第13話 入学試験開始

四人が王都アカデミー指定の試験会場に到着した時。


現場はとうに人だかりができており、何千何万という入学試験の受験生が集まっていた。様々な種類のひよこがここで見られ、あるものは色鮮やかな羽を持ち、あるものは牛のように頑健な体つきをしており、彼らの頭上の共生植物は更に奇妙奇天烈だった。


ある受験生の頭には一株の「ハエトリグサ」が生えており、その二枚の巨大な捕虫葉が開閉する様子は、非常に攻撃的に見えた。またある者は、満開の「ヒマワリ」を頭に乗せており、その花盤は光源に合わせてゆっくりと回転していた。さらには、頭に小さな「ヤシの木」を乗せた受験生までおり、その上にはミニチュアのヤシの実が二つもなっていて、果たしてそれが食べられるのか、非常に好奇心をそそられた。


クスマは無意識に自分のチームを観察した。彼とふゆこの共生植物は、最もありふれた、頭頂部から直接生える標準的なスタイルで、一方は小さなもやし、もう一方は可愛らしいヤナギマツタケだった。


しかし、他の二人は一際目立っていた。みぞれのルリトウワタは、まるで精巧な青い髪飾りのように、優雅に額の斜め横に留められており、彼女の優しく物静かな気質を完璧に引き立てていた。一方、クレイの銀剣草(シルバーソード)は、一本の形で、少し間抜けな銀色のアホ毛のように、頭頂部からぴょんと跳ねており、彼の動きに合わせてわずかに揺れていた。


その時、高台に立つ一人の試験官が、会場全体の騒音をかき消すほどの朗々とした声で、今回の試験のルールを高らかに宣言した。


「受験生の諸君、王立アカデミーへようこそ!今回の入学試験は、『サバイバル戦』だ!」


試験官は一呼吸置き、鋭い眼差しで会場全体を見渡した。


「君たちが合格するには二つの方法がある。一つ、これから向かう秘境で、半日間、無事に生き延びること。二つ、昆虫族を一体、成功裏に討伐すること。いずれかの条件を達成すれば、合格と見なす。秘境で敗北または死亡した場合、安全にここへ転送されるが、同時に失格となる。なお、この秘境は我々ひよこ一族と昆虫族、双方の練兵場であり、どちらも本当に死ぬことはない。諸君の幸運を祈る!」


─ (•ө•) ─


試験官の一声と共に、試験会場の中央に位置する、まるで創世の時から存在していたかのような古巨大木が、重々しい轟音を立てた。


全ての受験生の驚きの視線の中、巨大な幹がゆっくりと、音もなく両側へ裂けていき、無数の蔓と発光する花蕾が絡み合ってできた、底知れぬ秘境の入口が、衆人の面前に現れた。その入口の中は、星雲のように回転する、色とりどりの魔力の渦であり、古えの神秘的な雰囲気を漂わせていた。


「君たちの相手は、我々ひよこ一族最大の敵——昆虫族だ!」試験官の声が再び響き渡った。「今より、順次秘境へ入れ!」


受験生たちは一人、また一人と、その奇怪な入口へと歩み始めた。クスマたち四人は互いに視線を交わし、言葉はなかったが、それぞれの目に「気をつけて」というメッセージが伝わっていた。その後、彼らもそれぞれ人波に乗り、各自の試練へと足を踏み入れた。


─ (•ө•) ─


一瞬の目眩の後、クスマは自分が薄暗く湿った鍾乳洞に転送されたことに気づいた。


冷たい水滴が広大な洞窟に反響し、彼の骨身に染みるような孤独感を感じさせた。この圧倒的なプレッシャーに満ちた環境の中、クスマと彼の頭の上の小さなもやしは、ひときわ小さく、滑稽に見えた。


クスマが完全に順応する前に、前方の地面が突如として迸裂し、一匹の小型猟犬ほどの大きさの兵隊アリが、地を迸るように現れた!その外殻は魔力の影響で黒鉄のような色合いを帯びており、その顎は想像していたほど巨大ではなかったが、開閉する間に「カチャ」という、頭皮が痺れるような鋭い音を立て、彼を固くロックオンした。


土臭さと獣臭が混じった獰猛な気配が、その出現と共に真正面から押し寄せ、クスマの呼吸を一瞬詰まらせた。


誰にも頼ることのできない絶境の下、クスマの心臓は激しく高鳴り、この試験における、そして彼の人生における、本当の意味で最初の実戦を迎えた。

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