この度は自主企画「文学の蟲」へご参加くださり、ありがとうございます。
地の文が、静けさのうちに喪失を感じさせる大人びた雰囲気をかもしていますね…。失恋自体が、自己の再発見と新たな恋路の再発という主題は多くの読者の共感を得られるものと思います。そのテーマ性に沿って、四季の移ろいの描写を差し込んであって、より感情輸入がしやすいのが利点であったかと思いました。
改めて素敵な作品をご応募くださり、ありがとうございます。

これで、彼女は前を向いていけるのかな。そうだといいですね(^-^)

コメント失礼します。
失恋の痛みや季節の移ろいが丁寧に重なっていて、胸がぎゅっと切なくなりながらも、最後には前を向く力を感じられる物語でした。
読後に静かな余韻が残り「私」このこれからも見てみたいと思いました。

コメント失礼いたします。
まだ夏の熱を手放せない夜の匂いと、心の残り火が見事に重なり合う物語でした。
恋が壊れていく痛みを、季節の移ろいとともに丁寧に描かれていて、胸がぎゅっと締め付けられます。

特に、金木犀の香りとともに過去を思い出す場面がとても印象的で、読みながら、あの日の帰り道に立っているような気持ちになりました。
失恋を「終わり」ではなく「出会い」に変えていく、その姿がとても眩しく、心に余韻を残します。

静かに、でも確かに前を向く主人公を、これからも応援したくなりますね。

自主企画へのご参加もまことにありがとうございます。

心が少しづつ変わっていく感じが季節と重ね合わされている感じが好きです。

好きだという心の熱い気持ちが夏、別れの悲しさが秋、熱が冷めて新しい明日へと向かっていくのが秋から冬と言った感じでしょうか。

こうして再び心が熱を持つ季節が訪れるんですね。