第3話 僕は女神様の気まぐれで異世界召喚をされたらしい?(2)

「……ん? ああ……。久し振り、健太……。元気にしていた……」、「チュ!」と。


 緑色の肌色した麗しい女神さまは僕の問いかけに対して異世界冒険譚のテンプレ通りに優しく微笑み……。


 でも勇者他所さまと違うのは僕に優しくキスまだしてくれたのは違うところと。何故女神さまがこんなにも妖艶で麗し過ぎるのが僕には理解ができた。


 だって緑色の肌色した女神さまは僕の問いかけ『あなたは近所の藍華姉ちゃんですか?』に対して『うん』と頷いたから。


 僕はなるほど! と手を叩き。だから女神さまはこんなにも妖艶で麗しのか!と思う。


 だって藍華姉ちゃんは幼少期から街でも有名な美少女で、高校内や大学内のミスコンにも優勝し、街のイベントガールにも選ばれ、ミスユニバースにも応募するのではないか? と近所で噂が絶えない中……。急に藍華姉ちゃんの姿を僕は見なくなった。


 だから藍華姉ちゃんはどうしたのだろうか? と思っていたら。


 今度は女神さまとして僕の目の前に現れたから。


 僕はありきたりな質問を藍華姉ちゃんへと告げ、尋ねてみることにした。


「……藍華姉ちゃんは日本人のはずなのに、何で女神さまで、耳もエルフのように大きくて肌の色も緑色なの?」


 僕は裸体で、寝台の上に横たわったまま……。藍華姉ちゃんも裸体のまま僕に覆いかぶさり、抱きつき、甘えてきている状態だが尋ねてみた。


「……ん? アニメヲタクの健太がわらわにそんなことを尋ねなくても。今のわらわの容姿を健太見れば普通に理解ができるだろう……」


 僕に抱きつき甘えながらだけれど、自分で理解しろと素気なく告げてきたは、以前の彼女とは違い、自分のことを女王さまのようにと言ってみたり。や今流行りののような怖い物言いで言葉を返してきたから怖いなぁ……。


「あっ、ははは。そうだね……。自分で理解をするよ。藍華姉ちゃん……」


 僕は笑い誤魔化しながら藍華姉ちゃんへと自分で考えますと言葉を返せば。


「──じゃ、日本での藍華姉ちゃんの姿が仮の姿で、今のこの姿……。何て種族になるのかな、愛華姉ちゃんは?」と尋ねると。


「オークと呼ばれる種族だ」と。


 藍華姉ちゃんは教えてくれたから。


「そうか」と僕は答えて。


「藍華姉ちゃんのおじさんやおばさん、彩も日本の姿が仮の姿でオークと呼ばれる種族なの?」と、僕が尋ねると。


「そうだ」と藍華姉ちゃんは僕に優艶に甘えるのが忙しいのか? また素気なく言葉を返してきたから。





(お願い)


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