青春に生きている俺達は告白ができない。
ObaReN.
プロローグ
コンコン
部室のドアがノックされる音が聞こえた。
「はい、どうぞ。」
俺はそう言ってノックの主を部室へ招き入れる。
「失礼します。」
そう言って部室へ入ってきたのは、ある女子生徒だった。
ここは夕浜高校・生徒相談部。
俺はこの高校の2年生の清水 優太。
生徒相談部の副部長である。
この生徒相談部には日々多くの相談が持ち込まれる。進路、人間関係、愚痴、そして…恋愛。
俺達、生徒相談部はこのような色々な種類の相談を解決に導く手伝いをしている。
これだけ聞くと、『全然部員がいなさそう。』『そんなに相談がこなくて暇そう。』とか思うかもしれないが、意外とそんなことはない。
この部活で活動をしていると先生からの内申点や生徒からの覚えがよくなる。
そんなこともあり、生徒会長などを目指す人はおおよそこの部活に所属してきた。
なんなら、今の生徒会長も、前生徒会長も、前々生徒会長もこの部活に所属していた先輩だ。
相談数についても、今まで相談してきた悩みがほとんど解決されてきたということもあり、日々相談が絶えずに持ち込まれる。
「さて、あなたの悩みはなんですか?」
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