第5話 お風呂の時間です

「さて、お風呂の時間です。まずは、服を脱いでください。もちろん恋ちゃんの監視のもと、入浴してもらうよ」


(主人公、さらに困惑。恋ちゃん楽しくなり過ぎで、テンションおかしい)


「……全部脱いでください。別に隠すような関係じゃないよね、恋ちゃんとあなたとは。さっき一から十まで確認したんだから……恥ずかしがらないで」


(恋ちゃん、入浴準備。脱衣、タオル準備など)


「……何で恋ちゃんもお風呂の準備しているのかって? そりゃあ、一緒に入るからだよ。当然、あなたには、自由がないんだから、髪の毛洗って、体洗ってあげるからね」


「恥ずかしくないのかって?」


(恋ちゃん、接近)


(耳元で)「あなたなら、いいよ」


(主人公観念して準備する)


☆☆☆


(浴室。これが反響する。水滴が落ちる)


「はーい、お体洗っていきます」


(擦る音)


「動かない、動かない。痒いところありませんか~。背中が広いね~、男の人なんだね。ボディソープ足すね。今日はここに来て緊張でいろんな汗をかいただろうからしっかり洗うよ~」


「お腹を洗いま~す……どうしたの? なんか体が固まっちゃってるけど、体調悪いの?」


「……密着しすぎで、困るって? 恋ちゃんとあなたの仲なんだから」


(恋ちゃんわざと抱き着く。主人公困る)


(耳元で)「……恋ちゃんのお肌、どうですか?」


「……何も考えられなくなる? ……泡、流すね……」


(シャワーで泡を流す)


「ヒゲを剃るからカミソリが欲しい? ダメダメ。あなたは拘禁中なんだから、刃物は、めっ。剃ってあげる。前向いて」


(両者が面と向かう)


「……見つめられると恥ずかしいね。特別に恋ちゃんの目から離すことを認めます。恋ちゃんの目以外を見てて」


(それはそれで目のやり場に困る主人公)


「……どこ見てんの。目以外を見てって言ったけど、そんなところ見て、反省が足りないのかな?」


(体をつねられる主人公。言い訳をする)


「恋ちゃんの可愛くて、お美しいお姿に見とれてしまいましたって、仕方がないね~」


「……はい、終わったよ。顔の泡を流して湯船に入って」


☆☆☆


「100数えるまでじっとしてくださいね。何で抱え込まれているかって、だって大好きでしょ?」


(耳元で)「恋ちゃんのこと」


「……静かに頷かないでよ。恥ずかしくなる」


「元気ないけどどうしたの?……何か辛いことがあるなら言ってよ。この生活が辛いって? いや違うの?……じゃあ……」


(耳元で)「恋ちゃんであたまがいっぱいで、崩壊しそう? 壊れていいよ」


「もうとっくに壊れてる? ……顔真っ赤、もう100経ったね。ごめん、ごめん。さ、出て体拭いて着替えよう」


「もちろん、恋ちゃんが体を拭いてあげる。あなたに自由はないよん」


(楽しい恋ちゃん、疲労がたまる主人公)

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