記録 No.06:音声書き起こし
録音日時: 2025年2月10日 13:02
録音場所: 新宿駅南口付近のカフェ店内
対象者: ヤマダ・アサミ(以下、ヤマダ)
インタビュアー: 私
[録音開始]
私: ……では、録音を開始します。ヤマダさん、本日はお忙しい中、ありがとうございます。
ヤマダ: いえいえ、とんでもないです。こういうの初めてなので、ちょっと緊張しますけど。(笑)
私: リラックスしてください。大した話ではないので。ええと、メールでもお伝えしましたが、今回は中古のガジェット、特に個人間でやり取りされたものが、どういう経緯で取引されて、その後どうなったか、というのを調べてまして。
ヤマダ: はい。あの、カメラですよね。
私: はい。サクライさんという方が購入されたスマートカメラです。まず、ヤマダさんがそのカメラを入手された経緯からお伺いできますか? フリマアプリで購入された、とか。
ヤマダ: あ、いえ、あれはフリマじゃないんです。会社の同僚から譲ってもらったもので。
私: 同僚の方から。
ヤマダ: そうなんです。うちで猫を飼い始めて、仕事中とかどうしてるか気になって、ペットカメラが欲しいなって話をしてたら、ちょうど使ってないのがあるからって。
私: なるほど。その同僚の方は、なぜ使っていなかったんでしょうか。
ヤマダ: 確か……ご実家のお父さんかお母さんかの見守りに使おうと思って買ったんだけど、結局なんか、まあ、いらないって言われちゃった、みたいな。それで全然使わないまま、箱に入ってたからって。ほとんど新品同様でしたよ。
私: そうでしたか。
ヤマダ: ええ。だから、まあ、お言葉に甘えて安く譲ってもらって。……あ、そういえば、その子、ちょうどその頃、ちょっと精神的に参っちゃってたみたいで。結局、長期で休職して……。
私: (カチャリ、とカップを置く音)……そうだったんですね。
ヤマダ: はい。だからまあ、譲ってもらったはいいんですけど、なんかちょっと申し訳ないというか……。でも、カメラ自体は本当に綺麗で、すぐに使える状態でした。
私: 分かりました。では、その譲り受けたカメラを、ヤマダさんがご自宅で使い始めてからのお話をお聞かせいただけますか。
[録音中断]
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