第15話 鑑識官と占い師

 署に戻った海上は、自席ではなく鑑識課を目指した。

 恐る恐る鑑識課の部屋へ入ると、ウルフカットのややきつい眼をした女性が、パソコンと睨めっこしている。

 「どーもー」と入口で海上が軽く挨拶をすると、気だるげな顔で振り返り、促すように顎をしゃくった。

 部屋の中は閉じたブラインドで薄暗く、鑑識課員たちのデスクは書類やバインダーが雑然と積み上げられている。

 海上は部屋の隅に畳まれていたパイプ椅子を手に、年齢不詳のキツネ目の女性の横へと近づいた。

「今、他の連中は出払っていてね……忙しいから面倒くさい話はお断りなんだがね」

 出だしから女性は非友好的な言葉を浴びせて来るが、招かれざる客は笑顔で受け流す。

「まぁまぁ、時ちゃん。そう言わないでよ。忙しい中にも余裕はある訳だし」

 時ちゃんと呼ばれた年齢不詳のキツネ目女性が凝視していたモニターには、トランプゲームが皓々と表示されていた。

 時ちゃんこと時崎ときさき 美穂は、フンッと鼻を鳴らし、無表情に海上に顔を向ける。

「で? 用は何かね」

「実はこれなんだけどさ……」

 そう言いながら、Art Ellroyアート エルロイで接収したデータの入ったメモリーカードを渡す。

「『ひよランド』のユーザーデータなんだけどね、この中のデータから、常澤 美弥子って人物のデータを引っ張って欲しいのが一つ……」

「常澤? あれかね? 蟷螂事件の被害者の一人かい?」

 時崎は受け取ったメモリーカードを眺めながら聞いた。

「そう。それと常澤 美弥子のデータが見つかったら、彼女に関連がありそうなユーザーをあぶり出して欲しいんだ」

「……お友達データかい?」

「まぁそんなとこ」

 時崎はメモリーカードをパソコンに挿してデータを呼び出した。

 ファイルを開き、キーボードを叩いていた時崎は嘆息する。

「どう?」

「ん? どうしたもこうしたもないね……このデータには名前の情報が無いぞ……」

「は? ……あいつ……だましたのか!?」

 時崎は相変わらず無表情にデータを目で追いながら、

「いや、騙しちゃいないだろうな……そもそもこのゲームは名前を入力しないのではないか?……」

 海上も試しに登録した時に、名前を入れた記憶が無い事を思い出した。

 その間も、時崎はモニターを見ながらブツブツと呟いている。

「あれだな……おそらくここがユーザーIDに相当するフィールドだろうな。……デバイスフィンガープリントでも使っているのかな?」

「あの、すんません……日本語で頼んます……」

 時崎は微妙な流し眼をくれると、

「ああ……まぁ、気にしないでくれ。要するに自動生成のランダムIDが割り振られているってだけだ。常澤 美弥子の登録しているメアドが分かれば絞り込めるだろうね」

「メアドか……」

 時崎は渋い顔をしている海上を見つめる。

「君が知りたい被害者のスマホは、証拠物件として検査の上で保管されているんだろう? それ引っ張り出してここで電源を入れたら見て差し上げるがね」

 さっさと行けとばかりに追い払う手真似をするが、海上は動かず言いにくそうに、

「証拠物件はあるけども……電源が入らないんすよね……」

「ほう? そうなのか?」

「ワザとかどうか分からないんだけど、犯行時に凶器でぶっ壊されてて……」

 時崎は一瞬考えるような素振りを見せたが、海上に視線を戻すと、

「とりあえずそれでも良いから持ってきたまえ」

 と、冷たく言った。

 海上は「分かった」と返事すると保管室へ向かった。

 しばらくしてビニール袋を手にした海上が部屋に戻ってくる。中には赤いバンパーごと無残にひしゃげたスマホが入っている。

「これなんだけど……」

 時崎はスマホを受け取ると、無表情のまま慎重に袋からトレーの上に出した。

 ゆっくりとスマホの外観を観察すると、抽斗ひきだしからケーブルを取り出し、スマホとパソコンをつなげる。

「それは?」

 海上が尋ねると、時崎はニヤリと笑い、

「これは科捜研の知り合いに貰ったアプリでね。まぁベータ版なんで引き出せる情報は限られているが、MPUさえ生きていればメアドくらい分かるだろう……お、早速いけそうだな」

