私は蒼ちゃんを愛していると言えない。
夢乙女
私は蒼ちゃんを愛していると言えない。
私は愛しているといえない。どんなに愛している人でも、…いや、本当は愛している人なんていないのかもしれない。
私は過去の虐待経験から、愛がわからない、というより怖い、いわゆる「愛着障害」になってしまった。
でも、
「蒼ちゃん!好きー!」
「あっそ」
私は人を愛せない自分が嫌いだったから、…こんな自分に死にたくなったから、
今日も私は分からないのに空っぽの「好き」を伝える。
「蒼ちゃん、だぁいすき!」
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