厄災の魔法少女

キムオタ

プロローグ

第0話  どどめ町

 ここは日本の僻地、どどめ町。


 どどめ山と、どどめ川に挟まれた三角地帯。鉄道も通ってなく、一日一便のバス路線があるばかり。人口一万に満たないこの平和な町から、世界を震撼させる魔法少女の物語が始まるの…… 


 

 ハロー、みんなぁ! あたし、民木たみきモモ。いい、ぜぇっ~たいに間違えないでね。『みんき』じゃ無いから、『たみき』だから。間違えたら作者が大変なことになるから、肝に命じてね。


 それはともかく。現役バリバリの小学二年生(JS2)なの。女子小学生っていうとハァハァするおじさん、いるけど。あれ、最低ね。タヒんでいいわ。あたしって自分でいうのも何だけど、ポチャポチャっていうかムチムチっていうかとにかく男好きする身体ね。でも、期待しないで。児童文学にそんな展開ないから。


 ヘアースタイルは、ママにやってもらうお下げ髪。時々、お団子にするけどお気に入りよ。禿の中年って髪型変えようがないから哀れね。


 顔は普通の日本人かな。でも、たま~に『ヒロコもぎたてフルーティー』とか言われるけど、何のこと? そんなの女子小学生が知ってるはずないじゃん。


 あと、あたし。パパはいないから。パパって言っても『パパ活』のパパじゃないわよ。お父さんね。あたし、ママと二人暮らしなの。でも、ちっとも寂しくなんかないわ……


 だって、あたし………… 完全無欠の『魔法少女』だから

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