第8話 過去

実はアポクリファで書きたいと思ってるシーンがあって、

要するに、シザが事件を起こす日のエピソードです。


公演でラ・カンパネラを弾いてるシーンでイメージしまくった時に、どんなものだったか、頭の中でイメージは完全に固まって、あとはそれを本当に文章化するだけの状態になってるので、思いっきり容赦なく、そのシーンまで、書いてみたい。


だけど殺人事件だからなあ。カクヨムはレーティングが一応あるけど、さすがに書籍化とかと強く結びついてるだけあって、正直かなりレーティングの縛りは強めがいいのかなと私は思ってるんで、性描写とかもサラッとなるべく書くように心がけてます。

戦闘描写とか暴力描写も勿論そうなんですが、

私の中の事件当夜の犯行は完全にカクヨムレーティング越えてるというか、むしろそういうの一切関係なく思い切りとにかく頭の中にある光景を忠実に書いてみたい!!って思ってるんだけど……表で出せないとしたらあれかな?

こういうのをサポーター限定公開にすればいいのかな?

そうすれば垂れ流しになることはないから……。


ギリギリ行けるとは思うんですが、でもどうだろうなあ。


書いてみないことには何とも言えませんね。


だけど本当に頭には鮮明に思い描けてるので、こういうのは形にしないと落ち着けない……。


特に自分で気に入ってるのが、シザが先にユラを空港に送って、出国させてるシーン。その時のシザって完全に優しい兄貴の顔してると思うんですが、その時一緒に出国しても良かったのに、


「まだやることがある」


って自宅に戻ってるとこが自分で考えててなんですがとても好きな展開です。


自宅に帰る時タクシーやぞ……。

よく知ってる道を通って、自宅までどのくらいでつくのか、当然分かってる。

近づいて来る、

家が見える、

家に入る、

養父の寝てる寝室が見えて来る、

扉を開ける、


その先に待ち受ける出来事はもう決まっていて、


その殺害、というただ一つの目的の為に、悪人じゃない人が、殺人など本当に望んでない人が、一歩ずつ近づいていくときの精神描写とか、

そういう細かい部分は書いてる時にしか出て来ないものだからまだ分かんないけど、


その一歩ずつ近づいていく感じが、

すごくいいな!と思うんですよ。


ラ・カンパネラは最初本当に静かに始まる曲調で、徐々に技巧を駆使して激しい曲調になるんですけれど、盛り上げていった終盤のある所に、転調が突然挟まって来る。転調っていうか私からするとギア上げて来るって表現に近いんですが。

それが小説でいうと、この目的に一歩ずつ近づいていく感じにすごくマッチしていて、終盤の転調はまさに「目的を成し遂げた」部分にピタリとはまるんですよね


ユラが弾いてて「あの時のシザの気持ちが分かった」というのはそういう部分で。




養父とシザは多分そんな言葉は交わしてないと思う

養父はなんやかんや言ったかもしれないが、シザの方はすでに小説内に出ている


「殺すと言ったはずだ」


って一言だけでもいいな、と。

あと凄まじい憎悪だっただろうけど、いたぶってからとか罵ってからとかが一切存在しないといい。


本当に一撃で全てを終わらせて、


汚れた手を洗い、

両親の指輪だけ持ち出して、もう一回空港に向かう。

その時のシザの表情とかは成し遂げた部分を書かないとあんまりイメージが湧かない。

ただ、空港について無事に飛行機が飛び立った時の表情はイメージは湧きます。


嬉しいとか、感極まるとか、大きな感情はないんじゃないかな。

彼は悪人が殺人をしたとは訳が違うので、多分そういう時は心を閉ざすことでしか心を守れないはずだから、表情とか感情は乏しくなるんじゃないかなと。

彼一人なら乏しい表情で終わりですが、


「ユラが【グレーター・アルテミス】待ってる」

「彼の所に行かなければならない」と思えたことが、

突然信じられないような罪を負うことになった青年にとって、

立ち尽くさないで、行き先に迷わずに済んだ、最大の理由なのかなって思う


だから飛行機が飛んで、遠ざかる母国を見送った時の心には、静かな安堵しかなかったかなとか


ホテルで兄弟が再会する所まで書いて終わりたいんだけど、

そのあたりはまだ事を書いてないからイメージが難しい。

でもユラの顔を見た時はシザも安堵なのかなぁ。

ユラも再会できた時は安堵だろうし。


ユラの顔を見た時シザが泣くのか泣かないのかはまだイメージ湧かない。


そこはイメージまだ湧かないけど、

シザ数日規模の深い眠り落ちそうなイメージだけは湧きますな

色んな意味で疲れ果てて数日お兄ちゃん起きなそうです

多分ユラは最初混乱とか不安とかあったけど、全く起きないお兄ちゃんを見た時に、弟として「お兄ちゃんを支えてあげなきゃ」っていうのが発動したんではないかと。


ユラはシザが眠っている間に精神を立て直して来た感じです


だからシザが次に目を覚ました時、弟が平静さを取り戻していてくれたことにとても安堵したのかなとか。


そんなですね……。


とにかくあの事件当夜のエピソードはいつか必ず書きたいって思ってる……。

とにかく思い切り何にもブレーキとか考えず一旦書いてみたいので、書いてみて表に置くにはあかん内容だな……と判断したら近況ノートのサポーター限定にあげます。

これ何文字書けるのかよく分からないんだけど、かなり長文も書けるみたいだし……。

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