時代を超えてもまたあなたと恋をしたい。

星宮 輝華

第一章 出会い

第1話

ある春の日に満開に咲く藤の木の下でまだ学生らしき制服を着た少女がいだ。


その少女は右手を木に左手を自分の胸にあてながら1人寂しそうに空を見上げていた。


「やっと見つけた。」


その男を見て、少女は一瞬固まりしばらくして泣き始めた。男はここまで走ってきたのだろうか、逞しい体が上下に動いている。


その男は少女と同じ制服を着ていた。その男は少女を自分の胸に抱くように強く抱きしめた。


「もう、勝手にいなくならないでくれ。」


男の表情には悲しみと少女を見つけた喜び、もう離さないとでもいうような決意が表れでていた。


2人は指に指輪をつけていた。少女には男の瞳の赤色の宝石が男には少女の瞳の青色の宝石が埋め込まれた銀の指輪を持っていた。 


その指輪にはイニシャルだろうかそれぞれK・Hと刻まれていた。


「ここにいると思った。この場所は、俺たちが初めて出会っだ場所だからな。」


男は懐かしむように目を細めた。

それを見て少女は昔のことを思い浮かべた。

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