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  • 第1話への応援コメント

    はじめまして、ぽんぽん丸甲子園の審査です。
    すごく無責任な結果をお伝えします。予選突破はご自身でご選択ください。

    ものすごい悩みました。感性がすごく良いです。でも書き方がまだ良い感性と一致してない気がします。

    他の方のレビューやコメントもざっと読んだのですが、私は逆だと思います。この物語については丁寧な描写とか分かり易さはいらないと感じます。もっとわがままに書くべきです。もっと尖り散らかした方がいいかもです。

    そう感じた点がいくつかあります。

    『ハクバ古書店というのは、私の家と学校との丁度中間にある古書店のことだ。昔からあり、客を迎える青い暖簾は雨風にさらされ、色褪せと端の解れが目立っている。古書店という肩書きだが、一階には古書、二階には大量の文具が並べられている。』

    まず伝えようとしなくてもいいのでは?

    家と学校の中間、店内の商品配置はこの物語にとって必要ないかもです。それよりも『ハクバ古書店は、客を迎える青い暖簾は雨風にさらされ、色褪せと端の解れが目立っているが、昔からそのままにしている』くらいの情報に抑えて、一部だけに向く尖った視点で刺した方がこの主人公の人間をよりあらわせるかも?と感じます。「あれこれ店舗の情報ではなく、暖簾だけを見ている人物」の方が鋭いです。そんな風にkoruzirineさんの「読者に伝えたようとする意識」が「キャラクター性や物語を超えて過度」になってしまっているところを節々に感じました。

    特にいじめについての一連は主人公が順を追って説明しながら感じたこと、意見を読者に伝えています。もっと破綻してもいいかもです。そのためにたとえばもっと体験的にすると絶対に良くなります。

    まずこの主人公は物事を説明するべきでないように思うんです。特に順を追って、整理して伝える必要ないのでは?『なぜこの学校の生徒が自殺したから、私に話を聞こうとするのだろうか?』からはじめるのはどうでしょう?「校門前でのマスコミの酷い質問」を受けて、それまで周囲の騒がしさを煩わしく感じながら、いざ自分に質問がきてはじめて回顧するような人物がよりこの主人公かなと感じています。つまり出来事に対して酷く無関心で自分に直接的な働きかけがなければ反芻しないキャラクターになります。

    いじめというテーマは重く誰にとっても他人事ではないです。また世の中に今もこの問題で苦しむ人がいます。だから丁寧に扱うべき。でも丁寧に扱うために、慎重に書く必要はないです。むしろ破断した情報の断片になっている方が「全貌を直視できない出来事」と読ませることもできます。1人の生徒である主人公からは、穿った感性の1人の個人からは、すべてが見えない、全体を把握できない成すすべのない出来事。そういった丁寧さであればこの物語のためにもっと思い切って書いてしまってよかったのかもと感じます。


    『ふと若者を見ると目が合った。目はとても穏やかだ。ただ、瞳には冷徹と冷酷の色が見えた。私は、思わずニヤニヤしてしまった。何故なら、初めてだったからだ。同類と出会ったのは。支払いを済ませ店を出た。「ちょっとは面白くなりそうじゃないか」と、暗い曇天に告げる。』

    次にここが特にもったいなく感じました。ここは前半の締めであり、結末と直接つながる部分です。「目を見ただけでわかってしまう」はロマンがあっていいのですが、私は(後半できっとこの期待が裏切られるんだろうな)と思いながら読んでしまいました。証拠がない信頼だったからです。また「穿った性格の中学生が容姿の良い女子ウケのする男性の中になんとなく自分と同じものを感じた」は勘違いであった方が痛快だからです。

    なのでたとえば実際に行動に出していれば印象をもっと固定できるかなと感じます。シンプルにいくならふと『若者を見ると~』の直前にキラキラ女子を乱暴な言葉でドン引きさせて退店させてしまえばいいのかなと思います。そうすると「目の冷たいイケメン」に「実際」が加わるので一歩踏み込んだキャラクターに出来て物語が定まるかなと感じました。


    ここまでの長々書かせていただきましたがすべては私の感覚です。koruzirineさんの書きたいものとは違うかもしれないです。ここまで書いていておかしなことを言います。私は安定させる手段を伝えています。ですがなんとなく今この物語にある不安定さが心地良い気もします。

