19.インフルエンザの話

 私が初めてインフルエンザにかかったのは小学四年生の頃だ。

 その日はとにかく体がだるい上に重く、ベッドから起き上がるのも困難なぐらいだった。当時はインフルエンザのワクチンが出回っていなかったので、その症状をダイレクトに受けていたのである。丁度休日だったので最初母は「起きたくないだけ」と判断していたが、次第に異常だと感じたようで病院へ連れて行かれ、そこでインフルエンザと診断されたのだ。

 今でこそインフルエンザはワクチンである程度症状を緩和できるが、逆を言えばワクチンを打たなければ悲惨な結果になる。私は大人になって新型コロナにもかかったが、それよりもノーワクチンのインフルエンザの方がキツかった。

 何が言いたいかというと、ワクチンはしっかり打った方が良いと言うことだ。

 SNSでたまにワクチン反対派の投稿を見ることがあるが、そんな意見は無視した方が良い。じゃないと地獄を見る。新型コロナもワクチンを打って無ければ冗談抜きで入院していたかもしれない。

 だからワクチンは打とう。

 酷い目に遭うぞ。

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