「なんかヤバそうなソフトだね……」

  時崎は手近にあった書類の束で海上の頭をひっぱたく。

「私は鑑識だよ? スカスカでずぼらな刑事が、知ったような事をいわないで欲しいな」

「はいはい……すみませんでした……」

 頭をさすりながら謝る海上を一顧だにせず、時崎はウィンドウに映し出されるデータを見つめる。

「フム……これかな」

「お!」

 海上は身を乗り出して画面を見る。

「これだよ。この行のデータが一致したよ……これが常澤 美弥子のIDだね」

「おお! 流石! 時崎先生! で、あれは? メッセージは?」

「メッセージ?」

「コメントって言うのかな、要するにガイシャのメールとかの内容!」

 時崎は一瞬驚いたように目を丸くして、すぐさま憐みの表情に変わる。

「……つくづく可哀想な男だな、君は」

「はい?」

「さっきも言ったが、これはあくまでユーザーデータであってね、君の言うメッセージ履歴とかは、また別のデータベースにあるか、そもそも保存をしてないだろうね……」

「え? え? 何で?」

「つまり、これは認証に使っているだけの、ユーザーID関連のデータなのだよ」

「マジすか……じゃメッセージは……?」

「もちろん無い」

 死を宣告する死神の如く、きっぱりと否定する。

「マジすか……」

 海上はがっくりと項垂うなだれる。

「う~ん……登録情報だけじゃ意味ないしなあ……」

 顔を伏せてブツブツと呟く海上を尻目に、時崎はモニターに表示されたデータを流し見している。

「なんか引き出せる情報ないもんですかねぇ、先生……」

「そもそも君は、これで何を確認しようとしていたんだい?」

「ん? ああ、常澤 美弥子が殺される前に、どうも何者かに付きまとわられた形跡があってね……どうやら彼女は『ひよランド』を通じてメッセージをやり取りする事が多かったみたいなんで、他の人にもその何者かについて送っているんじゃないかと思ったんだ」

「……フム」

 時崎は画面から目を離さずに小さく返事をする。

「しかしなぁ……まさか入ってたのがユーザーIDだけとはなぁ……」

 よっこらせっと立ち上がった海上は、「すんません、お邪魔しました」と言うとノロノロと出口へ向かった。

「海上君、忘れ物だ」

 時崎が壊れたスマホの入った袋を差し出す。

「ああ、どうも……」

 海上が受け取ろうとしたところで、時崎が唐突に質問をする。

「ところでこのひも……」

「紐?」

「このスマホについたストラップのことなんだがね」

 時崎は袋を掲げ、ストラップがつけられた部位を指し示す。

 そこには様々な色の紐の残骸が括りつけられてあった。

「……ああ、全部切れてるね。犯行時のどさくさでちぎれたのかな?」

「あったのかい?」

「え?」

「現場でストラップの先は見つかったのかい? と聞いているんだよ」

 海上は現場の状況と調書の内容を、頭の中で再生する。しかしストラップに関する情報に覚えが無かった。

「……なかったね。うん、なかった。でも……事件の前に既に落としていたのかも……」

 すると時崎は眉を上げ、「それはないね」と言下に否定した。

「今ここに付いている紐の残骸が五本。まとめて落とすかね? まずないだろうね。一応言えば、自分で取り外したって事も無いだろうね。そんなにきつく結ばれている訳でもなく、取り外そうと思えば容易にできる。そして一番気になるのは……この切り口だな」

 海上はスマホの入った袋を目の高さに持ってくると、ストラップ部分を見つめた。

「刃物で切られたようにスッパリだ……」

 時崎は手袋をした手でスマホをもう一度袋から取り出し、ストラップを一纏めに束ねると、「見てごらん」と言って海上に束ねた紐を見せた。

「全部同じ長さに切られているだろう? 恐らくだが、まとめて切られたんだろうな」

 海上は無言で紐をにらみつける。

「これは現場の遺留品をもう一度精査する必要があるな……」

「常澤 美弥子だけじゃないぞ。ほかの被害者の遺留品も洗って、共通するものがないか調べるべきだと思うね」

「確かに!……ただ」

 ふといぶかしげな表情になった海上に、時崎は片眉を上げて促した。

「犯人がやったとして、一体なんでストラップなんか持ち去るんだろうね?」

「それを探すのが君たち刑事の仕事じゃないのかい?」

 時崎の刺すような視線を躱すように逃げ出す海上の足取りは、それでも来た時よりも軽く、早かった。


 占い師のログハウスは相変わらず薄暗く、ランプ型電球が柔らかに辺りを照らしている。

 テーブルの前の椅子に腰かけた百合は、興味深そうに、キョロキョロと周りを眺めている。

 前回と同様、東南アジア系の青年が、二つのティーカップとティーポットをお盆に載せて持ってきた。

 彼はみゆきと眼が合うと、うっすら微笑み、軽く頭を下げて奥へと戻って行った。

「……本格的ですね」

 百合は羅紗の貼られたテーブルを撫でながら呟く。

「何がですか?」

「このログハウス。本当に丸太を組んだおうちですよ……家具も……かなり立派な木を使っているようでして……」

 言われてみゆきも、改めて家の中を見回す。確かに板を貼り合わせただけの見せかけロッジ風ではないようだ。

 奥の扉がガチャリと開いた。

 前回と同じような、黒いジャケット、黒いタートルネックに、足首まで隠れるような長いスカートにハイヒールのブーツという、夕日に引き伸ばされた影絵の様な出で立ちの五百籏頭いおきべ 奈々が入ってきた。

