサーから離れようと、腕を叩いたり、腹を押して退けようとしたが、何処にそんな力があるのか全然彼はびくともしない。
それよか、益々ギュウギュウとウーサーの抱き締める腕の力がこもる。ついでと言わんばかりに、さっきマーリンが泣いた時にやっていた背中もポンポンと赤子をあやすようにたたいてきた。
「さっきも言いましたが、今日のおしゃべりはお仕舞いです。マーリン君、観念してもう眠ってくださいね」
「うぅ...!」
「こんな状況でとう眠れるんだ!」と言いたかったが、言葉にできなかった。何故ならウーサーのトクン、トクンと耳に響く落ち着いて心地良い心音のせいで、再びマーリンの身体は重くなり、次第に意識も遠のいてきてしまったからだ。
「ふふふ、懐かしいですね。よく眠れないとクズっていた【あの仔達】もこうしてマーリン君と同じ様に抱き締めて心音を聞かせてはあやして眠らせたものです...っと」
ウーサーが腕の中を見ると、マーリンはいつの間にかスースーと寝息を立てて眠っていた。
此処にマーリン達が連れて来られ、彼等が眠れたのはたった二回。
一回目はウーサーがウッカリ【中】に引きずり込んでしまって追い返した時の反動で、と言うかあれは眠ったというか気絶だったが...。
二回目はネコジャラシに仕込んだ睡眠薬を嗅がせて眠らせた。
どちらとも他者の強制的なやり方で眠らしただけで、その影響かマーリンは眠ってからもずっと悪夢を見続けた。その時の表情は苦悶に歪み、時折悲鳴を上げては啜り泣いていた。
しかし、今ウーサーの腕の中で眠るマーリンの表情は穏やかで完全に安心しきって眠っていた。
「ふふ、おやすみなさいマーリン君、メルリヌス君。今夜は何の夢も見ずにゆっくりと心と身体を休めてくださいね」
マーリンの頭をそっと撫でたウーサーは、「ふわぁ...」と小さな欠伸をした後、そのまま眠りについた。
そして、二人が完全に眠ったのを見計らったかの様に、部屋を照らしていたランプの火がフッと一人でに消えたのだった。
灯りが消えた部屋には、窓からキレイな蒼い夜空に光る満月が、朝日が昇るまで彼等を見守るように優しく照らしていた。
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