近所の姉ちゃんが女神様だったみたいで、婿養子で召喚された僕は女神様に3つの斧のような異世界選択を迫られ。その後は召喚獣を駆使して個々奮闘するのでした!

かず斉入道

第1章 僕の異世界冒険譚はウムも言えない強制的な婿入りでした

第1話 プロローグは熱いキスで!

 うぅ、ううう、眩しい……。


 初夏……。梅雨明けと言うこともあったためだろうか?


 僕は塾から自宅への自転車での帰還の最中に急な通り雨……。


 それでも傘を持たない、用意をしていなかった僕は、雨宿りもすることもなく、とにかく、制服が雨でビシャビシャになろうとも、自転車のペダルを強く踏み、回しながら慌てて帰宅の途についてしまう。


 だから僕は急に自分の頭上がピカッ! と光ったと思えば。


 そのまま落雷に撃たれあの世……。冥府へと誘われたはずなのだが僕は窓からだろうか? 部屋の日差しの眩しさで、まだ朦朧としてはいるけれど意識の方も徐々に回復してくると。


 あれ?


「うごっ、うごっ、うぐっ。うぐぐ……。く、苦しい……」


 そう僕はまだ朦朧としている意識の中で、自分の口から呻りと悲痛な声を漏らしてしまう。


 すると今度は僕の耳に、声が聞こえてきた。


「うっ、うん。うぅ。あぁ~」、「ペチャ、ペチャ」と。


 まあ、なんともいやらしく、魅惑的な声と舌の音とが交じって僕の耳へと聞こえてくるから。


 僕は一体何だ? 何事だ? 僕の身に一体何が起こったのだ? と思う。


 しかし僕の身体は落雷に打たれたためか? まだ身体中が痺れ、意識も多分朦朧としている……。まあ、しているはずなのに……。


 何故か女性の魅惑的な声が僕の耳へと聞こえるのと。口の中で何か柔らかい物がニョロニョロと動き、暴れ、僕の舌へと絡んでくるのがわかる……。


 まあ、僕自身がわかればさ、後はお約束……。テンプレ通りに……。


 僕の意識の方も徐々に回復……。まあ、したらさ、僕の二つの瞳に、女性のアップ顔がぼんやりとだが映る……。


 そして僕は相変わらず朦朧とした意識の中……。ぼんやりと僕の瞳に映る女性を見て何故か近所の、幼馴染の娘のお姉ちゃんの名前……。


「愛華姉ちゃんが何故ここに……?」と呟いたらしい。




 ◇◇◇



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