久しぶりの配信

「久しぶりだな。知らない間に登録者が100万を超えたが、いつもと変わらない配信そしていくからな。今日はSランクダンジョンだ。ここは珍しく深層もあるダンジョンだからな。深層1階層から攻略していく。踏破まで一気にいくぞ。」


そう。Dトラベラーズとのコラボ配信で海外へも届いたらしく、一気に登録者が増えた。


《コメント》

:おひさ!

:うおぉぉぉぉ!!!!

:深層くそ楽しみ!

:酔いに気をつけます


「1階層5分で100分の予定だ。行くぞ。」


:いくぞー!!!

:しれっとボス5分想定w

:またボスRTA笑


俺は自分の足にブーストをかけ、走り出した。


:はえー

:カメラに残像しか映らんw

:何も分からない

:これが95分…?

:ダンジョンの1フロアが広い弊害が…

:もう一旦落ちるわ


「そうだな、これが続くからな。95分後にまた見に来い。残りたいやつは残ってろ。」


ーーー

「着いたな。戻ってくるやつを少しだけ待ってやる。」


:なんと丁度95分

:タイムキープやばすぎw

:戻ってきたよー


「よし、ボス行くぞ。」


1万人ほど視聴者が戻ってきたから、戦い再開しよーっと。


ギギギ


:SS倒したやつは危機感無いな

:安心感あるわ

:水魔法禁止縛りやって欲しい!


「水魔法禁止な…いいぞ。何にして欲しい?」


:この敵水属性だから、火がいい!

:派手だし火!

:ネタ枠で光魔法

:闇魔法は?


「お前らひとつにしろ。火か光か闇どれがいいんだ?」


:火

:火

:光

:火

:闇


「火が多そうだな。それでいくか。」


ちなみに、ずっと敵は攻撃してきているが、もちろん防いでいる。


「使える火魔法で1番美しく派手なものか…あぁ、いいのがあった。」


「ファイヤーガーデン」


:すげぇ花火!

:たまやー

:フラワーじゃないんだw


「フラワーだと1発しか出ないからな。こっちの方が派手だろ?」


:マジで綺麗

:ボスお亡くなり?

:花火うるさすぎてボスの声しなかった

:美しすぎるかも


「倒せたみたいだな。まぁ、俺がミスするわけないが。ほら、早く行くぞ。」


:踏破報酬の確認や!

:Sランクのお宝…

:何が出るかなー

:早く行くぞかっこよ


ボス部屋の奥にある小さな部屋に入ると、中央には宝箱があった。


開いてみると、中には鍵と地図が入っていた。


「鍵か…」


:なんの鍵だろ?

:地図見せてー


「ほら、これだ。」


:なんも分からん

:他の人にも聞いてみない?



この形…見覚えがあるね。おそらくこれはあのダンジョンの…

やばっ、人間に見せちゃったよ。

これがどこをあらわすがバレたら、この鍵の使い方もバレるなぁ。

いや、あのダンジョンの場所的に多分人間は気づけないな。じゃあいっか!


「さぁ、なんだろうな。まぁいい。配信は終わりだ。じゃあな。」


:おつ

:ちょっと聞いてみる!

:調べてみます

:お疲れ様ー

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る