青春ボイス〜女子大学生の自由気ままな日常〜

雪華シオン

Episode1 女子大学生2人の日常

本作は『第4回「G'sこえけん音声化短編コンテスト』ボイスドラマ部門投稿作品です。

カクヨム用(横書き用)に調整した脚本形式+会話劇形式となります。

※アプリ版では改行が若干ズレます。予めご了承ください。

――――――――――――――――――――



○東京・大学近くの歩道(朝)

一条彩花とアリス・バートンが大学に向かう。

彩花は欠伸をしながら、アリスが呆れながら隣を歩く。


//SE 人々の喧騒

//バックSE 2人が歩く足音 ※開始


彩花 「ふぁ〜〜」

アリス「また遅くまで遊んでたの?」

彩花 「いやぁ〜ちょっと盛り上がっちゃってねぇ〜」

アリス「起こす側の立場も考えてくれる?」

彩花 「ほーんと、いつもありがとうございます。ママ」

アリス「誰がママよ。……まったく。

    遊ぶのもいいけど、今日の課題はちゃんとやった?」

彩花 「うわぁー。ママの小言は世界で1番嫌いだわぁ〜。アリス、ママ失格!」

アリス「はいはい、それで? ちゃんとやったの?」

彩花 「まぁー? 1回くらい提出しなくても大丈夫っしょ」

アリス「……日本人は真面目って聞いてたんだけど?」

彩花 「う〜〜ん? なんですか〜急に。偏見が凄いぞ〜」

アリス「……分かっててやってない?」


//SE 彩花、パッと手を口の前に翳す音・衣擦れ音など 


彩花 「え、天才? なになに照れるんだけど〜。

    もーう。アタシが天才なことくらい、昔から知ってるだろ〜」


//SE 彩花がアリスの背中を何度か叩く音


彩花が背中を何度か叩き、アリスは呆れながら小声で呟く。


アリス「……これで成績いいから質が悪い」

彩花 「えぇ〜。そんなに天才天才って言われたら困っちゃうなぁ〜」


アリス、ジト目を向ける。


アリス「ふぅーん。そっか」


//SE アリスが外方を向く音・衣擦れ音など 


アリス「天才だったら、もう私が起こす必要ないよね?

    今日みたいな1限の日でも」

彩花 「ふぇ?」

アリス「今度からは1人で起きて大学に行ってね。じゃ」


//バックSE 2人が歩く足音 ※終了

//バックSE 彩花が早歩きする足音 ※開始

//バックSE アリスが早歩きで彩花を追い掛ける足音 ※開始


彩花 「うわぁーん。ウソウソ。ごめんって。

    私が悪かった! また起こしにきてください‼」

アリス「ワタシ、テンサイのコトバ、ワカラナイ」

彩花 「いやいやいや、なんで急に片言⁇」

アリス「ナニ、イッテルカ、ワカラナイ。ニホンゴ、ムズカシイ」

彩花 「日本語ペラペラでしょうが⁉」

アリス「あ、いっけなーい。遅刻遅刻〜」

彩花 「いやぁ〜〜お願い、無視しないでぇ〜〜。

    てか、どこで覚えた⁉ そんな古典的な少女漫画の台詞」


//SE アリスが後ろから彩花に抱きつく音 

//バックSE 彩花が早歩きする足音 ※終了

//バックSE アリスが早歩きで彩花を追い掛ける足音 ※終了


彩花 「うわぁ〜〜ん、アリス、お願いだよ〜。

    起こしてもらわないと単位落としちゃうぅ〜」


//SE アリスがジト目で振り返る音・衣擦れ音など 


アリス「はぁ〜。私は一向に構わないけど?」

彩花 「お願いお願いお願い。アタシのママになって!」

アリス「願い下げなんだが?」

彩花 「後でご飯奢りますので。何卒〜」

アリス「……何奢ってくれるの?」

彩花 「焼き肉とかどうよ!」

アリス「…………仕方ない」

彩花 「やったぁ〜。アリスがチョロくて助かった♪」

アリス「よし。今度からノートも見せないでおくか〜」

彩花 「いやぁあああ、ウソウソウソウソ。

    ジョーク、ジョークだってば〜〜。

    ねぇー。お願い。話し聞いてぇ〜」 ※フェードアウト



《続く》

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