第41話 ホラー
私はなんか殺人鬼とかお化けが出て来て殺そうとして来てギャーッ!!!みたいなあからさまなホラーは嫌いなので読まないのですが、
実はホラーよりも怖いのが「奇妙」という感覚だと思っています。
お化けや殺人鬼が訪ねて来る恐ろしさより……
ある日、自分の家に帰って、扉を開くと、部屋の家具の位置が微妙に変わっている……。
そういう 意味分からんのが一番不気味で苦手な話で……大好きです!🥰(こわいー✨)
有名な山小屋の話知ってますか?
遭難した登山チームが山小屋に辿り着いたけど、5人のうち一人が亡くなってしまうのです。
でも朝までとにかく体を温め、起きていなくてはならない。そのため残された4人は亡くなった一人を部屋の中央に横たえ、4人が小さな小屋の四隅に座り、一定の時間間隔で隅に向かって走り、友人の肩を叩き、寝ないように起こしてあげる。
そうすると叩かれた人は次の角に向かって走り、同じことをして、とにかく4人で小屋の角を回り続けて、体を温め寝るのを防いで朝まで生き残ろうとした、というそういうことなんですが、
4人はこれを続け、ようやく夜が明け、全員が生きて乗り越えたので喜び合います。
大切に包んでいた亡くなった方も連れ、全員無事救助されたのですが、
ふと誰かがある時気づくのです
「……あのゲームって、5人じゃないと出来ないんじゃないか?」
と。
私この話を聞かせていただいた時ぬあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!!!!!!!!!💦💦って最後叫びました🥰
あの小屋の四隅を頭に思い浮かべて4角形を頭に思い浮かべ、
一人ずつポジションを動いていく……そして最後の4人が移動した場所に、
本当だ 4人だと、この人が移動した時に肩叩く人いない……って理解した時のわあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!💦💦って叫びました(2回目)
いやよく考えるとこの話要するにいい話なんですけどね。
5人目が助けてくれたということなので
ただ俺は一体あの時誰の肩を叩いていたんだ……俺の肩を叩いてくれたあの手は一体誰の手であったんだ……と思ったらえええええあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!💦💦💦ってなりますが
良き美談なんだけど想像すると大変怖いという😇
でもなんかお化けが襲い掛かって来るとかいう怖さよりこういう「え……」みたいなホラーが本当にゾクゾクが尾を引いて個人的に怖いと思うのです
そしてすんごく怖くて好きなのです。
人が殺されることとか、襲われることとかに「怖さ」を頼ってないところがいい。
血とか、死とかじゃない。
「奇妙さ」で勝負するホラー。
いいですね!
まあいいですね! って言っても怖がりなので自分では書きませんけども
ただああいうの得意分野な方ってやっぱりいますからね!✨
ああいうのはああいうの書くのが得意な先生方の話を読ませていただいて楽しませていただこう! と思っています。
やっぱ小説も得意分野とか専門家みたいな人いるんですわ ジャンルに特化した人って。
そういう専門家はもうああいうエピソードドンドン生み出して来るんだと思う。
小説は自分の得意分野を見つけるのも強力な小説家としての武器を持つことの一つだと思いますね。
やっぱそのジャンルが好きな人が書いた得意分野の作品はスゴイ✨
面白かった!
おお!! あれだな! あれが短編得意な人の実力だなさては!!
確かに長編得意な奴が持つ重戦車みたいな破壊力じゃないねん
短編得意な奴が放って来る攻撃は 一撃必殺の秘剣みたいな鮮やかさがあるな!✨
すごくそれも素敵だと思う!
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