乙女ゲーの悪役に転生したレベリング中毒は無双する
ハンムラビ法典
第一章「レベリング中毒、異世界に爆誕する」
プロローグ
新作始めました。
しばらく毎日投稿させてもらいます。
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「よし!!ようやくレベルがカンストしたぜ!」
モニターに映る全てがカンストしたキャラを男は満足げに眺める。
「このゲームはやり込み要素があってよかったし、ストーリーも作り込まれててなかなかよかったな」
男はゲームを閉じるとベッドに向かった。
「さてと...寝るとするか....」
ところがベッドに向かっていく途中視界がぐらつき始めた。
「さすがに.....3日ぶっ続けは不味かったか?」
(あ....やばい、これは倒れる)
男が考えた通り、男の体はベッドの目の前で倒れた。
(くそ.....。もしかして死ぬのか?まだやってないゲーム残ってるのに...)
(こんな死に方...あんまりだ...)
男はしばらくどうにかして起きあがろうとしていたがそれも叶わずそのまま意識を失った。
◇ ◇ ◇ ◇
(....ここはどこだ?)
男は気づくと知らない場所にいた。
(あたたかい...。何かに包まれているようだ)
男は目を開けようとしたがどういうわけか開かない。
(どういうことだ...?...クソ、思考がまとまらない)
男は状況を把握しようとしたが頭がふわふわしていて考えることも上手くいかなかった。
男はそのまま眠りについてしまった。
◇ ◇ ◇ ◇
そこから少し時間がながれた。
男は変わらずよくわからない空間にいた。
(結局ここはどこなんだ?目が開かないから何があるのかもわからない...)
そんなことを考えている時だった。
急に男の体がどんどん引っ張られだした。
(な、なんだ!?)
男は抵抗するも勢いには抗えずそのまま引っ張られていった。
すると突然視界が明るくなり周りが見えてきた。
「おぎゃぁぁぁぁぁ!!おぎゃぁぁぁぁぁ!!」
周りにはハンサムな男とメイドのような格好をした女性、そして自分を抱いている女性がいた。
(待てよ...自分を抱いている女性?というかさっきから響いていること声は?)
男は慌てて自分の姿を見る。
男の目に映ったのは赤ちゃんのような手だった。
(もしかして....。赤ちゃんになってる!?)
「おぉ、なんと元気な子だ。我がカルート公爵の嫡男に相応しい!」
「メアリ、よくやってくれたな」
「えぇこんな元気な子です。必ず立派になるでしょう」
男が呆然としている間誰かが話している声が聞こえたが自分の状況を理解しきれていない男には聞こえていないのであった。
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前作もよろしくお願いします。
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