断章「永遠の庭園」


この世界には、決して見てはならぬものがある。

それは検閲された記憶──神々ですら覆い隠した、禁忌の真実。

声は天より降り注ぎ、神の残響は魂を震わせる。

その時、人は己を超えた存在を知り、命を代償に聖域へと踏み入る。

やがて彼は昇華し、天の座へ至った。

その眼差しは下界を見下ろし、歩んだ道の果てを映し出す。

──輝きを望むのなら、立ち上がり星々に挑め。

二度目の命を与えられた者よ。

雨の香を纏う運命。

崩壊の震源。

永遠ツイステッド庭園ガーデン

力に満ちた楽園は、狂気の花を咲かせる。

花々は散り、肖像は砕け、二度と同じには戻らない。

すべてはひれ伏す。

ここは始まりであり、終わりでもある。

神々は誘う──創造の鎖に縛られし者よ。

咲き誇る楽園に、我らの呪われし宿命を見るだろう。

謎を語り、言葉を弄ぶ声に惑わされ、

物質を超えて、精神は高みに至る。

新たな始まりを築いたとしても、忘れるな。

おまえは最初の者ではない。

花々に祈る者たちの祈念が、その証となるのだから。

──そして残された使命はただ一つ。

始めたことを、終わらせよ。

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