    なので私の提示した案はkoruzirineさんにとって『あきらかな間違い』かもしれないです。もし『あきらかな間違い』だと感じた場合はその意志がまだ文章に染み込みきってないです。ここまでの長い戯言を読んでみて【私が正しい】と確信出来たならぜひもっとわがままに書いてください。成立しなくていいです。むしろ破綻させるべきです。読者の理解を置き去りにして物語を破壊するくらいの気持ちで書くべきです。そうできたら確実にあなたは正しい。たとえ理解できなくても私はもろ手を振って応援します。

    もし私の案に良さを感じていただけたのであれば、全体のバランスを意識してみてください。この主人公は何を語って何を語るべきでないのか?内的な語りではなく具体的なシーンにできる場所はないか?あったとしてどちらがより適しているか?書かないことでより良くできる部分はないか?そういった視点で物語に触れてみてください。必ずすぐにより良くなります。

    どちらにしても良い感性です。初投稿ですし、はじめて書いてこれなら十分強者です。ですがまだ届いていない感じがあるのでこちらと同じ質感の物語だと本戦で他の方と並んだ時に少し弱くなってしまう可能性があります。なのでもし本戦でこの物語を超えてぶち抜く意志があるならご参加お願いします。(意志で大丈夫です。実際にやってみて無理だったらうまいこと私がフォローします)

    というわけで予選突破の判断はkoruzirineさんにお任せします。

    ご決断に必要であれば私の感覚でよければもっとお話させていただくことも出来ます。本戦に進むか、ご決断いただけましたらこちらでも、どこでも大丈夫ですのでお知らせお願いします。

    ほんとに長々失礼しました。まずここまで読んでいただいたなら感謝です。なにより良い物語をありがとうございます!

    作者からの返信

    ぽんぽん丸様コメントありがとうございます。

    結論からいいますと、本戦へは参加しないことにしました。

    本戦では私の作品なんかよりも、もっと素晴らしい作品が集まります。そんな作品と自ら肩を並べる勇気は私にはないので、このような結論を出しました。せっかく判断を委ねていただいたのに、本当に申し訳ありません。

    もし、またこのような機会があれば、さらに良い作品を書いて参加したいと思います。その時は、よろしくお願いします。


    また、貴重なご意見ありがとうございます。今までの方とは、違うご意見だったので、とても参考になります。もっと自由に書いていいんだ、と何だか背中を押されたような気持ちになりました。これからは、今回いただいたご意見を活用しながら、執筆していきます。

    初めて書いた作品にも関わらず、感性が良いといっていただけ、本当に嬉しいです。今まであまり自信がなかったのですが、少し自信が湧きました。


    短編だったにも関わらず、こんなにも書いてくださりありがとうございます。そして、素敵な自主企画をありがとうございました。本戦を楽しみにしています。読んでくださりありがとうございました。

    (返信が遅くなってしまい、本当に申し訳ありません。)

  • 第1話への応援コメント

    こんにちは、今回は当企画へのご参加ありがとうございました。
    主催者からのオプション企画として感想を送らせていただきます。

    作品全体を通しての感想としては、主人公の目を通して見た世界に潜む、小さな不条理や鬱屈、それを当然のように受け入れている人々へのあきらめが、淡々とした筆致の中にも克明に描かれていると感じました。

    主人公にとって、過ぎ去っていく日常は『つまらないもの』でしかない。
    ひねくれているというよりは、すべてに冷めたまなざしを向けているというか……古書店で出会う青年とのやり取りに関しても、前半は同類を見つけたという感情が見て取れましたが、後半のやり取りでは感情を閉ざしている雰囲気を感じます。

    ただ、少しうるさいことを言えば、後半に至るまでの主人公の感情の遷移が見えにくいかな? とは思いました。
    後輩の自殺未遂事件を挟んで、前半と後半で主人公の感情がどう変わったのか……。この作品の肝は、主人公がとりまく世界や日常に対して感じている『つまらない』という感情だと思うので、その部分がどう変わったのか、あるいは変わらなかったのかがはっきりと描かれていると、読者に対してもっとダイレクトに伝えることが出来るかな、と。
    とはいえ、描写や文章の書き方を変えるだけでなく、全体の構成を見直す必要もある話でもあるので、これはスルーしていただいても大丈夫です。

