クソ親父……夜中に倒れた、弟ハルキへの殺意の種蒔き

 クソ親父2025年3月7日の夜……脳卒中だか、脳梗塞だかの病気で倒れる。

 晩飯食った形跡なく「あれ? 変だな?」その程度の認識しかなかった。

 失業中で朝早くに用事があったので、クソ親父のコトは気にもせずに外出。

 夜に帰ってきたら、クソ親父が部屋で倒れていて、救急搬送されたと知らされる。

 家族の誰からも自分の方には連絡無かった。

 多少は今後のコトで動揺はしたが、細かいことは弟夫婦と妹に任せて、兄の自分は関与せず(後にこれが、愚弟ハルキから睨まれるコトに繋がってくる……喧嘩上等)


 幸いクソ親父の一命は奇跡的にとりとめた。

 重い脳障害は残り、重度の認知症になったが。


 クソ親父が晩飯も食べずに、朝方になっても起きてこないのを不思議に思った母親が暗い部屋で倒れたクソ親父の頭を踏みつけたと聞いた時は、内心笑った。

 どうやら、クソ親父は夕方の明るいうちに一人で部屋の片付けをしていて倒れたらしい


 クソ親父が病院に搬送されても長兄の自分は一度も見舞いには行かず(家族も自分がクソ親父を強く恨んでいると知っているから)


 あぁ、一日でも早く引っ越しして生活できる心の余裕金額が欲しい……そうすれば、さっさと家を出て一人暮らしするのに。


 クソハルキが、あの金額のカネを要求しなければ……今ごろは、もう少しおカネが残っていたものを……強欲な略奪者を恨む。

(物書きを敵に回して勝てると思うな、クソハルキ)


──閑話休題──


 クソ親父が倒れてから失業中で、時間の余裕があった自分は……徹底的にクソ親父の、ゲロ吐いた臭い部屋の掃除に着手、何日もかかってクソ親父の生きてきた痕跡を排除してやったぜ!

 アルバムからもクソ親父が写っている写真には剥がれないシールを貼って、家族の誰かが無理やり剥がそうとしたら、クソ親父の顔が剥がれるように細工してやった。

 クソ親父と知人が写っている一枚写真も、クソ親父の側だけ切断して捨ててやった。

 クソ親父の過去の栄光や記録は、すべて廃棄した。


 クソ親父──二つくらいの病院に入院していた時も、一度も見舞いには行かなかった。

 自分にあれだけ「家を出ていけ!」と言っていたから、クソ親父の方が家からいなくなって結果的に、嫌いな息子の顔を見ないで済むのだから……クソ親父も本望だろう。


 そして、2025年9月1日……クソ親父は特殊介護施設に入居した。


 ここから先は、クソハルキへの殺意移行を書き連ねる。

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