「いらっしゃいませ……平様からのご紹介の方でしょうか?」

 百合が、ゆっくりとお辞儀をするのを見て、みゆきも慌てて立ち上がって会釈する。

「あの、この間は、どうも……ありがとうございました……」

 おずおずと挨拶したみゆきだったが、五百籏頭いおきべ 奈々は薄灰色の瞳で百合を見詰めたままだ。

 当の百合はと言えば、見詰められて居心地が悪いのか、もじもじしている。

 奈々は、ふっとみゆきに目を移すと、

「どうぞ、おかけになって」

 と席を促した。

 百合とみゆきはテーブルに目を伏せながら小声で挨拶すると、座り心地の良いクッションの付いた椅子に沈むように座った。

 前回、知佳と訪ねた時は、普通に話しかけてくれていたが、今回の奈々は微笑を浮かべたままだ。

 三人の周りを支配する妙な沈黙に耐えられなくなったみゆきは、

「あの! ……すみません……確認したいことがありまして……」

 と、上擦うわずった声で口を開いた。

 奈々は薄灰色の大きな瞳だけをクイッと動かして見てくる。

 その声を切っ掛けに、百合は伏せていた顔を上げ、奈々の方へ向き直った。

「……その、お忙しいところ申し訳ありません……実は人を探しておりまして……」

「人探し……お役に立てるとは思えないわ。……私は占い師であって、超能力者じゃありません……誰が何処どこにいるかを言い当てるのは難しいわ」

「もちろん、そういうことを頼みに来た訳ではないです」

 百合は、声は小さいがきっぱりとした声で呟いた。

「……実はこちらの学生さんのご友人が、行方不明になっていまして……」

「それは心配ね……」

「……テレビや新聞で報道されているのでご存知かと思いますが……蟷螂事件との関与も疑われている状況です」

「そう……無事にお戻りになると良いわね」

 奈々は穏やかに答えた。

 すると急に百合はテーブルに身を乗り出した。

「今、あれだけ世の中を騒がせている事件ですが……驚かないのですね」

 百合の指摘に、奈々は肩をすくめ、

「ごめんなさい、ほとんどニュースを見ないのでよく知りませんし、あまり驚きが顔に出ないタイプなので……」

 と言った。

「本当にそれだけですか……?」

 百合は真っすぐに奈々を見つめて問う。

「……どういうことかしら?」

「先ほど貴女は『無事戻ってくるといいですね』、と仰いました」

「……」

「蟷螂事件の関係者……稀代きだいの殺人事件の関係者と言えば、被害者側か加害者側しか無いわけでして……あなたは私たちが彼女の友人、里見 知佳さんについて被害者ではないと判断されたから、帰ると言う言葉が出てきた……と、思うのです」

 奈々は百合の視線を真っすぐに跳ね返す。

「それはたまたまですわね。犯人など誰か分からない状態ですし、あなた方が知っているとも思えません。仮にお二人が犯人を知っているのだとしても、わざわざここに来る理由はありませんから……」

「本当にそうですか?、もしかすると里見 知佳さんが真犯人で、私たちが彼女の仲間かも知れませんが? ……あなたか、あなたのお仲間に、里見 知佳さんの犯行を見られたと思っていて……不安だから、たまたま知り合いだった平 恵理子さんに頼んで会わせてもらい……あなたたちの様子を見に来た……ということも考えられますが?」

「それは荒唐無稽こうとうむけいが過ぎます」

「ちょ! ちょっと待ってください!」

 それまで口を挟めずにいたみゆきは、話についていけず、思わず叫ぶように割り込んだ。

 二人から投げかけられる視線に緊張しながら、言い訳するように続けた。

「いや、その……奈々さんは知佳のことを元々知っていたってことですか? 知佳が犯人でないことも? う~ん……すみません、全く意味が……」

 狼狽うろたえるみゆきの言葉に、奈々は目を細めると、

「そもそも無茶な……あり得ない話の羅列ですよ……」

 と答えた。

「うぅ……」

 みゆきは違和感をうまく言葉にできない自分に、もどかしい思いで頭をいた。

 百合はその様子を横目に見ながら、また口を開く。

「……こちらの彼女……七条さんも困ってしまっているので、結論を言いましょうか……私はあなたが里見さんの失踪に関係していると断じなくてはいけないのです……」

 奈々に決然と言い放った。

 だが、言われた奈々は、動じることなく薄灰色の瞳で見つめ返しながら、

「蟷螂事件……恐ろしく、痛ましい事件です。ですが、私は申し訳ありませんが、本当にその事件について何も知りませんし、関係もしていません。むしろ一日も早い解決を望んで……」

