初彼は龍神様!?

雨空初

prologueg

「お主、何を見ているのか?」


「あぁ、これは国王陛下からの手紙ですよ」


「なんか、妃?とか何とか書いています」


「…!? …陛下のやつ、大地を妃にしようとしている…」


俺が手紙を見せると龍神様の聖様が少し不機嫌になった


「どうしたんですか?聖様」


「大地」


聖様は俺を真剣な瞳で見つめた


「俺と付き合ってくれないか?」


「あぁいいですよ」


すると聖様の顔がぱぁっと明るくなった


「で、どこに付き合ってほしいんですか?」


「聖さm… んっ…!?」


俺の唇に柔らかいものがふにっと重なる


「ん…」


「せ、聖様!? な、なにして…」


聖様は俺を意地悪な瞳で見つめた


「だって我はお主の思い人なのだろう?これからは我の色に染め上げてやる」


「っ…!?///」


俺の頬は紅色に染まった

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