第172話 雑談配信

― 配信開始


【配信タイトル】

「決勝前、ちょっとだけ雑談しようか。【STAGE LINK】」


アリア:「こんばんは。夜宵アリアです。

 今日は戦いじゃなくて、ちょっとゆるいお話を。」


【コメント欄】

リスナーA:雑談だ!

リスナーB:決勝前にリラックス配信!?

リスナーC:今日も声が癒やしすぎる……




アリア:「そういえば、いろんなところで話題になってましたね。

 『なんで3敗したの?』って。」


【コメント欄】

リスナーA:それ気になってた!!

リスナーB:精神的な揺らぎ? 戦術研究?

リスナーC:プレッシャー説あるよね


アリア:(少し笑って)

「……あの、正直に言いますね。――眠かったんです。」



【コメント欄】

リスナーA:えwwwwwwww

リスナーB:原因それ!?!?

リスナーC:天才でも眠いのかwww

リスナーD:尊い理由きた


アリア:「深夜に集中しすぎてて、気づいたら朝で……

 頭がフワッとしてるのに“行ける”と思って挑んだら、

 目が半分閉じてました。」


【コメント欄】

リスナーA:もはや人間味に惚れる

リスナーB:#眠気に敗北 がトレンド入りしそう

リスナーC:それでも3敗しかしてないのバケモノ



紗南(裏からマイクオフで):「それ、言っちゃうの!?」

アリア:「だって……嘘つくより正直なほうが面白いです。」

紗南:「いや、可愛いけど。完全に寝不足プレイだったのね。」


【コメント欄】

リスナーA:紗南さんの声入ってるww

リスナーB:鉄壁マネも呆れ顔で草

リスナーC:仲良しで好き



― 決勝への抱負


アリア:「決勝はちゃんと寝ます。

 ――そして、ちゃんと勝ちます。」


【コメント欄】

リスナーA:決勝フラグ立ったw

リスナーB:#アリア睡眠宣言

リスナーC:今度は“夢の中でも強い”


アリア:「……今日も、聴いてくれてありがとう。

 次は、ステージの上で会いましょう。」


【ステータスボード】

集中力:Lv15(安定)

感情制御:Lv10(維持)

体力:Lv6 → Lv8(回復)

発信影響力:Lv14 → Lv15(上昇)


――“眠気に負けた天才”は、明日、伝説になる準備をしている。


__________________________

【あとがき】

今日は2話のみ投稿になります。このあとゲームに没頭する予定

ですので!またあしたー

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る