「……やっぱり知っているじゃないですか」

「え? いえ、ですから私は……」

「蟷螂事件に関係しているかは分かりませんが……蟷螂事件の内容を知っているのでしょう?」

「……」

 奈々が言い返そうとしたところで、何かに気づいたようにグッと喉を詰まらせた。

「あなたは先ほど、ニュースとかご覧にならないので知らないと仰ってました……でも……それは嘘……あなたは蟷螂事件の加害者が不明なこと、恐ろしく痛ましい事件である事……全て知っているご様子な訳で……」

 百合は椅子に座り直し、居住まいを正す。

「あなたは……適当に誤魔化ごまかそうとして意味もない嘘をついた……でも、思いがけず報道に出ていない事実……里見 知佳さんが蟷螂事件の重要参考人扱いされている事に驚いて、無意識的に彼女が事件と関係ない事を主張してしまった訳です。……つまり、私たちが探している里見 知佳さんの失踪について、あなたはご存じなのでしょう?……」

 奈々は聞き終えると目を閉じ、大きく息をつくとうっすらと笑って、

「ふふ……やっぱり百合さんとやりあうと疲れるね……」

 と、今までとは、打って変わって軽い語り口になった。

「……? はい?」

 急に親しげに名前を呼ばれた百合は、ハトが豆鉄砲を食らったような顔をしている。

「その顔じゃ、まだ気づいてないよね?」

 奈々はそう言うと、クククと含み笑いをした。

 百合はその様子を不気味そうに見ながら、

「あ、あの……すみません、どこかでお会いしてました……か?」

 と、恐る恐る訊ねた。

五十嵐 いがらし七生ななお……これで思い出した?」

 奈々はみゆきの知らない名前を出した。

 だが横を見ると百合は口に手を当てて動かなくなった。

「……え? その、ナナ……ちゃん……ですか?」

 奈々は赤く塗られた大きな口を、口角を上げてニカっと笑うと、

「そう。後輩のナナちゃんよ。あ、元五十嵐いがらし 七生ななおって言うべきかな……今の名前は五百籏頭いおきべ 奈々ななよ」

「ど、どうして……? その、占い師に……?」

「ちょっと色々あって……案外似合うでしょ?」

「え、ええ……でも昔はショートカットで、確かに背は高かったですが、日焼けしてスポーツにいそしむような……」

 いたずらっぽく笑う奈々の前で、百合はしどろもどろになっていたが、急にハッとすると、

「まさか、恵理子が言っていた……驚くことって……」

「恵理子さん? あぁ、そう言うことね。 だから私にも百合さんが来ることを言わなかったのね。あの人、変にいたずら好きだからね……」

 奈々はクスッと笑う。

「その、ナナちゃんは、いつ、池袋に戻って……?」

「2年前かな。あっちこっち日本中、世界中を周ってみて……結局戻ってきちゃった」

「え、恵理子は……その、ナナちゃんが池袋に戻っていたことを、ずっと……知っていたのですか?」

「いや……割と最近。外国で覚えた私の占いが妙に評判になっちゃったんで、物珍しくて来たんだって。……席に座った途端、言われちゃった“七生ななおやん! あんた、こげなとこでなんばしよるとね!?”って」

「……恵理子、私に教えてくれなかったです……」

 軽く落ち込む百合を、慰めるように、

「それは私が、言わないでって頼んだからよ」

 それまでヒリつくようなせめぎ合いをしていたと思ったら、急に親しげに会話が始まり、みゆきの混乱はさらに加速していた。

「あの? すみません……お二人は知り合いですか? 恵理子さんも? え? 何がどうなってるの? みんなグル?」

 頭を抱え、みゆきは呻いた。

 奈々はみゆきの方に向き直り、

「グル? フフフ、違うわ。ただの知り合い。私と百合さんと恵理子さんはね、同じ寮に住んでいたのよ」

「寮? ……清和寮?」

 また清和寮関係者だ。

「ええ。私はね、帝邦大の時の百合さん、恵理子さんの2年後輩なのよ」

 奈々はにっこり笑うと、居住まいを正した。

「さてと……驚きの再会はこれまでにして……」

 テーブルの上に白く長い綺麗な指を重ねるように組むと、

「お二人の要件……行方不明の里見 知佳さんのこと、片付けるといたしましょう……」

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