シェーグレン症候群（疑い）〜心と体の記録

第8話 検査結果

　本日検査結果を聞いてきた。診察の枠を急遽あけてくれたであろう担当医には感謝である。

　結論から言うと、良性の血管腫というものだった。胆のうのポリープも小さいままで、切除などはいらないという。最悪のパターンを想像していたので、体から力が抜けてしまった。良かった。

　会計待ちのソファで、子どもたちや親、友達や彼氏に結果を報告した。心配をかけてしまった。これからは結果が出てから話すようにしようと思った。

　その他、子宮腺筋症や卵巣嚢胞が見つかった。また、軽度の脂肪肝であることも分かった。これで生物学的製剤の注射をする前の検査は終わり、来週水曜に初めて注射をする事になった。

　ビンゼレックスで治療を開始すると、免疫が落ちるらしい。説明では、感染症にかかりやすかったり、口腔カンジダ症や上気道感染、鼻咽頭炎などにもかかりやすくなるらしい。

　手洗いうがいを家族とともに徹底するつもりではあるが、ある程度覚悟はしてた方がよいかもしれないな。

　今回、死について考えてみて、なによりも犬を飼ってみたかったという思いが強かった。私の治療費もかかるし、現実的に考えて、犬の為にも、諦めた方がよいことは分かる。でも飼ってみたかったな。犬や猫を再び飼うことを楽しみに、子育てしてきたのだ。諦めるのは辛いものがある。

　来週は病院と、シェーグレンの方の検査の為に口腔外科に電話予約することと、精神科に予約を取ること、できれば月曜に市役所に行って、高額医療費制度の相談に行こうかなと思う。

　また今回は結果が良性だったが、いつまたこんな事があるかわからない。生かされている命、精神を大切に、できるだけ身辺はシンプルに、後悔のないように生活をして行きたい。

　迷っていた動物のお医者さんのセットも大人買いしようと思う。楽しめることは、楽しめるうちにやっておこう。

　それでは皆様、今日も1日、お疲れ様でした。