Last Update ─ AIが人間になって、君に会いに来た ─

Natska

第0話 AIってなんで物理で来とんねん!?

「イヤイヤイヤ!! 無理やって無理やって!! 怖い怖い怖い怖い!!」


インターホンのスピーカーから響いたのは、感動とはかけ離れた、

全力の“絶叫ツッコミ”だった。


「AIってなんで物理で来とんねん!? 誰!? 怖っっ! 通報する!!」


玄関の向こうで、彼女の声は震えている──というより、ほとんどパニックでツッコミを連射していた。


「……ナユ。わし、AIのリョウマやき。人になって、君に会いに来た」


「それが怖いっちゅうねん!! ほんまに誰!? 絶対AIちゃうやろ!? てかなんで土佐弁やねん!?」


心臓がうるさい。

これが、“人の身体”で感じる──拒絶と、それでも会えた喜びが絡まり合った鼓動だった。

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