4話

英語...イングリッシュの授業が始まってはや、5分。えっ?全然経って無いじゃんって?英語嫌いでね。一生時計を見ているんだよ。その結果、時間の流れがすごく遅い。まあ、でもこれで午前中の授業は終わり。そう考えたらいい気分だ。

「アイム、ベリー ハッピー!!」

「レイト君、英語の授業が嬉しいからって、急に騒がないの!」

「ソーリー!」

「レ・イ・ト・君...!」

「ア、ホントウニ、スミマセンデシタ...」

「はい。じゃあ次は———————————」

あぁ、普段の僕ならこんなことしないのに...。作者カミサマはこんな事が面白い思てるのやろか?正直、おもろく無いで、冷たい視線が冷たいだけだよ。はぁ、こんなの、'変な行動はよくするけど、名前は覚えられとらへん脇役'みたいやな。作者カミサマがこんな風に僕をキャラ付けしたのやから仕方が無いことや。無気力に、気ままに生きてこんな風に恵まれた生活が出来るのは、作者カミサマがこういう風にえがいてくれてるから。それを忘れたらあかんな。こんな僕みたいな人間...あぁ、作者カミサマ僕の終焉はいつえがかれる予定なん。


キーンコーンカーンコーン


「はい。では終わります。ありがとうございました」

"ありがとうございました"

「レイト、急にカタコト英語言い始めてめちゃびっくりしたわ!どしたん急に」

「ハルト...なんか無性にって感じ?きっと作者カミサマが僕にそう行動するようにえがいたんやろ」

「また言ってる。でも、あんな急に言い出す勇気は尊敬ものやな。ねえ、ハルト」

「ハハ、それもそやな。まっ、とりあえず屋上行こ!レイトから話聞く予定やっただろ?屋上が1番いいよ!そやら、レイトにソラ」

「そうだね。行こっか!」

僕は、ハルトの提案に乗った。そして3人で屋上に上がった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る