第11話 判明
ショックと怒りに満ちた修斗だったが、怒りに任せて写真を美月に叩きつけることはしなかった。男の正体を知る必要がある。
「ただいまあ。」
「ご飯できてるよ。お風呂入ってきて。」
笑顔で迎える美月。本当に男と会っているのか・・・。
夕食後、美月が風呂に入っている間に、美月がいつも持ち歩いているバッグを探る。さすがに夫婦でも気が引けるが、やるしかない。財布、化粧ポーチ・・・・男につながるものはない。
ん?バッグのポケットに小さな紙がある。名刺だ。
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都立武蔵野高校 美術科
教諭
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こいつか?いや、まだ分からない。仕事上の名刺かもしれない。スマホだ。テーブルの上のスマホを手に取る。これを見てしまったら、夫婦としての関係が終わってしまうかもしれない。いや、夫婦ならば、はっきりさせる必要がある。
パスコード 美月の誕生日 変わっていない。
LIMEを開く。 あった。
「来栖さん」 トークを見る。
『名古屋にご一緒します。』
こいつだ。高校の教師・・・・。こいつが美月と・・・・・。
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