リリィの三部作から
菜の花のおしたし
第1話 明けない夜のリリィ
衝撃を喰らった
僕は意識を失ったようだ
気がついたら、世界はなくなってた
僕が眠ってる間に地球は壊れてた
季節もない、朝は来ない
僕は真っ暗闇の瓦礫の中で
たったひとりで立っていた
孤独ってこんなもんなんだね
状況を受け止められない僕は
他人事のように呟いた
そんな時さ
歌声が聞こえた
とても澄んでてキレイだったんだ
何処から聞こえるの
するとさ、一羽の黄色の小鳥が僕の肩に止まったんだ
ああ、この鳥の声だったんだ
君もひとりかい
小鳥の声を聴くと
うっすらと月灯りが見えるんだ
その灯りをいつまでも見つめていたくて
小鳥を檻に閉じ込めたんだ
ねぇ、ずっと一緒にいてよね
約束だよ
それなのに、それなのに
小鳥は去ろうとしてる
「間違ってるのはあなたの方、地球は壊れてなんか無いのに、、。」
そう僕に告げ飛び去っていった
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