    主人公から見た世界がいかに欺瞞に満ちているか……。
    たとえ事件が起こっても、表面だけを取り繕って世界は変わらない。
    それをつまらないと感じ続ける主人公が、古書店の青年とのやり取りです少しだけでも救いを得られたなら、この話としてはきれいにまとまっています。

    長々と書いてしまいましたが、全体的にまとまりと意欲のある作品だと思います。
    描写などのレベルは高い位置にあるので、今後はストーリーラインをはじめとする物語の骨格を理解していくとさらに良い作品を作り出せるでしょう。

    少々うるさい感想となってしまいましたが、作者様の執筆の一助になりましたら幸いです。
    重ねてになりますが、企画へのご参加、ありがとうございました!

    作者からの返信

    雨色銀水様コメントありがとうございます。短編小説だったにも関わらず、とてもためになるアドバイスを詳しく書いてくださり、嬉しいです。今回いただいた貴重なアドバイスを活用して、これから執筆していきます。読んでくださりありがとうございました。また、素敵な自主企画を企画してくださり、ありがとうございます。

  • 第1話への応援コメント

    とても丁寧な筆致で読み応えのある作品でした。
    青春は青、という固定観念がどうしても嫌いだった。「漆黒や透明でもいいんだよ」
    個人的にこの一文が好きです。

    アドバイス募集中とのことなので読んでいて思ったことを少々……

    主な舞台がハクバ古書店なので建物の外観の描写が欲しかったですね。
    新しめの建物なのか古めなのか。
    古いとしたらどんな感じなのか。
    建物全体を蔦が這っていたり、壁が剥がれかけていたり。
    少しでいいのであったらいいと思いました。

    主人公は何部だったのかも気になりましたね。
    運動部なのか文化部なのか、そこがはっきりすると主人公像も明確になっていくと思います。

    イジメの授業について。
    “これはやる意味が分からない程、典型的でとてもつまらないヤツだ。”
    ここに例えば、教師がやる気なかったり、生徒が誰も話を聞いていなかったり。
    そういった一言を添えるとイメージがよりはっきりすると思いました。

    あと、最後に若者とやりとりするシーンですが……
    若者の表情や声色の描写がほとんどないので増やしていいと思いました。
    楽しそうに話しているのか、淡々と話しているのか、物憂げに話しているのか。
    ほんの少しでいいので。

    ラストの一文に“それは、激しい雨でもよく聞こえる、透き通った美しい声であった。”
    とありますが、実際に雨が降っているのか比喩としてなのかがいまいちわからなかったのではっきり書いた方がいいと思いました。
    実際に降っているならハクバ古書店に立ち寄った時に傘をたたむ描写を入れる。
    比喩なら「激しい雨の中でもよく聞こえるような」
    などなど。

    最後に、表記の話になりますが……
    「」の中の文末に句点はいらないです。
    例えば……
    「またおいで。待っているからね。」
    これは
    「またおいで。待っているからね」
    で大丈夫です。

    長々とすみませんでした。
    でも本当によい作品だと思いました!
    これからも執筆頑張ってください!

    作者からの返信

    詩川様コメントありがとうございます。具体的なアドバイスを教えてくださり、本当に助かります。今回のアドバイスを、これからの執筆活動にも活かします。読んでくださりありがとうございました。
    (返信が遅くなり申し訳ありません。)

  • 第1話への応援コメント

    自主企画へのご参加ありがとうございます。
    僭越ですがアドバイスを、というか気になるところを。

    会話文の冒頭1スペースが統一されていません。
    下げるなら下げる、上げるなら上げるに統一されてはいかがでしょうか。
    このコメントはご自由にご削除ください。
    重ねてご参加御礼申し上げます。

    作者からの返信

    八幡ヒビキ様コメントありがとうございます。毎回ためになるコメントをくださり、とても参考になります。読んでくださり、ありがとうございました。

  • 第1話への応援コメント

    すごくいろんな本を読んでらっしゃるのかな?そのように感じました。今の作家さんなら乙一さんとか、綿矢りささんとか、昔の作家さんだったら、太宰とか、そういう匂いもちょっとします。

    面白かったです。

    作者からの返信

    しゃもこ様コメントありがとうございます。初めて投稿したのですが、面白いと言って頂き、本当に嬉しいです。読んで下さり、ありがとうございました。