第57話 【新たな戦い方・1】
スキルオーブを使用した後、俺は待機部屋のアップデートに触れようと思っていた。
しかし、スキルオーブの鑑定作業を終えた俺は疲労感に襲われ、眠気と戦いながら風呂と食事を済ませて寝た。
「ギリギリベッドで寝れたけど、まずは片付けからだな……」
目が覚めた俺は、部屋に服が散乱しているのが目に入り掃除から始めた。
「ってか、昨日眠すぎてステータスも確認してなかったな」
スキルオーブを使う前も俺はステータスを確認して無くて、レベルや能力値がどうなってるのか自分でも分かってない。
だから俺は掃除を終え、朝風呂に入りつつステータスを確認した。
✤
名 前:
性 別:男
年 齢:18
レベル:104
体 力:455
魔 力:260
筋 力:460
知 力:341
敏 捷:459
器 用:339
〝才能〟
【上級剣術:8】【上級身体強化:9】【上級気配察知:6】
【上級盾術:7】【鉄壁:10】【上級森の祝福:5】
【土属性魔法:9】【威圧:10】【剛力:10】
【魔力強化:10】【上級剣の誓い:7】【疾走:10】
【第六感:8】【耐性・毒:3】【耐性・麻痺:2】
【耐性・魅了:1】【戦場の祝福:9】【光の祝福:8】
【火属性魔法:6】【魔力回復:7】【並列思考:4】
【戦士の誇り:1】【付与魔法:1】【魔法の心得:1】
〝特殊技能〟
【無限迷宮】
〝加護〟
✤
「スキルもかなり増えたな……」
攻略した階層が増える度に思う事だが、普通の覚醒者はスキルをどれだけ持っているのか気になる。
瑠衣に関しては、俺が瑠衣に良いと思ったスキルオーブを渡していたからかなりの数のスキルを持ってるとは思う。
「それにもう直ぐで【上級身体強化】がレベル10になるな……この場合、更に進化したりするのかな?」
既に一度進化しているスキルが更に進化するなんと事は、何処にも書かれてなかった気がする。
見落としていた可能性もあるけど、もしもあるなら強力なスキルになるだろうな。
「さて、ステータスは確認したから次は待機部屋についてだな……項目自体増えてるし、止まってたアップデートも出来るみたいだな」
五十層の攻略報酬として、待機部屋のアップデート追加があった。
それにより、止まっていたアップデートも出来るようになっており、俺は一先ず風呂からアップデートをする事にした。
一番変化が分かりやすく、毎日使ってる場所だからと俺はどんな風に変化するのかワクワクしながらアップデートした。
「……なんじゃこりゃ」
三段階目の風呂・トイレにアップデート費用として5000ポイントを払って、実際に見てみるとかなり変化していた。
まず最初にトイレの方だが、今まで個室が一つだけだったのが二つになっていた。
トイレに関しては特に変化は無かったが、風呂の方は凄かった。
こちらも風呂場への入口が二つとなり、一つは和風でもう一つは洋風の風呂場となっていた。
更にサウナ風呂や水風呂、効能が新たに追加された風呂があった。
「それに露天風呂まであるし……ここって外なんだよな?」
浴場はこれまで壁で囲まれていたが、窓が追加されて外に繋がる扉も設置された。
そこから外に出ると、露天風呂と整いスペースがあった。
仕切りの先に見える景色は絶景で、よく朝風呂する俺にとっては今後は露天風呂に入る機会が増えそうだなと感じた。
「洋風の方も良いっちゃいいけど、和風の方が落ち着く感じがするからこっちに入る回数が多くなりそうかも」
洋風の方も見てみたが、和風の方が何となく入っていて気持ちよさそうに感じた。
そうして俺はアップデートの途中だったが二時間程、露天風呂を満喫してしまった。
「最高に気持ちよかった。効能も凄く良かったし、最高の能力だな……」
風呂上り【インベントリ】から冷えたコーヒー牛乳を取りだし、飲みながら俺はそう口にした。
風呂に入る前は、ここ最近の疲れから肩が重く感じていた。
しかし、今回アップデートした風呂に入ると体が芯から癒されたのか、肩の重さや腰の疲労感が全て消えた。
「これでまだアップデートできそうなのが逆に怖いんだよな……」
こんな最高の体験をした俺だったが、更にアップデートが出来ると書かれていて逆に怖さも感じた。
ただアップデートするにはまた階層を攻略しないといけない為、暫くはこの状態で過ごす事になるだろう。
「さて、次は部屋の方にアップデートだな。新たな項目は一旦置いておくとして、二段階までアップデートした所を一通りアップデートしていくか」
そうして俺は魔石を換金してポイントを作り、前回二段階までアップデートしていた所を三段階目へと全て上げた。
分かりやすく変化した点として、訓練場がより広くなっていた。
後、一番の変化として【無限迷宮】のスキルの中だが電波が届くようになっていた。
「これで益々、外に出る機会が減ったな……」
割と連絡する為に外に出ていた事もあったが、電波が届くようになったのでそれも無くなってしまったのだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます